Diary

想像以上に街中が灰だらけ@鹿児島

2013-11-29 | SAKURAJIMA 2013

留学生時代、クラスに鹿児島出身の子がいて

激しい台風直撃時の話や、火山灰で洗濯物が干せない話なんかを

いろいろとしてくれたことがあった。

ワタシは鹿児島に行ったこともなく、桜島の知識など全くないほど激しく無知だったこともあって

その子の話しを聞いてもいまいちピンとこないので、

「ふ~ん、大変そうだね」とかしか言えなかった記憶が。

それから驚くほどの時間が流れたけど、

今回、鹿児島のホテルの窓から朝日なんかを見たりしたことをその子にお知らせしないと。

そして、今なら一緒に盛り上がって話せることも(笑)。

鹿児島到着が夜遅くで、翌朝にはチェックアウトするから快適に寝れればよいと

ロケーション重視(フェリー乗り場に近い)で選んだホテルサンフレックス

http://www.trusty.jp/kagoshima/

なんてことないビジネスホテルなんだけど、朝食が美味しかった♪

ブッフェではなく、定食形式。前日に選んでおく。

2人ともとろろご飯の和食をチョイス。

こんな感じの典型的なお母さんが作る日本食ごはん!みたいなのを

家で自分が作らないだけに、たまに食べるとうれし。

お食事スペースがそんなに広くない&連休中で宿泊客沢山なこともあって

ゆっくり座っていられる雰囲気ではなかったけど、

セルフで使えるエスプレッソマシーンがあったので、

そこで食後のコーヒーをゲットしてロビーのソファーでしばしまったり。

 

 

1歩外へ出れば“友人が話していたのはこれのことねぇ~”と納得の

火山灰モリモリの道路!ここも、あっちも、そこいらじゅう火山灰。

しばらくするとサングラスしてるのにもかかわらず、

コンタクトレンズを外して洗浄したい気分になってくる(笑)。

ここに住んでいたら間違いなくレ―シックを受けていたと思う。

火山灰積もる道路を歩いて、向かったのはフェリー乗り場。

と言っても、屋久島へ向かうフェリーは午後の予約をしてあったので

この時向かってるのは桜島へ行くフェリー乗り場。

ホテルからは10分くらいだったかな。

初めての鹿児島だったけど、市内観光もせず、今回行ってきたのは桜島と屋久島。

もちろん時間があれば鹿児島中あちこち見たかったけど・・・。

なんだか、“初めての東京。でも行ったのは大島と小笠原諸島”みたいなのり(笑)。

あっ、小笠原諸島、1度行ってみたいねぇ・・。

「指宿行かないの?」と何故かしつこく何度も指宿プッシュしてた旅の友。

よく調べてないけど、遠いいよね?そんな時間ないでしょってことで

今回は完全無視させていただいだ。

なんたって桜島まではフェリーで15分。

 


最終日にしてやっと遭遇、西部林道@屋久島

2013-11-28 | YAKUSHIMA 2013

亜熱帯気候満喫しながらのドライブ♪

咲き乱れるお花にキャッキャ言ったり、

ジャングルちっくなでっかい葉っぱみてキャッキャ言ったりしながらなので

なかなか前に進まない。

あぁ~暖かかったなぁ~この時は。

現在、Cocoのせいで激しく首を寝違えて激痛に耐えながらの生活にプラスして、

我が家の主が持ってきた風邪をまんまとうつされ、

テンション低いワタシ。あぁ~どこか南国に行きたい・・・。

もう少しで世界遺産登録エリア、西部林道突入だよ!って時にやっと出会えた

島にゃんこ♡

日向ぼっこ中。「はろー」って声かけたら1度だけ振りかえってくれた。

しっぽだけシマシマでかわいい。

屋久島滞在中、大半の時間は山中にいたためかこの時まで野良ネコ、家ネコにまったく遭遇しなかった。

結局この後他に2匹みかけたから計3匹の島にゃんこ。

山中ににゃんがいないのは不思議じゃないけど、

ワタシのなかの勝手なイメージで“海にぽっかり浮かぶ島には沢山のにゃんが

島人にかわいがられて住んでいます♡”みたいなのがあったんだけど、

以外に出会わなかったにゃん達。

実際あまりいない島なのか、ワタシたちがいる場所をいる時間にうろついてなかったのかは不明。

 

で、こちらはほぼ毎日お目にかかる屋久島動物♪

停まってばっかりで西部林道ドライブはなかなか前に進まない。

もっともこんだけ路上生活者が多いとスピードは出せないし。

慣れた顔つきでカメラ目線のこの子。なんとなくいつか話題になったびっくり顔に修復されちゃった

スペインのイエス様画の顔に似てる・・。

 

♡のお尻も親子で健在。

お馴染み、みなさん道路でおくつろぎ中。

くれぐれも車には気を付けてください。

西部林道を抜けてしばらく走るとだんだんと南国世界は終わり、

またもや雲行き怪しい感じの島反対側に戻っていくことに。


blanket battle

2013-11-27 | cat

この時期我が家のカウチの上では2人と2匹で2枚のブランケットを争ってちょっとしたバトルが。

でも、人間と猫が同じもの使用ってのもおかしくない??ってことで

先日にゃんこ用に2枚新しいブランケット購入。

ベージュとダークブラウン、片面は水玉模様のあったかフリースブランケット♡

自分の物のようにルンルン気分で帰宅し、にゃんこたちの前でタラ~ン♪ってショッピングバッグから

取り出して広げたのに、2匹ともまったくのスル―状態。 なぜ~!!

