100万部超の大ベストセラー「嫌われる勇気」!
今まで、原因論で日常のあらゆることを考えてきた、
「嫌われる勇気」を読み、アドラー心理学に触れることで、
原因論→目的論へと考え方が変われば、ずいぶんと救われる
気もする…
以下は、http://buddha-psychology.com/aetiology-teleology/より抜粋
アドラー心理学を教える哲人の元に相談に
やってきた女学生の話です。
彼女の悩みは赤面症。
人前に出ると赤面してしまう症状ですね。
どうしてもこの病気を治したい。
この病気が治った暁には、密かに思いを寄せて
いた男性に告白してお付き合いしたい、というのです。
これを原因論的に見ていくと、
彼女が好きな男性に告白できないでいるのは赤面症だから。
赤面症になったのには過去の経験に原因があるだろうから、
それを見つけて除去しよう、となりますね。
これは至極、当たり前のように思います。
ところが哲人はまったく違う見解を示したのです。
哲人 どうして赤面症は治らないのか。
それは、彼女自身が「赤面症という症状を必要としている」からです。
(中略)
哲人 彼女にとって、いちばん怖ろしいこと、
いちばん避けたいことはなんだと思いますか?
もちろん、その彼に振られてしまうことです。
失恋によって、「わたし」の存在や可能性を
すべて否定されることです。
思春期の失恋には、そうした側面が強くありますからね。
ところが、赤面症をもっているかぎり、
彼女は「わたしが彼とお付き合いできないのは、
この赤面症があるからだ」と考えることができます。
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