レンキン

外国の写真と
それとは関係ないぼそぼそ

そしてナンセンスへ

2014年03月27日 | ぼそぼそ
イングリッシュガーデンの一部です。

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ところでナンセンスって言葉、普段使いますか?
日常使いしている人を私は一人しか知りません。夫です。


アメリカ七不思議 五番目は『ナンセンスであることに厳しい』。
ここで言うナンセンスの定義は
バカバカしいこと、意味がない(ように見える)こと、
広義で
子供じみた言動や馬鹿騒ぎ、夢想にふけることなども入れておきます。

アメリカ文学中ではナンセンスであることをとにかく嫌う。
ただ!日本とは「ナンセンス」の度合いが大幅に違う。
バカバカしい、なんてもんじゃない。
テンションが上がりすぎて始終身体をバタバタさせ
奇声を放っている三歳の子供がひねり出すクイズが
アメリカの言うナンセンスのレベルだと思えばいい。

「僕は、どうして、いるでしょう?!」「答えは、ウンコでした!」
問題にも答えにも何の意味もない、ただ言った本人だけが爆笑している。
こういうシチュエーション、ありますね。

不思議なことに、このレベルの「ナンセンス」が
大人同士の会話の中にごろごろ出てくるのだ。
エディー・マーフィーの日本語吹き替えの声で再生すると
分かりやすい。彼がそういう役柄で登場する時、
相手の声に被せて被せて言っていることは
大抵この手のナンセンス発言だ。
スティーブン・キング連投で申し訳ないけど、
「ダークタワー」シリーズで、主役の一人、エディが
お気に入りのクイズを出すシーンがある。

『死んだ赤ん坊はなぜ道路を渡ったか?』
『青信号で渡るニワトリにホチキスでとめられていたからさ!』

最初に読んだ時には日本語訳が間違ってんじゃないかと思った。
クイズの内容もさることながら、そんなクイズを
大の大人が(ヤク中だけどね)得意げに披露することに
衝撃を覚えたもんです。


~ちょっと長いので続く~