
今晩は、写真はないが、またクスクス料理。コリアンダーパウダーを多めにいれたら、いまだに舌先が痺れている。それに上の写真のポテトとコーンビーフを3段に重ねてオーブンで焼いたもの。例によっていい加減料理だったけど、まずまず。周りは、ピクルスと梅肉に数時間漬けた野菜。ホワイトアスパラ。なんだかんだと食べすぎかな?
ブログをあげる暇があったら、著作に励めと言う友人に、また軽蔑されちゃうな。病気だ。
一昨日から、もうアホな料理ブログはやめようと決意していたのだけど、今夜のクスクス料理がうまく行ったので、また書きます。北アフリカとりわけモロッコの料理として知られるクスクス。牛肉で作ったのがちょっと失敗だったけど、原初的パスタであるクスクスに、カイエンペッパー、コリアンダーパウダーで煮込んだ肉、人参、ズッキーニ、セロリ、豆をぶっかけ、大成功。このところブログには、あげてないが、失敗が続いた料理人として自信を回復。
クスクスにバッチリあったのが、チュニジアのワイン。2000年のシロッコ。成城のワイン店でモロッコワインを探したのだけど、無いので同じ北アフリカだから良しとして購入。モロッコだって一時はカルタゴの闘将にして、ローマ帝国を崩壊寸前まで追い詰めたハンニバル将軍の領地だったのだから、関連はあるのだ。当時のローマ人にとっては悪夢だったんだろうな。イタリアでは、いまだに子供が悪いことをすると「ハンニバルが来るぞ」と叱るそうな。このワインを買う際に店の主人は、競馬中継に夢中、渡したワインでテーブルに叩きながら「行けーッ!そのままーっ!」とか叫んで、ボクは「ワインをフランでくれーッ!」と言いたかったけど品が良い(気が弱い!?)ので、黙ってた。不思議な渋みのある楽しいワイン。期待しなかっただけに大発見。でも最後の1本だったんだよね。安くて公表できない。
サイドの極めつけは、このレバーペースト。成城石井の作品。安くてうまかった。
簡単ピクルス(赤黄ピーマン・玉ネギ)、茹でたプチトマトとアスパラにオリーブ油と塩コショウのみ。今日は満足。 ホントはブログ書いてる暇ないんだよね。
出来たものから一品ずつ食べたので順番、滅茶苦茶。後で反省したのですが、コユイものから行っちゃいました。パッタイ(タイの焼きそば)。パクチとナンプラーかけてバッチリでした。
鶏のバジル炒め。タイ米を炊いて、かけて食べたサイコー!
かにときゅうりのゼリー寄せ。懐かしいRoyalのLimeがあったので・・・。レシピは門外不出。スマン。
ニンニクの茎炒め四川風。勝手ないい加減料理。タイを先にやっちゃったので、豆板醤かなり入れたけど、辛くなかった。
空芯菜炒め。ボクの定番。これが一番初めに出なければならなかったんだけど、諸般の事情で最後になってしまった。空芯菜が日本でも食べられるなんてちょっと前まで考えられなかった。幸せ。
最後は、かのCaleraのCentral Coast、香りの広がり大好き。チーズはブリュ・デ・コースとミモレット。両方とも旨かったけどワインとはちょっとミスマッチだった。ボルドー開けりゃよかったかな。なんでもない日に開けるにはもったいないヤツばかりなので止めたのだけど・・・。いろいろ、失敗するのも料理の楽しみ。チョイ悪ではなく、チョイ食いオヤジでした。おかげで明日の準備何にもしてない。
自称「天才料理人」が2時間のうちに作ったディナーをご紹介します。勿論、失敗はあったのですが・・・・。 アジのマリネ(Escabeche)と定番ラタトゥーユ.(渋谷のあの店のラタトゥーユはひどかった)。
このワインがすごい。自然の発泡があるイタリアの白。なかな か手に入らない。
鶏の胸肉のレモンソース煮。緑はイタリアンパセリ。
野菜のリゾットとチョリソの白ゴマの辛スープ。スープはイタリアンのつもりで作ったのだけど中華だった。
最後は、エスプレッソオレとドイツのSieges Kranz(奥のケーキ)。最後にケーキ食べたから矢張り1500カロリーかな?
