続きです。
どの層のお客様を
自社の顧客としていくのか?
ここを明確に決めて、
会社をつくっていくことの
重要性を感じます。
最終的にお客様は賢くなっていき、
センスも上がっていきますから、
ある程度のこだわりを持った層の
お客様と歩を共にするというのが、
懸命だと思います。
そしてこの層のお客様は、
ただ商品(=家)だけを見て住宅会社
を選ぶのではありません。
その会社の店舗、スタッフさん、
カタログや封筒、紙袋、名刺、
ウェブサイトなど、
ありとあらゆる部分から、
その会社の世界観を感じ、
自分たちの理想の家をつくってくれるか、
とか、建てた後も良いお付き合いが
できるのか、などトータルで
判断するようになってきているのです。
この割合は年々、着実に増えていく。
そしてモノ売りしかできない住宅会社は
着実に受注しにくい状況になっていくのです。
だからこれからの時代、住宅会社は
「自分たちは何者か?」
ということを市場に発信していく
ことがますます重要になってくると思います。
価値観、生き様、日ごろ、どんな
仕事をやっているのか、など、
感じよくお客様に伝えられるような
センスが求められるでしょう。
そして住宅以外のモノを扱うことも
必要になってくるかもしれません。
最終的に自分たちが何屋さんか
分からないように進化することが、
おそらくはこの10年の動きになるかも
しれません。
続きは次回。
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