Diary

道を作る@奥多摩

2013-12-29 | Trekking

目の前に誰の足跡もなくなっちゃたら、

自分でつけるしかない(汗)!

ってことで

道を作りながら歩く我が家の主。

横切ってる跡はシカさんの走った跡。おっきい角だった♪

基本ワタシは我が家の主がつけた足跡を歩いていけばいいのだけれど、

なんたって、足の長さが違うから思うように歩幅が合わず、

仕方なくワタシも新たな足跡つけて歩かなければならないこと多々。

手前の白いのが雪で、向こうの白いのは雲。

あまりのまぶしさにサングラスしててもクラクラしてくる。

鷹ノ巣山避難小屋を目指して歩いてるのに、

道を作りながらのトレッキングは亀のようなのろさでしか進むことができなくて・・。

あまりにも時間がかかり過ぎてるから

なんか間違えたんじゃないかとあやしんで地図確認。

地図上ではあと一歩の距離。

そして実際には永遠かと思えるような時間をかけて到着(汗)。

 

 

今回最後の山ご飯はトマトリゾット。

体は温まるけど、ボリューム的にちと物足りなかったかな。

すぐにまたお腹すいちゃった(笑)。

 

さすがにクマは冬眠中よね?

それともこの時期もバリバリ活動中だからこの張り紙してんのか??

 

なにはともあれ、倉戸口まで下りて来た時には2人ともヘロヘロ。

我が家の主も人生初の“道作り”(ラッセルと言うらしい)だったし、

何事も経験ってことで。


心折れそうになる@奥多摩

2013-12-28 | Trekking

スキーでもやりに来たんだっけ???な景色の中をトボトボ歩き続ける・・・。

残念ながら努力、忍耐、根性 一切持ち合わせていないんだけど、

登山の厳しいところは「や~めた」と言ってやめられないところ。

こんな所で「ワタシやめました」ってったって、ど~にもならん。

歩き続けなければ下界には着かないし、

重いバックパックを放り投げては行かれないし。

嫌でもなんでもとりあえず歩き続けなくては始らないと言うか、終わらない(笑)。

延々と続くこの1本の足跡を追ってひたすらトボトボ。

何度も立ち止まって気合い入れ直すんだけど、

たいして進まずにくじける。

雪がなければ次のポイントに1時間半で着くはずが、倍以上の時間がかかった!!

ので、この段階で最初の予定は変更。奥多摩駅まで行ってたら日が暮れちゃう。

途中で下山することにはしたものの、

この時は、本当にどこかにたどり着くんだろうか??と思うくらいに凹みまくり状態(笑)。

でも、登らないとこんな綺麗な景色はみれないしねぇ。

 


まだ知らぬ試練前の穏やかな朝@七ツ石小屋

2013-12-27 | Trekking

 昨日で今年の仕事終了~。

そして本日から本物の年末年始のドタバタ開始(汗)。

ワタシの年末年始は普段の生活より大忙し。

本気の仕事が年明けまで続く・・・。

こっちの実家&親戚との大晦日の夜の買い出し、準備(汗)。

あっちの実家&親戚との新年の集まりの買い出し、準備(汗)。

それに付随するもろもろetc.・・・・・。

そんなことはまだ考えてなかった七ツ石小屋での2日目。

文句なしのお天気で、元気な富士山と元気な朝日が楽しめた♡

テントではなくて、小屋で寝た人も寒くて何度も起きちゃったぁと言いながら出てきて

みんなで朝日をパチパチ。

この時ようやく気温が0度に上がってきた!お日様パワーってすごい。

小屋で借りれる湯たんぽは夜中には冷たくなっちゃって、

テントだからかと思ってたけど、小屋でも同じだったらしい。

朝食にお湯注ぐだけの鯛雑炊を食べ、気持ちだけでも暖かくして出発準備。

この時のワタシたちは能天気にも○○時には鷹ノ巣山着いて、

○○時には奥多摩駅到着だね、

なんてことを口走ってた・・・・。

まさかそのどれも達することなく下山することになるなんて!(涙)。

雪があるってそ~ゆ~事なのねぇ~と身にしみた。

小屋から1歩行くと、前日までの雪道なんてなんてことなかったわねっ、

と思わせるくらいの雪がどっさり・・・・。

かるく膝上までの深さ・・・。

青い空、白い雪景色。

確かにステキな景色だったけど、

この先、しばらく行くと道が消えてた(汗)。

= 足跡が全くない =この日はまだ誰も歩いてない。=自分たちで道を作らねば・・・。

 


雪国満喫、ビールとフォー@七ツ石小屋

2013-12-25 | Trekking

山着、山小物の洗濯がひとまず終わって、

ようやく寝袋洗濯に入れた。

2日間の山生活でも2人分の洗濯物はなかなか手ごわいひと仕事。

 

で、まだまだ1日目。

真っ白な山道をヒィーフゥー言いながら大汗かいて山小屋到着。

いっくらマイナスの世界だって、歩き続けるとやっぱり熱くなる。

こんなに歩いて、こんなに汗かいてるのに

いったい何故体重が減らないのか??