カリフォルニア・クイジンヌと本場フランスで修行を積んできて、帰朝第1弾、どう出るか注目されていたのだが、あまりに寒いので韓流になっちゃった。その前兆として、母の日を前に、実家の88歳のお袋に帰朝の挨拶に行った。頭はよっぽどこっちの方がボケているのだが、例によって尖閣、竹島、靖国で大激論になりそうになったが、国際派穏健路線のボクが大人の対応をして、微妙に論争を避けた。それとは別に、キムチが漬けてあって、たんまりともろたのも原因。回虫卵騒動でしばらく食べてないし。お袋は、引き揚げ(死語だろうな。若いヒトには何のコッチャ)なので、季節によって本格的にキムチの味付けを変える。今の時期は、ニンニクの量を減らすのだそうだ。テナことで、韓流フルコースとなった。有史以来、良いものは何でも取り入れる倭人の伝統を受け継いでいるのだ。ホントに日本は世界中のものが何でも食べられる。
自称、天才料理人としては、レシピに従わず、適当にインスピレーションで韓流とした。要はいい加減なのですな。まずは、サラダ代わりのサンチュ巻き。味噌は、「かの」チャングムのサムジャン(単なる便乗商品だろナ)。名前負けしない美味しい味噌だった。
つづいてタコのコチュジャン炒め(ナムルポックン)。青唐辛子がなかったのでしし唐で代用。マシッソヨ。
今日のいい加減料理の極めつけは、「何でもチゲ」。基本をカムジャタン(スペアリブとジャガイモの鍋)にしながら、アサリと豆腐を入れたチゲ鍋。
ワインは、シャトー・ムーラン・オラロック。普段は、まず、ボルドーは飲まないのだけど、今日の料理に負けないようやりました。ホントにグーなワインでした。
そして、締めは牛ひき肉ともやしの混ぜご飯。ご飯は半膳以下。これが、余分だった。最近、居候のような娘夫婦も満足しておった。おかげで体重は久々70をオーバー、体脂肪も15を記録してしもうた。明日は絶食だ~! いや、Vegetarianだ~!
出張を控えて、7回も飛行機を乗り換える予定で事故の確率もそれだけ高まるので、マジに料理しちゃいました。
野菜のリゾット
デザート前のメニューは、野菜のリゾット。ボクが敬愛する落合務シェフの野菜のリゾットに倣いました。①ベビーアスパラ、赤・黄ピーマン、子ジャガイモ1個、ブロッコリー3房、ソラマメ・枝豆、鞘インゲンちょっとずつ、を下茹でする。②米(今回は日本米にした)100グラムを、洗わずにオリーブオイルとバター小匙1杯で透き通る程度に炒め、水半カップを加えて中火で煮る。③水が少なくなったらさし水を数回繰り返し、アルデンテになるまで煮る。④①の野菜を加え、パルミジャーノチーズ、バター大匙1を加え、塩加減をして終わり。さらに盛って、パルミジャーノとパクチを散らした。健康的な一品。旨かった。
鶏のソテーのマスタード・ソース添え
鶏もも肉に塩コショウして、白ワイン(柔らかくなる)をかけてソテー。ソースは粒マスタード、バルサミコ、隠しに醤油を加えてかけるだけ。グーです。
砂肝の赤ワイン煮
砂肝の下処理(青い皮の部分を取り除く)をして、鍋で沸騰するまで煮て、あげる。砂肝を小さめに切り、しょうがのスライスを鍋に入れ、水50cc、醤油、みりん大匙1杯半、砂糖大匙1杯を加えて煮立ったら赤ワイン50ccを加えて、水気がなくなるまで煮る。砂肝を取り出し、ディジョン・マスタードとバルサミコをあえて終わり。今日はこの料理を極めようというのが狙いだったが、ポルトガル料理の渋谷マヌエルの砂肝ワイン煮の再現は失敗。でもワインのつまみとしてはまずまず。しょうがより、ニンニクの方が良かったな。
レピドールのアップルパイ
デザートは、自由が丘レピドールのアップルパイとエスプレッソ。食いすぎだな。でも体重は、70キロ以下、体脂肪13以下を維持。皿はビレロイボッホ。フォークはクリストフルのアリア。
アレッシの使い勝手報告を忘れていました(恥)。意外にも、取っ手の四角柱の微妙な角度が好感持てた。自然に指でつまむと、カップが唇に正対、人間力学とは言わない無いけど、デザイナーの心意気が伝わり、OKでした。
面白いのは、ソーサー。真ん中は普通、窪んでますよね。これは逆です。注ぐ時、エスプレッソこぼしたら、確実にソーサーから流れ出てしまいます。こういう遊び心、大好き。