家に新しくきたモノはなんだって(食材からワタシの服から、宅配の箱まで)匂いを嗅いで

確認しないと気が済まないのに、わざわざ目の前で広げてあげたブランケットは全くの無視なのか???

しばらくすれば、昔から自分たちのモノだったようにNewブランケットにくるまって爆睡してる。

なんだろうか?飼い主としてはもっとよろこんでエキサイトしてくれるんじゃないか?と思ってたというか、

興味深々で寄ってくると思い込んでた・・・。

そして各自に1枚ヌクヌクできるブランケットができたにもかかわらず、

Kuroなんてワタシのブランケットを狙ってやってくるし。

そうそう、猫ってそうゆとこあるよねぇ~と分かっていても

ちょっとしたいじめにでもあった気分だわ・・・。


虹とガジュマル、ハイビスカスの南国ドライブ@屋久島

2013-11-26 | YAKUSHIMA 2013

この日はもちろんベットで寝るってすばらし~~~と言いながら起床(笑)。

そしていそいそと朝食へ向かう。

いたって普通のホテルビュッフェ朝食なのに、

丸2日間山食だったワタシは生野菜サラダで大感激♡

山食でいちばん欠けてるのがお野菜。

フリーズドライのモノを持っていったりしてるけど限界があるし。

普段から昆虫か?ってくらいサラダが大好きなもんで・・・。

 

デザートにはペコちゃんキャンディー♪

寿しいその香りで夕食をしたらお会計の時にくれた懐かしい感じのキャンディー。

部屋のバルコニーで登った山でも眺めながら食べようと思ったら

相変わらずの霧で視界悪ぅ。

この日は山歩きではなく、まだ行ってなかった島の残りの半分、

西部林道などをドライブがてらブラブラする予定。

いわさきホテルをチェックアウトしてドライブ出発の時にはおっきな虹が♡

島の天気はよくわからん。

この後、日中は真夏の気候。焼けそうな日差しでTシャツでも汗ばむくらい。

まずは中間ガジュマル。

樹齢300年、映画だかTVドラマだかのロケ地だったらしく、観光客もちらほら。

長寿ででっかい木って点はこれまで毎日見てきた屋久スギと同じだけど、

ガジュマルだとやはりジャングルちっく。

ガジュマルは小さいとコロッとしててかわいいから

買ってきて育ててたこともあったけど、

なんてったって我が家ではどんな植物も育たない。

あのこもこんなに大きくなれるチャンスがあったのか???

屋久島は山だけじゃない!海も楽しめる♪

夏には海ガメさんが産卵にやってくるんだとか。

水着もっていってなかったけど、本気で泳げる気候。

でもここのビーチにはひとっこ1人いなかった。

この時期の観光客はやっぱり山目当てで、海じゃないんだろうね。

静かできれいなビーチでの時間を過ごしたい人にはこの時期(10月中旬)の

屋久島南国サイド(反対側は十分に秋)はお薦めなんじゃない?

普段だと、紫外線が!!!とか言って太陽の日差しを目の敵にしているワタシだけど、

この日ばかりは、ひっさびっさの太陽を満喫。おもわず光合成でもしたい気分(笑)。

しつこいけど、爆風でもなく、豪雨でもなく、視界が真っ白でない世界って素晴らし~♪

ワタシのなかでは全くノーマークだったこの滝。

旅の友がちょっと寄ってみよう!と言うので。

ちょうど時間がお昼だったこともあって、滝を眺めながらお弁当広げている人たちが結構いた。

なかなか気持ちよさそう。

海では泳いでる人いなかったけど、ここでは滝壺で泳いでいる若者がいた!

それもなかなか気持ちよさそう。

この日2度目の虹。

マイナスイオンを浴びた後、お馴染みの動物たちにまた会いにGo。

 

 


久しぶりの下界を満喫、紀元杉から屋久島いわさきホテル@屋久島

2013-11-24 | YAKUSHIMA 2013

淀川登山口まで下山後、レンタカーを駐車してある屋久杉自然館まで行くバスが

紀元杉前からしか出てないってことでテクテク。

ここまでの道で更にずぶ濡れ。山の中はでっかい木々が多少雨避けになってたけど、

淀川登山口から紀元杉までは空から自分までな~んにも遮るものがないから

雨に直撃されることに。

一応紀元杉を見てはきたけど、

毎日、毎日、それはそれは素晴らしい有名杉をこれでもかってくらい見てきたから、

この頃には正直もう杉はお腹いっぱい状態だった(笑)。

ま、1泊2日の登山からの下山後でくたびれてるし、雨だしってこともあったと思うけど、

紀元杉を前にしてもテンション低いワタシたち。

紀元杉見学は早々に終えて、バス停前で他の下山してきたおっちゃんたちと

ずぶ濡れでバス待ち。

 

