FlamBay

夕暮れて、ワイン片手に、独り言。妖しげな妄念に囚われる間もなく、漆黒の闇が広がる。C`est la vie!!

博士の書いた数式

2006-01-30 05:27:24 | 文化・芸術
 新大阪駅で、前から夜みたいと思っていた「博士の愛した数式」が文庫本になっていたので、東京までの新幹線で一気に読んでしまいました。久々、本でほろっとしました。ただ、構図がTracy Chevalierの世界的ベストセラー「The Girl With a Pearl Earring(黄色の耳飾りの少女)」と似ているのが気になりました。アムステルダムの空港で買って、原書で読んだのですが、平易な言葉を使いながらも流麗に語る絵画的な文体に感激しました。「博士の愛した・・・」は、ちょっとごつごつしてましたね。小川洋子さんすみません。比べちゃうと・・・。
 内容は、画家フェルメールと下女のほのかな恋情のやり取りを描いたものです。構図的にはそっくりです。剽窃とはいいませんが。



京都でお茶や遊び

2006-01-29 05:13:46 | 旅行
 あずまおとこばかり、不良中年(老年に近いけど)4人で先斗町でウンメーめしを食うたあと、川を渡ったお茶屋に参りました。舞妓はん二人と三味のお姉はんが来てはられました。わてら旦那衆は、専ら酒ばかりで、三味に合わせて唄うたうのは一方だけどした。わては、W-ZERO3ばかりいろうてて、「おにいさんおもしろないな」と怒られてしもた。舞いはなかなか良かったゾー。写真が暗くてスマン。
 舞妓さんの一人は十代やし、なんか楽しいという気にはなりまへんどした。あまり、粋がってもしょうないしネ(急に東京弁に戻るな!)。割り勘だけどタケーゾ!

ボクのラタツゥーユ

2006-01-28 15:53:06 | 料理
 今日は、目をつぶっていても出来る定番のラタツゥーユ。材料は普通に、茄子、ズッキーニ、玉ネギ、赤・黄ピーマン、エリンギ、ホールトマト、ローレルだけど、ボクのばやいは、ニンニク、白ワイン多目で、隠し味に醤油を使うのがミソ?
 塩はほとんど使わず、胡椒きつめにという調子。フランス、イタリアでは家庭の数だけラタツゥーユがあるので、自分のラタツゥーユを創作しようね。
 ところで、この器、ヴィレロイ・ボッホのプリントものなのだけど、絶版なのです。十数年前、コネチカットのアウトレットで見つけて、苦労して10枚づつフルセットで買ったのだけど、まもなく生産中止になった(ドイツの本社にも確かめた)。模様がケバクなくてお気に入り。よく見てチョ。売らないよ!

最近、お気に入りのワイン3種 

2006-01-28 10:58:54 | ワイン
 ワイン3種を再掲します。基本的には、今、コストパフォーマンス的にお気に入りのワイン。右からカリフォルニア・サンタマリアの Foxen Pino Noir 2004。映画「Sideways」ですっかり有名になって、ネットでもまず手に入らない。グスン。時々、渋谷東急のワイン売り場に出没するらしい。とっておこうと思ったのだけど、クリスマスで勢いづいて呑んじゃった。もう1本残ってたか?真ん中は、南アの Cela Shiraz 2003 あまり私の好みじゃないけど。左は、目下の最高の好みニュージーランドの Sileni Pino Noir 2004。NZワインは年々価格が上がってるけど、これは1700円足らず、Cloudy Bay Pino Noirと比べても一寸遜色あるか(ガクッ)。決して悪くない。たいていの料理にも合わせてくれるし。やさしいワイン。エノテカの直輸入もの。人気急上昇で2003と2004は売り切れたみたい。先日、年代を確かめずに1ダース買ったら全部2005だった。半分は2年くらい寝かせてやるぞ。と、いつも思うのだけど呑んじゃうのが悲しい。さあ今年は品よく飲もう。歳だしね。

W-ZERO3の使い勝手(3)新幹線編

2006-01-26 11:05:53 | W-ZERO3
 只今、新幹線の車中。名古屋に向かっています。今回のテーマは、新幹線からW-ZERO3を使ってブログをアップできるかです。新幹線の中で昼寝とか無為に時間をすごすのは嫌ですからね。清水付近で富士山もきれいに撮れたのですが、電波の受けが厳しく、あと一寸のところで失敗。結局、名古屋駅で送る仕儀になっちゃった。ザ無念。


カムジャタン化けて豆腐チゲに!(3)

2006-01-22 21:13:51 | 料理
 第2弾は自信作です。「豆もやしと牛ひき肉の混ぜご飯」とっても上品。舌が下品な方、 大食いの方、お米を食べる時も音を立てて食べる方は読まなくてもいいと思うよ!

 以下、レシピ。分量は米2合分。牛ひき肉100グラム程度をフライパンにごま油を敷いて炒め、醤油小匙1、すったニンニク少々、酒大匙2、塩少々とあわせ、軽くゆでた豆もやし1袋(ひげ根は取った方が良いかも。ひげを取るのがきらいな人はそのままでも。雑味がする。)を炒め合せ、後はご飯に混ぜるだけ。好みによって、ご飯の上に、ねぎと大葉を刻んだものを乗せると美味。簡単ざんしょ(山の手言葉)!

