FlamBay

夕暮れて、ワイン片手に、独り言。妖しげな妄念に囚われる間もなく、漆黒の闇が広がる。C`est la vie!!

桜開花

2006-03-29 06:13:21 | つぶやき
 川沿いの桜並木、日曜日の午後、ほぼすべてが開花したようです。冬が終わって、いきなり爛熟だからついてゆけませんね。そして私的情況にかかわらず、華やいだ気分にさせるのもセルフ・コントロールが効かない感じで厭ですね。矢張り、葉桜の方が好きです。生まれ変われるような気がして(= a kind of initiation!)。テナことを思うこのごろです。難しく考えずに楽しくね。

コック・オ・ヴァンとサンタマリアのピノ

2006-03-26 22:26:47 | 料理
昨夜の食卓。ちょっとした(下の娘の)祝い事。コメントする元気なし(別の理由で)。

クラムチャウダー、これまで最高の出来!

コック・オ・ヴァン(Coq Au Vin)、初挑戦だが、意外と簡単に出来た。大評判!

パエリア風リゾット。娘婿の作品。次回はインディゴ米系でお願いした。

Au Bon climat(オ・ボン・クリマ)ホクセンと同じ加州サンタマリアのPinot Noir。開けたては、ホクセンよりバランスが良い。香りはホクセンそのもので、安価。結構いつもより良いワイン8本あけたけど一番良かった。すっかりファンに。買った覚えが無いので、このワインを知ってそうな友人に電話したら「私があげた」とのこと。ありがと。(上記のほかにコールスロー、人参サラダ、何とか豆の煮たヤツ、ベビーリーフサラダ、カイザーのパン、多分イベリコ豚の生ハム他)

いつもの桜並木(W-ZERO3送信)

2006-03-25 09:08:44 | Weblog
 ワン子の散歩道。川沿いにおよそ1キロにわたって桜並木が続いています。ようやく5本に1本くらい開花。写真のように、まだ3分。
 川は、街中では暗渠になっていて、やがて目黒川に合流する。昔は、 ウナギが捕れたそうな。言い伝えによると男のウナギの精が現われるいう。どんなヤツか会ってみたい。ウナギ顔してるのかな?

水仙らしくなりました!

2006-03-23 23:12:51 | つぶやき
 今日は、ムカムカするのでブログで気分転換します。水仙の花、水仙らしくなってきました。最初は、クロッカスかなと思ったのですが、矢張、水仙でした。でもこれが水辺に咲いてても、ナルキッソスみたいになりませんよね。オカマの世界だよね。電車の中で、手鏡に見とれている男、タマに見ますけど。本当に、世の中どうなっちゃうんだろ。

以下、翌朝→こんなブログあげた記憶が無いのだけど・・・リンクまで張って。酒に飲まれてますね。大体、ナルキッソスは水面に映った自分に恋するというストーリーですよね。最初に水仙ありきじゃないのに・・・困ったものだ。

KPMのレアもの(FlamBay19)

2006-03-21 22:59:02 | FlamBay Collection
 
 次も、KPMです。多分、これは日本では見たことが無いと思う。シノワズリではあっても、そうではない。不思議な製品です。
 製品の名前も何も全くわかりません。地味な柄で、ベルリンの人にはまず受けない。細工は繊細で、柄はレリーフになっています。多分、20世紀に入ってからのデザインだと思うのですが……

グリーンカレーと春野菜のボイル

2006-03-19 18:19:19 | 料理
  大きな皿がグリーンカレー。娘婿の作品。ココナツミルクの量にびっくりしました。えぐくなると思ったらグーでした。パウダーで失敗したことがあるので、そう思ったのですが、缶詰だとOKなんですね。激辛で汗だくでいただきました。小皿は私の作品、「春野菜のボイル」。と、書くとかっこよいのですが、冷蔵庫の野菜(キャベツ、茄子、ジャガイモ、玉ネギ、サラダえんどう、カブ)をかき集めて、ベーコンを炒め、水をひたひたに入れて、ブーケガルニ、ブイヨン・キューブでボイルして、塩、コショウしただけ。皿は、ヴィレロイ・ボッホ。一時、料理番組でよく使われました。
  ワインは、米カリフォルニアのRobert MondaviのPrivate Selection、カベルネ。これは旨いのですよね。下手をすると、開けたては、かのOpus Oneより美味しいかもしれない。日本で買うと数千円なのですが、実は去年秋、アメリカに行った際に、マーケットで1本、何と9ドルでゲットしたもの。6本買って、5本持ち帰りました。たぶん最後の1本。Mondaviは、大衆的なワインで失敗して会社が傾き、そのころ在庫処分品が、市場に溢れたのだと思う。
 