って、最初は世界の七不思議くらいに思ってたけど、

理由は簡単!当たり前のお話(笑)。

山小屋到着するなり、テントも張る前にまずはがんばった自分を労わる。

雪山の良い点、冷え冷えの状態がいつまでも保てる♪

こうしてあっという間に消費カロリーより、摂取カロリーが上回る仕組みになってる。

ただいま、バイオトイレを設置工事中の七ツ石小屋。

前回テント張った場所には機材が置かれてて、

予想外の場所でテント張ることになったけど、

ま、問題なし。

山小屋宿泊組みが4~5組み、テントが4組だったかなぁ。

ちらっとお話をした方によるとこの上、雲取山まではあまりの積雪で

引き返してくる登山者もいたとか。

山小屋のおねえさんは18日から3日間ずっと降り続けてたんだって言ってた!

軽くて、簡単、美味しい山食を探してたところ素晴らしいモノ発見♡

粉末のフォーの素。

パクチーと干しエビをトッピングすれば立派なフォー。

もちろんベトナムでいただく味には敵わないけど、

お山の雪中クッキングとしては満足な味にできあがり。

2人なのに、4人前のフォーをたいらげ、

雪の上でも少しでも暖かく寝れますようにと

無駄なお願いをしながら就寝。

 

もちろん暖かくなんて寝れないので

何度も寒くて起きるのだけど・・・。

 


日焼けじゃなくて、雪焼けの心配@奥多摩

2013-12-24 | Trekking

本格的に年末になってきちゃって、ヤバい!

なにがヤバいかよく分かんないけどヤバい気がする(笑)。

近所のショッピングモールはツリーの前で写真撮ったり、

クリスマスショッピングを楽しむ人たちで混雑してるけど、

ワタシ達は人があまりいなそうな所へGo。

 

 

久々にお天気に恵まれた♡ (と出発時には思っていた・・・・・)

なんたって今年は夏からず~と、どこかへ行こう!なんかやろう!って時には

ことごとくお天気に裏切られ続けてたからなぁ。

この日は奥多摩駅そばのパーキング(冬期は無料!)に車を駐車して、

目的の登山口、鴨沢へのバスに乗りながら

空が青くて、風がないことを心底うれしがる。

歩き始めた時も太陽ガンガンで、日焼けするかも?くらいだった。

七ツ石小屋でテント1泊予定だったため、ワタシ背中には大量の食糧が♪

このルートは2度目だから「あ~この先行くと○○だったねぇ?」とか言いながらテクテク。

歩きだしてわりとすぐ、雪が登場。

登山道に入ると本物の雪道になっちゃった。

まぁ、この程度は予想していたと言えば、予想していたけど、

もう少し上に登ってから現れるかと思ってたけど

わりと、結構すぐ雪景色。

なので、ランチも雪の上でってことに(それ以外のチョイスなし)。

暖かスープパスタの準備。

我が家は山に行くと料理担当交代になる。

別に話して決めたわけでもないんだけど、最初から自然とそうだったなぁ。

ワタシは「腹ペコ腹ペコ!」と騒ぎながら待つのみ。

Vie de Franceのおかずパンをたくさん背負っていったけど、

寒さで、“冷蔵庫から今取り出しました”みたいに冷っえ冷えになっちゃってて

美味しさ半減でちょっと残念。

暖かいスープに付けながら食べたけど、スープもあっという間に冷た~く(涙)。

でもうっすらと雪がかかった木々のきれいな景色をおかずに

誰もいない静かな青空ランチ♪ 

文句はない♪

お腹を満たして、気合い入れ直し。

寒~い雪の中のトレッキングでも、しばらく歩くと熱くなって汗かいてくる。

帽子をとり、手袋はずし、少しずつ身軽に。

トレッキング中は着たり脱いだりが大忙し。


フライト前のホッとするひととき、八万寿茶園@屋久島

2013-12-11 | YAKUSHIMA 2013

頑固な風邪もあと1歩で治るんじゃない?ってところまできてるので、

めちゃくちゃ久しぶりにピラティスやりにジムへ行ったら

本日、まんまと筋肉痛。

 

筋肉痛は屋久島での登山以来だぁ~。

屋久島を脱出する前に時間が少しあまり、

ワタシにしては珍しいことをしてみた。

ソフトクリーム、しかも抹茶味。

普段の生活でソフトクリームも緑茶もほぼ口にしないので

ちょ~珍しい行動(笑)。

この八万寿茶園、屋久島では完全無農薬のお茶で

旅人にも島人にも人気のお茶屋さんとの情報。

ソフトクリーム1つ(旅の友は甘いモノ嫌い)しかオーダーしてないのに、

サービスのお茶は人数分出してくれるなんて!