山から下界へおりてくるといっつも感じるけど、

文明って素晴らしい(笑)。

翌日に予定してることに都合が良い場所ってことで

この日は屋久島いわさきホテル。http://yakushima.iwasakihotels.com/

尾之間地区にあるこのホテル、エントランスまでの道がハイビスカスだったり、椰子の木だったりの南国っぷり。

何時間か前はダウン着ても凍えてたのが嘘のよう。

この時は文明社会って素晴らしい!状態のワタシなので

インテリアのセンスが・・とかこまかい事はど~でもいい(笑)。

十分なサイズと清潔なバスルームとベットルームに素直にうれしがる。

お部屋のバルコニーからはステキなお庭(広大!)と山々の景色が楽しめる模様(お天気がよければ)。

ホテルを決めるときに、他のもろもろの重要ポイントと並んで

バルコニーあるかないかって結構気になるところ。

閉鎖的な空間がバルコニー付いてるだけで結構気分が違うから。

この日はさすがにデイナー食べに外に出て行く元気はないだろうなと予想していたから

デイナー付きのプランで予約。そうしておいてよかった。

2日間の山でのいろんなモノ!?を洗い落したてさっぱりした後に下の階へ直行。

相変わらず腹ペコです。

なに食べたか今となっては思いだせないけど、2日間の山食の後にこの手の凝ったお料理が出てくると

とにかくうれしいっ。

コースで次から次に沢山きれいなお皿が並んだのもうれしかったけど、

屋久島入りしてからまともにワインが飲めてなかったワタシは

ここで美味しいスパークリングワインが飲めたので尚更うれしがる。

普通の服の変えがなかったのか、着替えたにもかかわらず

上下とも山着っぽい恰好の旅の友は

食後、部屋に戻る時にホテルの人に「明日もがんばってください」って声かけられてた(笑)。


予想的中で大粒雨、淀川登山口へ@屋久島

2013-11-22 | YAKUSHIMA 2013

 ティム・バートン監督の作品、Sleepy Hollowの世界かと思わせるこの木の雰囲気。

モノクロで撮ったわけじゃないのに見事に森全体のどんより感が。

これでカラスでもとまっててくれたら映画の通りにいつジョニー・ディプが馬に乗って現れてもおかしくない!

時刻はまだお昼にならないくらいの真昼間。

お日様にも、首なし騎士にも出会えずじまいでテクテク。

何時間か真っ白世界を歩いて淀川小屋付近まで来るとだんだん霧が晴れてきた。

屋久島の山の水は本当にきれい♪

あちこちに川、沢、水場があるけど、透明すぎるっ!

この場所なんてあまり流れがなかったから、何枚撮っても川底がしっかり撮れちゃって

お水ありますか?状態の画像ばかり。

それでも張り紙なんかで“最近水が汚れてきてるからみなさん気を付けてね”みたいな事が

書いてあったりして・・。ま、そのつもりはなくても人間って行くところ行くところ荒らしがちだからねぇ(涙)。

淀川小屋に到着したくらいからもう無視できない状態で

空からポツポツと降ってきちゃった。

ワタシ達の他に6,7組くらいの登山者が休憩。

そもそも予定時間より大分早く進んでたからここでランチした後、みなさんとしばし談笑。

ここで韓国カップルからいただいたマッコリが激ウマで驚いた!

現地で購入してわざわざ持ってきたって言ってたけど、

日本の韓国料理屋さんで飲めるのとはまったく違ってて、

これならワタシもマッコリ好きかもと思える味だった。

そんで彼らはランチにキムチラーメン作ってて、

やっぱり自国の食を愛してるのねぇって感じる。

ワタシたちのランチはワカメたっぷりのにゅうめんだったかな??

旅の友、麺を茹でる。

小屋のデッキ部分は人でいっぱいだったから

雨を遮れる巨木の下でのランチ。

でも木で多少雨が遮れたのもランチの時まで(涙)。

その後は白谷雲水峡の時と同じくらい本気雨。

本降りの中、ゴール目指してテクテクしてても

どこまで行く気か知らないけど、なかなかの人数とすれ違った。

みなさん、ワタシ達と同じく観光客で予定変えたり、雨やむのまったりが

ど~してもできないんだろうねぇ。

旅行に行くたびにいつになったら時間に余裕のある旅ができるようになるもんか?と毎回思う。

淀川登山口。これでゴールかと思いがちだけど、ここから紀元杉までまだ歩く。

 


