どこの国でも市場・マーケット見学は面白い。
北米・南米も可愛くてキュートなマーケット多いけど、
東南アジアのワシャ~~~!!って雰囲気には圧倒されるし、楽しい。
ここは滞在ホテルのある村・Nyaung Shweのマーケット。
他のアジアでよくある観光者向けナイトマーケット的なものではなくて、
もろ、現地民の生活のために存在しているマーケット。
インレー湖周辺にある村5か所を回って行われている5日市が
この日はちょうど滞在してる村だったから
朝起きてすぐ(7時くらいだったか?)にホテルから徒歩で向かった。
インレー湖ボートツアーをする時に他の村で行われている5日市に立ち寄るってのも
チョイスにはあって、実際そうしている観光客も沢山いるんだけど、
ボートツアーでは他にゆっくり立ち寄りたい場所があったから
5日市見学はNyaung Shweですますことに。
普段からこの場所はマーケットとして存在してるのだけど、
5日市の日は店舗が確実に増えてる。
っていうか、マーケット内の店舗ではない場所(通路のはず)にも
地面にズラーっと1列に商品を並べて商売が行われてるし、
マーケット外にもぐる~と周りに商品が並べられて売られてる状態。
5日市以外の日はマーケット内に店舗を構えているところだけが営業している模様。
でもそれだけでも十分に広い敷地で、1歩中に入るとどこから入って、どこを通ったのか
迷子になるくらいだから、
5日市ともなればそりゃ~おお賑わいで、自分がどこにいるのかさえ分からん(笑)。
このおばさまが量り売りしているのは何かの葉っぱ(ハス?バナナ?ココナッツ?)
に包まれたお米。
もち米なのか、はたまた何か味付きなのか、買ってないから分からずじまいだったけど、
結構な売れ行きだったから、家庭ではできない調理法?とかなのか・・・・・???
お野菜だの、お供え用のお花だのはすごく沢山の店舗があって、
素人目にはどのお店の商品も大差なく、同じように見えるけど、
地元の方たちはどうやって買うお店を決めてるんだろうか?
こんなかたちのショッピングに慣れていないワタシたちには分からない
品質の違いとかがあったりして???
この葉っぱは噛みタバコ。ミャンマーのみなさま大好きな模様。
マーケットだけじゃなく、路上でも、どこでも売ってる姿がみられた。
基本スーパーでのショッピングに慣れてしまってるし、
マーケットで買うものってなんだか大量買いしなくちゃいけないようなイメージもあるし、
とかで、食材を買うのはちと躊躇気味なワタシたち。
なんか可愛い雑貨とかあれば買うんだけどなぁ~とか思いながらぶらぶらしてると、
この紺のTシャツのおにいさんの前に購入者の列が。
人気なんだなぁ、なに売ってんだろと足を止めてみると、
えっらい猛スピードで、
小さなビニール袋の中に何種類かの得体の知れない食材と
何種類かのお野菜と、何種類かの得体の知れない液体を入れてる。
作業としては以上。
それを隣に立ってたおねえさんがお客からお金を受け取り、注文の個数分渡す
というなんともすっばらしくスピーディーな流れ仕事。
次から次にお客がくるんで、しばらくジィ~とその様子を見学。
人が途切れた一瞬に、おねえさんに「それなに?」と聞いてみたがどうも英語が通じず、
見た目、チーズっぽい感じもしたから「チーズ?」と聞いてみたところうなずいたから
試しに1袋買ってみた。
その場でスプーンを貸してくれたから1口食べてみると
絶対チーズじゃないけど、めちゃくちゃ美味しい!!!
言葉が通じないから美味しいってことをどうにか身ぶり手ぶりで表現。
美味しい表現は万国共通なのか、お兄さんも満足げで笑ってくれた。
この後ホテルへ戻り、朝食のつもりだったから
残りは大事に持って帰って、ホテルの朝食のときに食べることに。
1袋日本円にして20円くらいだったかな。
買わないものはいちいち値段とか聞いてないから分からないけど、
ここに住んでたら毎日でも来て買いたいと思う新鮮お野菜たち。
えぇ~!って思うような値段出してパクチーとかをスーパーで買ったりしてるけど、
きっとその値段だしたらここでは毎日食べても食べきれないくらい買えるんではないだろか?
とか思ったりして。
結局、その謎のお惣菜と、カラフルカゴバックのみを購入してホテルへ。
アジアのマーケット、暑さとの戦いになっちゃうから早朝に行くことをお薦め。
そして、パワーがないと見て回る気すらおきなくなっちゃうから
元気な日に(笑)。
ホテルの朝食に向かい、
ウエイターの子にマーケットでこれ買って来たんだけど、これ何?って聞いたら
豆腐サラダで、インレー湖の対岸にあるKaungdine村の特産だと教えてくれた。
チーズのように見えたのはお豆腐。といっても日本のとは少し違う食感。
油揚げのようなのも入ったりしてて、謎の液体達は不明のままだけど、本当に美味しい。
ホテルの綺麗なプレートに入れてもらうとビニール袋から食べたものとは
なんだか別の高級料理みたいだった(笑)。