 それにしても明日からまた、会社。今週は、忙しそうだな。日経にも載っちゃったし。そうだ!そういう時ほど不良するのだ。おもろい映画やってないかな~。


カムジャタン化けて豆腐チゲに!(2)

2006-01-22 21:11:41 | 料理
続いてメイン。昨日、「カムジャタン」だったディッシュが「豆腐チゲ」に化けました。カムジャタンはスペアリブ数本を熱湯で短時間茹で引き上げ、汚れを取る。ジャガイモ好きなだけ、かわをむく。ビーフスープ4カップの鍋にスペアリブを入れて中火で15分。これにコチュジャン大匙2、粉唐辛子、醤油各大匙1、ごま油小匙1、ニンニクすりおろし少々とジャガイモを加えて20分煮たら出来上がり。今日は、これにアサリこそ加えなかったが、ニラ、えのき、豆腐を加えて「豆腐カムジャタン」に。


カムジャタン化けて豆腐チゲに!(1)

2006-01-22 21:09:29 | 料理
 切羽詰ったまま日曜の夜を迎えてしまいました。1日30時間欲しい。何かをするには助走期間が要るのだ。いつも、助走で終わってしまう。大学時代、走り幅跳びの選手やってたが、ファールさえしなければ当時の日本5傑に楽々入れたのに(少なくとも本人はそう思っている)いつもファールで、その時のまんまだ。

 それはさて置き、昨日、レシピのないままアップした韓流料理、今日はわかりやすい写 真とともに(写真はクリックすると倍の大きさになる)ご報告するだよ。レシピに期待している人がいるらしい。まずは前菜から。

一番上は、「ナクチポックン=タコの炒め物」タコ足200グラムを乱切り、玉ネギ半分を薄切り、にんじん拍子木切り、ごま油でしんなりするまで炒める。炒めたものを、コチュジャン大匙1、にんにく、醤油、粉唐辛子、各小さじ程度と砂糖少々を混ぜたもので味付ける。これに、タコと適当な長さに切ったニラを加えて炒め合わせる。

左下は「春野菜のナムル」スナックえんどうを塩少々を入れた熱湯で1分あまりゆで、ベビーアスパラ、キャベツの千切りの順にゆでる。野菜をざるに揚げて水を切り、熱いうちに、にんにくと塩、だしの素少々、白すりゴマ大匙1、ごま油小さじであえる。

右下は「ズッキーニのナムル」ズッキーニは半月の薄切り、水にさらす。フライパンにごま油を敷き、ズッキーニをしんなりするまで炒め、唐辛子、塩、にんにく各少々、黒すりゴマ大匙1を混ぜて終了。

いずれの前菜も淡白で(一寸、日本的過ぎるかも。韓国の皆さんすみません。)結構でした。若い人にはモノタリンかも。こっちは酒のつまみ主体だから。


当面のテーブルワイン!

2006-01-22 16:07:06 | ワイン
 機械のこと書いてると、文化の香りがしないので、やっぱ面白くないでんな。今朝、昨日オーダーしたテーブルワイン、1ダースが届きました。何種類か頼んで、この中からお気に入りを決めようと思ってます。

 いづれもチリのCono Sur(コノ・スル、フランス読みだとコノ・シュール)社の生産です。左からシラーズ、オーガニック、カルメネール、メルローです。オーガニック以外、千円以下でコストパフォーマンス抜群です。私は、ブルゴーニュ派で、重めは、苦手なのですが、背に腹は代えられません。ニュージーランドのPinoは最近高いし。このうち、カルメネールは以前、呑んだことがあり、いいんじゃないとオーダーしてみました。この社の製品は、暮れに白を1ダース取り寄せました。面白味はないかもしれないけど、水準に達しており、良かったので、赤も頼んじゃいました。

 カルメネールは、ご存知のように、今やフランスでは栽培されていない品種で、チリワインの代名詞のようなワインです。カベルネよりまろやか。今晩は、どれから攻めちゃおうかな。ご近所の酒屋さんで売っている「ワインは、安かろう、まずかろうで、特に特売ものは、逝っちゃってますので、絶対こちらの方が良いよね。ただ、Cono Surは、このところ人気が出てきたようで、ブログに書くとやばいかな。でも、私のブログは人気ないし、特にGooは、昨日から始めたのでOKでしょう。さて、晩飯の買い物行くか?昨日の残りの応用だな。何でオイラが主夫やんなきゃいけないんだ。共働きでもないのに!