予想的中で真っ白、宮之浦岳@屋久島

2013-11-20 | YAKUSHIMA 2013

朝5時。まだ真~~~っ暗なうちに新高塚小屋を撤収して宮之浦岳を目指す♪

前夜に嫌な予感がしながら寝たものの、辺りが暗い間は天気がどうなのかはよく分からない。

でも歩いても歩いてもなかなか見通しが悪いまま、うっすらと明るくなっただけで、

太陽が見えない(涙)ことに気が付いた時には

あ~やっぱり今日は天候よくないんだねぇ~(涙)と認識。

で、辺り一面真っ白な中を歩き続けるとでっかい岩たちが出現。

これまた予想よりも早く間もなく宮之浦岳に到着。

なんたって真っ白すぎで景色を楽しんだり、写真撮ったりができなくて

黙々と歩いてたから早かった。

あと1歩で宮之浦岳だったんだけど、まともな朝食を食べないでここまで来ちゃったから

2人とも燃料切れのため岩の下でブランチを。

岩のお陰で若干風はしのげたけど、めっちゃ寒かった。

どんだけ寒かったかと言うと、お湯を沸かしてアルファ米の中へ入れ10分近く待ってる間に

中のお湯が冷たくなっていって、食べるときにはなんだか少し冷えたお米を食べることになってしまう

ってくらいの冷た~い風が吹いてた。

と、ここでかなりの奇跡的出来事が♡

なんと厚い雲に覆われて全くなんにも眺める事ができなかったのに

岩の上での冷たいご飯食事中に一瞬だけサァ~~と雲が流れて視界が開けた♪

本当に一瞬の出来事。またあっという間に全ては雲?霧?の中・・。

宮之浦岳到着!の時もそんな奇跡がもう1度起こらないか期待してみたけど、

残念ながら真っ白なまま。

ワタシの長くはない山登り経験のなか、こんなパターンが結構ある。

なんでだろか??? 最近の目標は目指せ晴れ女(笑)。でもどうやって???

段々霧濃くなってってる気が・・・。

ヒマラヤトレッキングの時にあんまりにもすごい霧で全く道が見えなくて

危うく迷子になるとこだったことを思い出すけど、この時はまだそこまではひどくなかったかな。

くりお岳に着いても、

花之江河に着いても、

ますます真っ白になってくだけで

せっかくの美しい風景を楽しむことができなくて残念。

ちょっと離れると旅の友を見失うくらいの真っ白っぷり!

予定ではここで綺麗な湿原を眺めながらお茶タイムでも♡ってことになってたんだけど、

寒いし、真っ白で何も見えないしってわけで、

お茶タイムはなしでズンズン進むことに。

 

 


抱きつく木々と霧の新高塚小屋@屋久島

2013-11-19 | YAKUSHIMA 2013

ワタシの人生で毎日続けて木々の写真をこんなに大量に撮ったのは

もちろんこの屋久島旅行がはじめてでしょう(笑)。

高塚小屋から新高塚小屋までの道のりはひとっこ1人いなかったことも良かったし、

木々の雰囲気がなかなか好きな感じだった。

幹というか、枝というかがいっぱいニョキニョキしてる木が多い。

そしてみんなで抱き合って生えてる姿がナイス♪

どれくらいの年月かけてこの抱きつく姿になるんだろうか?

で、旅の友にも抱きついてもらった!

やるの嫌がるかなと思ったら結構素直に抱きつきポーズ(笑)。 

もう1ヶ月も前の事になっちゃっから、どんな話ししながら歩いてたっけぇ??と

記憶が曖昧になってきた感はあるけど・・・。

目に見えない存在はなんにも信じてないワタシだけど、

なんか精霊とか宿ってんじゃないの!!って思っちゃう人とかがいるのもうなずける

見事なネイチャーアート♡

 

 

小屋近くの水場。

ここが最後の水場かと思って、

おじさんは山へ水をくみに・・・

だったけど、小屋に着いたらそばに水場はちゃんとあった。

この日の目的地、新高塚小屋に到着。

3時くらいに到着できればいいかなって思ってたけど、確か2時間くらい早く到着だったかな。

早い到着だったけど、小屋に泊るというおじさま2人がすでに小屋前でまったり。

様々な理由でワタシ的に小屋滞在はNGなので我が家はテント設置。

初日のジェリーズキャンプ場以来のお目見え。

山に持って上がるんじゃ、もっと軽いテント欲しくない?って言いながらも

何年もこのテント使用。

 

ここでも立派な角のオスの屋久シカさん登場。

登山者のおこぼれを狙ってるのか、どの山小屋近くにもシカさん達登場。

「君にはなにもあげられないのだよ」と教えても結局みんなが寝静まるまで

小屋のまわりをウロウロ。たまに他のシカさんを威嚇するような雄叫びあげたりして。

ワタシたちは早々と三岳をちびちびやりながらテントの中でゴロゴロ、

沢山着込んでヌクヌクと山時間を過ごして。

後から続々と登山者到着だったけど、みなさん小屋に滞在のようで、

ワタシ達の他にテント組みは韓国からの御夫婦1組だけ。

このご夫婦とは翌日の全ルート(下山まで)が一緒たったから、ポイント、ポイントで少しお話する機会があった。

日本の大自然が好きで屋久島も2回目だとか。

登山用装備もなかなかイケてるモノ持ってて、おもわずどこのブランドかとか聞いてみたかったけど、

さすがに初対面なのでやめておいた。

 

心配な事が。

陽が暮れる前には辺り1面霧に覆われ、

あっという間に真っ白。

翌日の宮之浦岳頂上トレッキングがこの旅のハイライトなんだけど・・・。

お天気を心配しながら寝袋へ。


新品の高塚小屋、素敵な景色とシカの愛憎劇観賞付きランチ@屋久島

2013-11-16 | YAKUSHIMA 2013

縄文杉での「写真撮ってくださ~い」、「あ、お撮りしましょうか~」の

お決まり写真大会(笑)を終え、人の少なくなってきた道をテクテク。

 

相変わらずマイペースな屋久シカさんに道をふさがれる・・・。

でも大丈夫。気にせずにズンズン進んで行くと山側に避けて

道を譲ってくれるから♪

 

スーパーニューな高塚小屋。

今年8月末の完成だったらしい。

こんな新しい避難小屋初めてだったから、ちょっと中をのぞかせてもらった。

さすがにまだ時間が早いから、今晩はここに1泊だ!みたいな登山客は

まだ誰もいなかったけど。

新築のお家と一緒でまだ新しい匂いがする。

この後入口の開け方が分からず、後から到着した山ガール達としばし奮闘。

結局どんなテクニックも必要なく、単に重~いドアで力が必要だっただけ。

お天気が悪かったらこの中でランチしてもいいくらいにまだ新品!