しかもおかわりするか?まで聞いてくれる。

そしてもちろん美味しい♡

 

空港から近いから屋久島行く知人がいたら

ぜひフライト前に寄って行くことを進めるつもり。


アイランドビュー号でびゅ~っと桜島@鹿児島

2013-12-05 | SAKURAJIMA 2013

できればレンタカーで島を1周したり、

レンタサイクルで海沿いや島の小道をのんびり散策してみたかったけど、

この旅の目的はあくまでも屋久島ってことで

桜島にそこまで時間も取ってらんないから

アイランドビュー号でさっくり回ってきた。

500円だったかな?島の片側約半分の主要ポイントをひたすらグルグル回ってる観光者向けのバス。

 

叫んでるモニュメントにも一時停車。

長淵剛がここでコンサートをやったんだとか・・の記念で作られたらしい。

空に広がるのは雲ではなくて先ほど噴火した時の火山灰!

これじゃ頭から火山灰かぶってるってことだよねぇ。

こういったいかにも観光者向け的なことがあまり好きではない旅の友は

いまいちやる気なさげな後ろ姿(笑)。

確かにワタシの中でもフェリーから間近で見れた噴火の時がテンションMAXで

島上陸後はそれほどエキサイトすることはなかったけど、

ま、何事も経験ってことで。

あ、エキサイトしたことがもう1つ!

直売所(笑)。

桜島大根の漬物とか、切干しとか、有名な椿油とか、etc.

旅はこれからだってのにタンマリと買い込んだっけ。

そしてまたもや噴火。

このペースじゃ鹿児島の人がうんざりするのも分かる気がする。

荷物預かってくれたおばさまもワタシが「噴火見れて良かった」って言ったら

「他から来てる人にはねぇ~」と苦笑いだったし。

 沢山の桜島産商品を抱えながら本土へ戻った後は

屋久島船の旅へ向けて腹ごしらえ。

桜島フェリー乗り場から屋久島フェリー乗り場に歩いて行く途中、

海沿いにお食事処が並んでいくつかあるなかの1つ。

みなと食堂。その日獲れた地のお魚を鹿児島の甘いお醤油で食べる。

お腹いっぱいにしてルンルンで船に乗り込んだワタシ達。

この時はまさか危うく本土に戻って来れなくなるような事態になるとは

もちろん知る由もなし・・・。

http://blog.goo.ne.jp/fkana77/d/20131022


本当に噴火したぁ、桜島@鹿児島

2013-12-01 | SAKURAJIMA 2013

フェリー乗り場で荷物預け所を探すも、祭日だからなのかクローズ。

屋久島での登山のためのでっかいバックパックを背負って桜島観光も辛いし、

どうしようかと思い、観光案内所のおばさまに聞いてみたら

「こちらに置いておいていいですよ~」と無料で預かってくれた。

ラッキーでありがたいことだ♡

サイズを問わず(カヤック、ヨット、クルーザーetc.)水の上に浮く乗り物が大好きなワタシ。

テンションUP♪

 多分通勤で使ってる人達がいて、島人にとっては陸のバスとか電車みたいなノリってことかな、

確か24時間運航って書いてあったはず。

船24時間ってなんかすごい。

この時はワタシ達の他に

修学旅行生?みたいな子達が沢山と、立派なカメラを首からさげた観光客がちらほら。

いちばん上のデッキのベンチでまったりすることしばし、

なんだか桜島からモコモコしたやつ出てきてない??????

ワタシ達を含め、観光客の皆さまも大騒ぎ(笑)。

みるみるうちに噴煙はおっきく空に広がってくし、

それを必死で写真撮ってたら、隣からまた新しい噴煙が上がってくるしって、

船上で大興奮!

こんな近くで噴火見たのなんか初めてだったし、

ちょうど噴火してる時に来てラッキーだわ♪くらいに思ったたら、

桜島ってほぼ毎日噴火してて、

地元民にしてみればまったく、ま~ったく珍しいことではないって事を知って超ビックリ。

これが日常って・・・。

桜島にフェリーが到着したころには2つの噴煙が1つになって

巨大雲みたいに太陽を覆い隠す勢い。

「すごいね♪すごいね!すごいね♡」とはしゃぎながら上陸のワタシ&修学旅行生たち。

もちろん島の様子は何事もなかったようにみなさん平常。

タクシーの運転手さんに声かけられたけど、結局バスで島を半周することに。