雨が降っていたので、チョイ不良して「Good Night, and Good Luck.」を観てきた(何のコッチャ!論理性、正当性なし)。友人の強い薦めでズーッと気になっていたのだけど、もう東京では上映してないと思っていた。
1950年台、アメリカにマッカーシー旋風(赤狩り)が吹き荒れていた頃、米CBSの伝説のテレビ・キャスター=エド・マローがマッカーシー米上院議員に敢然と立ち向かうストーリー。マッカーシーのキャンペーンによって数千人がデュープロセスも無く、職場を追放された時代、エド・マローが職を賭してジャーナリスト魂を貫く。グッグときちゃいましたね。映画としては、ドラマトゥルギーに欠けるところはあったが、メッセージ性は十分。テレビ番組の冒頭は、今なら信じられないが、タバコをくゆらしながらマローが登場。マロー役のデヴィッド・ストラザーンが渋かった。タイトルは、マローが番組の最後に必ず言うエンディング・フレーズ。白黒画面に、ジャズヴォーカルが全編を流れる。監督は濃い顔の二枚目俳優ジョージ・クルーニー。本人もマローとコンビを組むプロデューサー役で登場。ブッシュや小泉が国を指導している現代へのメッセージ。また、堕落したテレビに対する警告(ホントにW杯みたいなものが無い限り、テレビ見ないもんね)。でも、米ソ冷戦構造が終焉して、弛緩しきって、小さな情況に埋没するわれわれへの警鐘とも言える。北朝鮮がミサイル発射したのに、ドイツ・イタリア戦に夢中になってたもんね。死にそうになるまで寝ないで働いた昔を思い出して、悲しくなった。自分は、いつ、はぐれちゃったんだろう。
1950年台、アメリカにマッカーシー旋風(赤狩り)が吹き荒れていた頃、米CBSの伝説のテレビ・キャスター=エド・マローがマッカーシー米上院議員に敢然と立ち向かうストーリー。マッカーシーのキャンペーンによって数千人がデュープロセスも無く、職場を追放された時代、エド・マローが職を賭してジャーナリスト魂を貫く。グッグときちゃいましたね。映画としては、ドラマトゥルギーに欠けるところはあったが、メッセージ性は十分。テレビ番組の冒頭は、今なら信じられないが、タバコをくゆらしながらマローが登場。マロー役のデヴィッド・ストラザーンが渋かった。タイトルは、マローが番組の最後に必ず言うエンディング・フレーズ。白黒画面に、ジャズヴォーカルが全編を流れる。監督は濃い顔の二枚目俳優ジョージ・クルーニー。本人もマローとコンビを組むプロデューサー役で登場。ブッシュや小泉が国を指導している現代へのメッセージ。また、堕落したテレビに対する警告(ホントにW杯みたいなものが無い限り、テレビ見ないもんね)。でも、米ソ冷戦構造が終焉して、弛緩しきって、小さな情況に埋没するわれわれへの警鐘とも言える。北朝鮮がミサイル発射したのに、ドイツ・イタリア戦に夢中になってたもんね。死にそうになるまで寝ないで働いた昔を思い出して、悲しくなった。自分は、いつ、はぐれちゃったんだろう。