でも、

小屋を建直したんならついでにトイレもやってくれればよかったのにぃ、と

ついつい思ってしまいがちなくらいの年季の入ったトイレが小屋の外にポツンと・・・。

 

 

この日のお天気は問題なかったから小屋の下、というか前というかのテント場でランチタイム。

インスタントパスタを初めて試してみることに。

日帰りトレッキングの時は比較的重量のある食材でも

他の荷物がないぶん、まっいっか、と背負っていくことあるけど、

今回のようにテント泊の時は

絶対に軽くしたい&インスタント性が求められる山食。

レトルト食品とかは確かに温めるだけで便利なんだけど、非常に重い。

だからといってアルファ米とかインスタント麺とかばっかりじゃ飽きちゃう。

って時にもってこいの1袋♡

この時まで毎日あまり変わり映えのしないお弁当を朝昼食べてたから

このクリームソースとかトマトソースとかの味はうれしかたぁ。

そもそも普段の生活でそんなに毎日白米とかを食べたりしてないから

正直、ワタシにとっては1年分くらいのおむすび食べたんじゃないか???の日々を送ってたので。

ワタシ達の他に2組のグループがここでランチしてたけど、

多分、縄文杉をメインの日帰りトレッキングだったようで

さっくりランチを終えて来た道を戻って行っちゃったから

ワタシ達のパスタ完成の頃にはひとっこひとりいなくなってた。

インスタントなので、もちろんスーパー美味しいとかってことはないけど、

なんたって久々の食感と味だったからうひょうひょ喜びながらいただいてると、

草陰の方からガサゴソと物音。

今まで遭遇度かなり低かったオスの屋久シカさんが♪

角があるだけでやっぱりちょっと強そう。

で、なにしてるかっていうと

必死にメスの後を追いかけまわしておりました。ぷぷぷ。

どんだけ嫌いなんだか、彼が近づけば逃げ、近づけば逃げ、を

ワタシ達がランチの間中ず~とやってたけど、

最終的にどうなってたんだったけ?と記憶がない。

ランチもシカ劇場も楽しんで、今度はこの日の寝床を張る新高塚小屋を目指して

テクテク。

高塚小屋がこんなに新品になっちゃた今となっては

それよりも古い新高塚小屋の名称そのままでいいの?って気はするけど・・。

だって紛らわしい。新しくない方が新なんて・・・。

屋久島入りしてからのワタシはけっこう鼻ぐず気味だった。

森へ入ったらすぐに花粉症の症状が。

毎春、重度の花粉症に悩まされてる。にっくきスギ花粉。

そ~して毎日でっかい屋久スギの中を歩き回ってたら、

春じゃないのに花粉症???

それとも秋に飛ぶ別な種類の花粉に反応したんだか、

分からないけど、木々の中から抜け出すと治まるみたいな。

ワタシの体っておそらく、排気ガスやその他もろもろの環境汚染的なモノには

結構強そうだけど、自然界のモノにはすぐやられる(涙)。

“ワタシの自然との相性が悪すぎるby我が家の主”はそうそう外れてもないのかなぁ。

 

ここから新高塚小屋までの道は

他のコースと同じく素晴らしい木のネイチャーアートの道なんだけど、

でっかい感よりも、枝?幹?の生え方がイケてる木が多い道だった♪


縄文杉を目指して、トロッコ道とウィルソン株@屋久島

2013-11-15 | YAKUSHIMA 2013

 便利な立地と、広い部屋、コインランドリーなどの充実施設で快適な滞在(2泊)ができた

グリーンホテルhttp://www.yakushima-gh.com/index.htmlを夜が明ける頃にチェックアウト。

朝食はお弁当(2日連続)にしてもらって登山道入り口で食べてたし、

夕食もホテルそばの現地食たべれる食事処へ出てしまったから

お食事がどんな感じのホテルなのかはわからんけど、

清潔、親切でナイスなホテルだった。

 

 

で、

前夜は岩盤浴でリラックス&疲労回復が出来たであろうワタシ達は

登山口までの一般車両の乗り入れは禁止されてるため、

レンタカーを屋久杉自然館にパーキングし、そこから荒川登山バスで登山口までGo。

まだ暗い中並んで、ギューギュー(補助席まで満席)40分くらいだったかな???