いつもの喫茶店(W-ZERO3 送信)

2006-03-19 11:53:02 | W-ZERO3
 今朝は、雨で散歩なしかと思っていたら、上がって例によってワン子(ヨーキー)といつもの場所。ハイネックセーターだと室内では暑い。
 ワン子にレインコートを着せたけど、必要なかったな。このところ内外ともに小波乱の割には、波乱を楽しむ余裕というか、諦念というか…好ましい情況。
 W-ZERO3は、すっかり手に馴染んで、この種の小物では2カ月以上も遊ぶ大記録。来月の海外出張に連れてって無線LANとSKYPEの有効性確認しよ。

KPMのケレス(FlamBay Collection18)

2006-03-18 16:15:21 | FlamBay Collection
 KPMロイヤルベルリン(ベルリン王立磁器製陶所)のケレス(Ceres)です。ケレスは多分、植物と母性のローマの女神です。
 ハレーションが起きないように写真を撮りたかったのですが、装飾が立体的なため、私の腕では、ここまでが限界でした。
 お気づきの通り、典型的なアールヌーボーです。1910年代初頭に1913年頃にテオ・シュムツ・バウディスが考案したデザインです。1980年代半ばに復刻されました。
 美術品として棚に置いとくのは良いのですが、ちょっと、お茶を飲む気がしない製品で、その点では実用性に欠けます。ソーサーもセンターにカップが乗りません。馬鹿なことにセットで買ってしまいました。単品で十分だったのに。値段は想像に任せますが、セットで軽自動車が買えるくらいです。よっぽど頭に血が上っていたのですね。でも、車より価値があると思いません?
 コレクション、きりが無いのでやめようと思ったのですが、友人がせがむので載せました。

オレゴンのピノノワール

2006-03-18 09:30:26 | グルメ
 昨夜は表参道ヒルズに初めて行きました。目的は、本館B3FのBISTY'S。仕事場にも近く、行こうとは思っていたのですが、新しもの好きみたいし、一寸、気恥ずかしいので遠慮してました。

 そこで、出会ったのが写真のワイン。カメラの入ったバッグ、預けたので、胸ポッケの携帯でパチリ。案の定ボケボケの写真になってしまいました。200万画素なんだけどなぁ。フォトショップでレタッチしてもこの程度。すんません。

 アメリカでPinot Noirと言えばOregonなのですが、2年前、ラスベガスで飲んだオレゴンのピノがいまいちだったので、敬遠してました。でも、昨夜は、もう一度トライしてみようと、店員さんに果実味の強くないヤツといってゲットしたのがこのワイン。ウィラメットゥ(Willamette Valley Vineyards)のPinot Noir。香りはまぁまぁ、口に含んだときのほのかな甘み(NZのCloudy Bayみたい)、抑え目の果実味、程よい渋み。好みにばっちりでした。オレゴンの風景を彷彿とさせる好ましいワインでした。

 その後、調子づいてカリフォルニアのCalera MillsのPinot Noirもやってしまいました。抜栓した途端に果実の香りが、沸き立つように周りを包んでびっくり。テイストはオレゴンの方が好みでした。美味しかったけど(何でも美味しいヒトだけど)。値段はオレゴンの倍でした。

 さて、BISTY'Sは、渋谷西武地下のヴィノスやまざき方式のワイン屋さんですが、店で飲むことに、より重点を置いた店。店内のワインは持ち帰りも勿論出来ますが、プラス抜栓料千円で店内で飲めます。また、調理したつまみが出るのがやまざきと違うところ。つまみはリーゾナブルで、春野菜のボイルなどもあって美味しかった。昨夜はやりませんでしたが、売りは、ワインの自動ベンダーマシン。店内の壁一面にしつらえてあって、プリペイドカードで、好みに応じてtaste 20ml、50ml、glass 70mlで飲めること。マルゴーやシャンベルタンまで70種類くらいありました。

 店内では、おなじみの映画Sidewayが上映されてました(あの品の無い場面も流してるのかな?)。お気に入りスポットの一つになりました。混むと厭だから、みんな行かないでね!