W-ZERO3の使い勝手(2)

2006-01-22 15:04:49 | W-ZERO3
 右イメージは、私の目下の「二種の神器」。携帯電話を入れたら3種になるけど、あまり携帯には愛着がわかない。どこに行くにもついてくるのは、この2種なのだ。特にnano君は一心同体、風呂以外はついてくる。(こういうのをフェチシズムって言うんだろうな。相手は単なる無機質なものなのに、君をつけたりして。最近、一寸屈折してるからな。でもハイヒールや黒革のブーツに対するフェチシズムより健全だろ。)W-ZERO3はその域ではないが、どこでもネットをチェックできるので、ワン子の散歩、出張には欠かせない。まだ使い方に違和感があるが時間の問題だろう。 
以下、箇条書きでポイントを。
○携帯電話、メーラーとしては、当初から使う気がないので、コメントできない。○Webの閲覧は、大型画面の割にはフル表示のブラウザではなく、読みやすい形で分解して表示。字が小さくてもフルブラウザを表示する機能があっても良い。○電池は、無線LAN使用時の消耗が激しい。私はPocket Moba Jr.なる外部電源、充電器を兼ねたツールを手に入れた。Willcom Shopでは売切れているが、ネットショップを探せばある。送料入れて6000円くらい。○最初、携帯キャリアネットワークと無線LANの切り替えに手間取るが、無料の切り替えソフトが出てきている。○W-ZERO3購入のきっかけになったSkype-Mobileの導入は問題なく行え、通話も可能。ただし、スピーカーが裏にあるので、マイク付きイヤフォンは、必須。海外出張で無線LANの完備したホテルに泊まれば威力を発揮しそうだ。○内臓カメラは、通常の携帯電話並みだと思えばよい。ブログ用の写真なら十分。○文字の入力は、まだ専らスタイラスペンで行っているが、内臓キーボードに慣れれば、こちらの方が早いだろう。ただ、指のアクションでキーボード以外の関係ないところを叩くと、そこで別画面になって、作業が中断されることになる。

これまでシャープのPDAを何台も買って、お蔵入りしているが、今回は長続きしそう。私は棺おけに片足突っ込んでいるので、買い急いだが、今後、別メーカーから、ユーザーインターフェイスの良い製品が出てくる可能性あり、ゆっくり様子見をしててもいいかもね。

W-ZERO3の使い勝手(1)

2006-01-22 11:01:15 | W-ZERO3
 ワン子と駒沢公園前の某喫茶店でお茶してます。これを書いてるW-ZERO3も購入から1週間経ちましたので、後程、使用感をご報告します。以上は、喫茶店で書いて、その場でアップしたものです。左の写真もWーZERO3によるもの。PCなしで出張しても、ブログが書けるということ。クッキーも効いたみたいです。外国出張で、無線LANによるブログ・アップとSKYPE(モバイルβ版導入済み)試したいけど、しばらく出張なさそうだしな!今日も(雪が降ってないからセンチになることもないし)すること沢山あるので、徐々に書き足すことにします。

雪の日は韓流料理?

2006-01-21 23:53:02 | 料理
 空手から帰っての飯になりました。写真がわかりにくいですね。実は、今日のメインは写真右下の「カムジャタン」=スペアリブとジャガイモが入った庶民のスープ料理。左上は「ナクチポックン」=たこのコチュジャン炒め。右上は糸三つ葉とかまぼこの和え物。手前のご飯は、豆もやしと牛ひき肉の混ぜご飯。写りは悪いけど、どれもマシッソヨでした。製作途中で、ソウルのロッテ百貨店の地下食品売り場で買ったコチュジャンが底をついて、近所のスーパーで買ってきたけど、これがチト甘めなんですわ。今度、新大久保行って買うて来なくちゃ。空手でふらふらなのでレシピはやめた。今日は、単なる雪の日だったな。

初雪だちゅーに

2006-01-21 15:58:13 | つぶやき
 窓の外は初雪だちゅーに、アンニュイです。初雪を見ると「冬ソナ」思い出しちゃって、甘美な想いがこみ上げてくるところなんだけど、そんなの現実的でないので、甘美じゃなくて甘味にしちゃいました。近くのミスドに行ったわけ。成人病防止のため、普段は絶対にしない禁忌を犯してしまった。カフェオレにエンゼルクリーム入りのドーナツを食ってしまった。10年ぶりくらいだぞ。んで、カッコつけて原書を読んでいたら、隣の30歳過ぎくらいの若奥さん風の2人が、流産したとか、腰が治らないとか、私の右脳にはトロウマが詰まってる(何のこっちゃ?)とか、自分の不幸話を延々侃々やってる。新興宗教なのかな。大きな声の泣き言に、せきたてられるかのように店を出て、今日は韓流の飯にしようとマーケットに寄って仕入れてきただよ。私は気持ちの切り替えが早いのだ。「四月の雪」(史上最悪のラブロマンス映画)もそうだったように、雪とくりゃ、韓流ですよね。
 「四月の雪」で思い出したけど、旭川から帰ってきたら、友人がメールでURL送ってきたんですな。何かと開けてみたら、私の大好きなソン・イェジンちゃんの使用前、使用後の写真。人が陶酔してると壊したがる現代ドラマツゥルギーの名手だから、何か悪戯だと感じたんだけど、案の定、私はショックを受けてしまったね。それが右のイメージ。今、きれいな人は、昔もきれいじゃなくてはいけないのだ。そろそろ飯作って、空手に行かねば。著作も、今日はまだ数枚だ。土曜日ってやだね。土曜日サボるとせっかくの日曜日に切羽詰っちゃうから