到着時には既に明るくなってるし、

ワタシ達の前に到着していた人々で登山口は早朝とは思えないにぎやかさ。

この日は高塚小屋でテント泊の予定なので食糧、寝袋etc.を背負って

でっかいバックパックでテクテク。

出だしはトロッコ道。

知ってはいたけどこのトロッコ道長い。

長すぎる。うんざりするほど長かった~(汗)。

一瞬、岩ゴロゴロや根っこがむき出しの登山道より

歩きやすいんじゃないか?と思ったけど、

その反対だった・・・。

この橋みたいになっててくれればOKなんだけど、

トロッコ道は木幅が自分の歩幅と微妙に合わなかったりして、歩幅に気を使う。

トロッコ道で良かった事はここで初めて山の中の木々に戯れる屋久ザルを見れた事(笑)。

それまで路上生活サル達にしか出会えてなかったからこれはなかなかテンションアップ♪

後日知り合った物知りおじさんの話しだと、そのスポットには昔から屋久ザルさん達が住んでるんだって。

時代が変わっても山を離れない子達もいることが分かってホッっとちょっとうれし。

トロッコ道の印象が悪い理由がもう1つ。

ここが屋久島で歩いた中で1番混んでたから。

ま、トロッコ道だけじゃなくて、この後縄文杉まではやはり人気のコースだから混んでる。

人がいっぱいいる大自然が大嫌いなワタシは一刻も早く人混みを抜けたくて

ついつい早歩き。

ワタシ達が付いた時には先客はいなくてすんなり見学できたけど、

その後、ガイド付きの団体さんが何組か到着で

みなさんウィルソン株(屋久スギの切り株)の中に入るのだって順番待ち・・。

切り株の中に入って上を見上げる、の図。

毎日でっかい屋久スギみながら歩いてて、この頃にはでかさに見慣れた感はあったけど、

大人が何人も中に入れるサイズ(樹齢3000年、根廻り32m!)の木ってやっぱすごい。

自分が木の中にいるって感じがあまりしないし、

なんならちょっとした洞窟の中から外見上げる時みたいな感覚。

世の皆さんがこのウィルソン株の中から上を見上げるとハートの形に見えるって写真が

沢山HP上にあったから、ミーハーな気持ちで期待して上を見上げてみたけど、

?????????・・・・・・・・。

一緒に中に居合わせた他の子たちと顔を見合わせ、

もう1度上を見てみても、どの角度からみんなで見上げてみても、ハートには見えず・・・。

 

 

ハートをあきらめ、たいした休憩もとらずにテクテク。

 

 

 

屋久島って言ったら縄文杉!くらいに有名な杉に到着。

やっぱり長~い間生きてるんだねぇ感をガンガン醸し出している姿。

でも、ご高齢のため、保護の目的で囲いが作られてる。

必要なことで、仕方ないんだろうけど、

“うっそうと生い茂る森の中、で~んとそびえ立つ巨木”

みたいのを期待して行く登山者としては

この囲いのせいで神秘的、幻想的な雰囲気が半減で残念。

なにはともあれ一刻も早く重たいバックパックを肩から下したい気持ちはあったけど、

ここも杉を背に写真を撮る大勢の人で混みこみだったから

新高塚小屋を目指してまたテクテク。

 

縄文杉を過ぎると、歩いていた人の数は3分の1以下に減って

なかなか歩きやすくなる♪

しかも、ここからの道のりが本当に綺麗で屋久島の森を感じられるいいコースだった♪

 


