レンキン

外国の写真と
それとは関係ないぼそぼそ

訳はなんだ

2006年07月28日 | ぼそぼそ
 家から一時間くらいのところに動植物園があって
時々行く。入場料が安く人がまばらで珍しい植物がいっぱい。
とても楽しいところだ。
しかし行くたびに「どうなんだろう」と思うポイントがあるので
今日はそれをご紹介。

「夜行性動物」のコーナーだ。
明るい屋外から入ると
建物の中は目眩がするほど真っ暗に見える。
オレンジ色の電気がぼんやりとついていて
段々に目が慣れてくると、暗がりの中で元気にうごめく動物たち。
キツネみたいなの、猿みたいなの、リスみたいなのと

それと ゴキブリ。


東●動植物園の七不思議である。
ガラスに鼻をくっつけんばかりにして(暗いから)
中を凝視していた私の視界に
「こんにちは!」と割り込む大量のゴキブリ。
いるなんてものじゃない、飼育ケースの壁は
茶色い羽でびっしりだ。あまりの鮨詰めぶりに
最初はゴキブリの飼育ケースなのかと思ったくらいだ。
だけど多勢に抵抗するように何個も置かれたゴキブリホイホイが
そこが彼らの居場所ではないと語っていた。
主である何らかの猿は、あまり気にしていない様子で
薄暗いケースの中を飛び回っている。
…まあ、違うものもブンブン飛び回っているのだが。

いついかなる時に行ってもこの有様なので
何だか慣れてしまったのだが
どういう訳であのままにしてあるのか、さっぱり分からない。
何らかの猿を(名前を覚えない)外に出し、
バルサンを一つ放り込めば済むのではないか。
その後ケースを丁寧に水洗いすれば
*私はしたくないけど
猿以外の動物を展示しなくて済むのではないだろうか。
訳があっての事なら、訳ってなんだ。
猿のペットか。(喧嘩腰)


行くたびにいつも変な気分になる、
東●動植物園。
近くにお立ち寄りの際は是非お出かけ下さい。
植物園では現在、食虫植物展開催中です。

そりゃあ あるさ

2006年07月23日 | ぼそぼそ
 今の彼と11年付き合っていると言うと
「そんなに長く付き合ってて、
 今でもドキドキすることってあるの?」
と聞かれる。

そりゃああるさ、
だって年々好きになるもの。
と答えると、大抵びっくりされる。
そして「じゃあどんな時にドキドキするの?」
と聞かれる。


あれだね、材木の歪みを見てる時。


全く同意を得られた事がないドキドキポイント。
でもね、
材木の歪みを見ている時の男の仕草って、
かなりしびれますぜ。


七夕

2006年07月08日 | ぼそぼそ
7日は七夕だったが、あいにくと笹が用意出来なかったので
職場で丹精している(でも最近カイガラムシがついて大変な)
カポックに短冊をつるした。
20数名の荒々しい願いが込められた短冊と共に
思い出せるだけの七夕飾りを作ってぶら下げる。
「若くなりたい」「やせますように」「一千万円欲しい」
「世界が平和に(略)」「もうかりますように」
悲喜交々の短冊に混じって
天の川や星の折り紙などが
クーラーの風に揺れていた。


願いは多いほうがいい。
薄曇、七夕の夜。

予言

2006年07月06日 | ぼそぼそ
前回会議をすっぽかした時
「次回もぜひ忘れたい」等と書いたが
見事に忘れた。
ただ幸い気付いたのが前日、
しかし前日に気付くも変えられない予定だったので
慌てて部長に謝り、代理を立てて
事なきを得たのだが
あれだ、二度目はかなり落ち込む。
スケジュール帳は持つだけで
スケジュールを覚えないようになる
魔法のアイテム(手に入れると呪いの音がする)なので
ずっと持たないようにしていたのだが
いよいよのっぴきならない所まできた。


…七月始まりのスケジュール帳なんて
あっただろうか。いやない。
(無駄な倒置法)

ひんやり

2006年07月05日 | ぼそぼそ
 オカルト話は賛否両論あるので
話題に出すのは少し気が引けるのだが
夏ということで、本日は幽霊のお話。

幽霊はいると思うか、という問いには
いると思うと答える。
今生きている人間の数より、
過去に生きていた人の数の方が多いのだ。
何らかの形で残像みたいなものが残っていても
不思議ではないと思う。
しかしそんな私の第六感は特に出番もなく
過去に生きた人の残像も何も感じないまま
毎日を海馬あたりでダラダラやり過ごしているが
一年位前、ちょっとひんやりすることがあった。

レイアウト変え以前の職場はちょっと
悪い空気が溜まりやすかった。
窓を大きなついたてで覆ってしまっていた所為だろうか
時々嫌な気分になったり、頭が痛くなったりした。
「変な音がする」「空の席なのに誰かいる」
等の訴えが同じ職場の人からあったが
酸欠で頭がぼんやりした所為かな、とか思っていた。
ある日私がパソコンに向かっていると
私の右側から低い話し声がした。
何かをひっきりなしにぼそぼそ喋っているようなのだが
内容は聞き取れない、そんな声。
私の右側には二人が座って仕事をしていたので
そっと盗み見たのだが、独り言を言っている様子も無い。
ついでに背中合わせに三人が座っている席の方も
振り返って見たが、声はそちらからではないようだ。
訝しく思いながら目をモニターに戻した瞬間だった。
右側でしていた声が急にはっきりと耳元で


「見るな」


と言った。



*****
ひんやりして頂けましたでしょうか。
という訳で、わたくし幽霊はいると思います。
はらたいらに千点。