よく寝る3人組

2013-11-14 | cat

 投薬生活続行中のKuroさん。

寒くなってきたからか、Cocoともたまにはくっついてお昼寝。

薬が効いてるみたいで体重も少し増えてきて、

先週末の検査では特に悪化していることはないので

このまま今のお薬をまだしばらく飲みましょうとの診断。

ごはんも良く食べるし、走り回るし、病猫には見えないから平和な雰囲気ではあるんだけど。

我が家のゴロゴロ大好き3人組。

週末のお昼過ぎにはよくこんな光景が。

ワタシがドタバタとお掃除等をやってるってのに、

まったく起きる気配なしっ。

ワタシは常に短時間睡眠だけど、この方たちは本当によく寝るよねぇ。


綺麗な朝日で始り、ハートのお尻で終了、ヤクスギランド@屋久島

2013-11-13 | YAKUSHIMA 2013

 もともとインドに呼ばれたと勝手に思い込んで

ガイドブックなどを買ってインド旅行計画を立ててたのに、

諸事情で、急きょ国内旅行に変更し、

これって屋久島に呼ばれてるってことじゃないの♡と

これまた勝手に盛り上がって行くことにしたんだけど、

初日から台風の影響で厳し~い島の洗礼を受けて、

呼ばれたと思ってたけど、実はまだだったのかもぉ~(涙)と

ちと凹みがちだっただけに4日目の朝にグリーンホテルのお部屋から

この朝日を見た時には本当にうれしかったぁ。

相変わらず風は吹いてるし、快晴って感じではなさそうなものの、

とりあえず日中の天気は大丈夫そう♪と期待が持てた。

そしてその通り、天候に泣かされることなく太忠岳まで行けたし、

天候を気にすることなく落ち着いて森ランチも楽しむことができたし♪

太忠岳から下りて、ランチ場を探してテクテク。

しかしいまだに、屋久島に呼ばれたのかは自分の中で疑問・・・。

もちろん行って良かったけど・・・。

先日、「俺は呼ばれた♪」と自信満々に旅の友は言っていたが・・・。

なんとポジティプな人だ・・・・。

 岩登り後、これ以上猛烈腹ペコで耐えきれん!ってところで天文の森に到着。

ひらけた場所で、ベンチもあってランチにはちょうどいい。

この日のランチは朝ピックアップしたかもがわの笹の葉弁当。

2段式のランチボックスのよりは量も少ないし、バックパックの中で若干潰れやすいけど

食べ終わった後の運ぶゴミのかさばり具合がだいぶ違うからこっちの方がありがたいかな。

 爆風の中でのランチ、豪雨の中でのランチを経験した後にに

太陽の光が差し込むなか、落ち着いてランチタイムを楽しめたこの場所はまるで天国。

具はきんぴらごぼう、たまご焼き、サバの塩焼き、鶏のから揚げ、飛び魚のさつま揚げ。

どこのお弁当屋さんで買っても具には大差ないもよう。

食後のコーヒー

って習慣は普通の生活の中ではワタシはほとんどやらないんだけど、

山の中はやはり冷えるからこれがあると温まる。

 

 

そんなこんなで満足して終えたヤクスギランドto太忠岳トレッキング。

帰り道はかわいいお尻に見送られて♡

見事なハートのお尻の親子!

もはや最初に遭遇した時の感動もないから屋久シカさん達の写真は撮ってなかったけど、

ハートのお尻ふりふり車道を歩いている姿がかわいくてパチリ。

車で近づけは脇へノロノロと避けて歩いて行くんだけど、

轢かれやしないかと毎回ドキドキさせられる。

路上生活シカだからって別にやさぐれた感じはまったくないんだけど、

ついつい森へおかえり、と声をかけてしまう。

大きなお世話なんだろうけが・・・・。

後日、宮之浦岳へ行ったときに出会った“元屋久島山岳ガイド、今はリタイア登山生活”な

物知りおじさんが屋久シカが増えちゃってどうしょもない、みたいな事を言っていた。

島人はシカ肉を食べたりするし、レストランでもシカ肉メニューある所もあったけど、

島内にいわゆるハンティングした後に処理する場所がないため

繁殖率とハンティング数のバランスが取れてないんだとか・・・・。

野生動物との共存は人間の永遠の課題だし、難しい問題だから

ここでワタシがあ~だこ~だ言ったところで仕方ないけど、

この日は歩いて疲れた帰り道にこの可愛いハートのお尻で癒されたよ~、

シカさん親子ありがとね♡


岩登ったり、太忠岳@屋久島

2013-11-12 | YAKUSHIMA 2013

 正直、岩登りは好きじゃない。

だったらやらなければ?ってことなんだろうが・・・

苔苔エリアを抜けてズンズン登って行き、太忠岳に近づくにつれて

でっかい岩が転がってるいるのが目に付くようになってくる。

高い山の上に巨岩がゴロゴロ。

不思議な感じがする。

むか~し昔、その昔、花崗岩が海底から上昇して高い山になった屋久島って言われてるらしいから

これらの巨岩も海底からやってきたんだろうかね?

気にならなかった天候もここまで登るとやはり強風。

ま、モッチョムの時ほどじゃなかったけど。

いや~、本当にここに他に人がいなくてよかった。

この岩登り用のロープを目の前にギャーギャー言う見苦しい姿のワタシを

あまり人前では出来なかったと思うので(笑)。

このロープが安全なことをどうやったら信用できるんだろうか??と疑り深いワタシ。

でも到達しようと思っていたところにたどり着けないのは悔しいので登る・・・

やっぱり怖くて岩の上で立ち上がることはできないから

淵にへばりついて、立ち上がって景色を眺める旅の友の写真を撮って満足することに。

ここも強風すぎてとてもランチができる風ではなかったけど、

最初の予定では岩の上でのランチを想像してたんだったっけ。

でもそもそもそんなに怖がってるのに、どうやってここでランチをするつもりだったかは不明。

いまいち自分の考えてる事が理解できない瞬間だった(笑)。

で、上に立っての眺めはこんなだったらしい・・。

そそくさと降りて、

落ち着いてランチができる場所を求めてテクテクと。


ヤクスギランドから太忠岳、苔だったりシダだったり@屋久島

2013-11-10 | YAKUSHIMA 2013

巨木を苔が覆い尽くし、そこから木の新芽が生えている光景。

いや~生命のたくましさって!とひたすら感激しながらテクテク。

ちまたでは苔玉みたいなかわいらしい鉢植えがよく売ってて、

欲しいな~と思ったりしてるけど、

我が家では全く植物が育たない(涙)というか、ワタシに植物を育てるセンスが全くない!ことを

重々承知しているので購入はあきらめてるけど・・。

このモフモフした感じの苔は他の苔たちより少し明るい緑色で

これが沢山生えてる場所は森全体がちょっぴり明るくみえる。

時期的なものなのか、どうなのかよく分からないけど、

想像してたよりきのこの生息率は低かったように感じたかなぁ。

これだけ水分豊富な森には色んな種類のきのこがたくさん生えてるんじゃないかと

勝手に想像してたんだけど・・・。

シダが沢山生えてる場所はいっきに南国、熱帯雨林のような雰囲気に♪

ティオマン島でのジャングルトレッキングを思い出させるシダの道。

あの時はビーサンで歩いてたけど(笑)。

後で考えると、結構長い本格的なジャングル道だったのに、なんでビーサンで行ったんだろか??

虫とか蛇とかにやられる可能性もあったんじゃないの???

なんて恐ろしくなる。幸い足も痛くならず、何にも攻撃されずに終わったが。

そしてまた苔。

折れた木の切り株は確実に苔に覆われてる。

白谷雲水峡の苔むす森を豪雨のため早々に撤収しなくちゃいけなくて心残りだったけど、

この日で苔観賞に関してはなかなかリベンジした感じ♪♪

 

この水場はすご~く雰囲気あって良かった♡

ひゃ~♪もののけだよ、もののけ! なんて思いながら感激したけど、

あの映画を観ていない人はこの光景を前にそうは思わないよね?

でもだったらどんなふうに感激するんだろ?

と、ど~でもいい事が気になったり。

だって、ジブリ作品の影響ってやっぱりすごいよなぁ~って感じるわけで。

どこかの田舎の山間で風の谷っぽい風景に出合えばナウシカっぽくない♪と騒いだり、

で~かい雲のかたまり発見したらラピュタだよ!ラピュタ!とか言ったりして(笑)。

なんなら同時にテーマソングが頭のなかで流れちゃったりすることも。

ベトナムのサパにある山岳地帯の村を歩いてる時もナウシカが脳みそソングになっちゃってたし。

ここではテーマソングよりも

あの白い丸っこい顔のヤツが本当に出てくるんじゃないか!みたいな妄想が・・・。

思わず太忠岳を目指してる事を忘れちゃくらいに

苔に感激しながらテクテク。

下が空洞になってる巨木をみればもちろん中に入らずにはいられない。

苔に覆われっぷりが見事。

木の中から上を見上げると、葉っぱは青々としてるので

ちゃんと生きてるのが分かる。

後ろから来る登山者もいなかったから余計にの~んびりと写真撮ったりして

時間をかなり使っちゃたから

途中からは少しペースアップしてまじめに太忠岳を目指すことに。


太忠岳を目指して、まずはヤクスギランド@屋久島

2013-11-09 | YAKUSHIMA 2013

 ある意味予想外に楽しかったヤクスギランド♪

予想外ポイント1

ここも人気のスポットで観光客であふれかえってるんだろうと思ってたのに、

朝、登山口に着くと駐車してある車の少なさに思わずここってパーキングだよね???ときょどるワタシ達。

お陰でゆっくりとヤクスギランドを歩いて、太忠岳を目指すことができて本当に良かった。

予想外ポイント2

ヤクスギランドというネーミングのせいなのか、

なんとなく作りモノっぽい印象を勝手にもってたんだけど、

そんなことは全くなくて素晴らしかった♪

驚くほどの透明な屋久島の森の水も、

巨木っぷりも、苔苔っぷりも♡♡

白谷雲水峡が厳しい多雨トレッキングで、すご~く不完全燃焼気味だったてのもあって、

お天気に悩まされないですんだこの日はおそらく余計にルンルンで歩くことができたんだと思う(笑)。

予想外ポイント3

楽しいトレッキングロード♪

名前から受ける印象がど~しても整備された公園っぽい所を想像してしまうだけに、

入口からしばらくはそんな感じだったけど、

太忠岳までの道はだんだんと森森してきてなかなか良い感じだった。

この日のワタシ達は激筋肉痛(汗)。

「ランドに行くよ、ランドに」なんてちょっぴり甘くみていたけど、

筋肉痛のせいで脚上げるのが本当に辛かったぁ。

翌日からはテント泊の縦走を予定してたからこのままじゃイカン!ってことで

下山後すぐにドラッグストアへ寄り、

2人してこの日の夜は腿から下に“筋肉痛に良く効きます”ってペタペタするヤツをいっぱい貼って寝たわ(笑)。

初めてやってみたけど、効き目を考えるともっと早くに毎日やればよかった。

筋肉痛じゃなかったらこの根っこの道でつまづく回数減ってただろうなぁって思う。

 屋久島は世界遺産登録から今年で20年目なんだとか。

お土産とかも20周年記念とか書いてあるものも多々あったし、

イベントとかも行われてるみたい。

日本最初の世界遺産登録の1つってことらしいけど、20年前はどんな様子だったんだろう・・。

押しかける観光客の影響とかで、島全体の環境もきっと変わってきてるんだろうなぁって思う。

ここも相変わらず見上げてばかり(笑)。

どのルートも立派な巨木を見上げながらのトレッキングで

日々首が痛い・・・。

他に歩いている人がいないってことで、

神秘的な雰囲気が一層増す森林ルート♡ 

大人気の登山ルートで行列なんてことをよく聞くけど、

せっかく自然の中にいくならやっぱりそんな事は極力避けたいかなぁ。

そしてこの期に及んでもまだ自分の中のファンタジーをど~してもあきらめることができずに、

「あ~この木の下に屋久ザル親子座ってたらなぁ~」とかなんとか

森の中でいちばんやかましいのはワタシだったかも。