歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

北朝鮮のミサイルに向けての日本の対応

2017-08-13 11:53:33 | メディアによる印象操作はますます激しい

 

        

  

  口汚い罵りあいに終始しているトランプ大統領と、北朝鮮のトランプ挑発は、傍から見たら、関係ないと思って、韓国でも日本でも平常通りの、警戒心の一欠けらもないような振る舞いです。

  あの北朝鮮が本気出したアメリカの前では、一週間で無くなってしまうのではないかという、もっぱらの噂です。実際そうかも知れませんが、日本でも桶狭間の戦いという立派な見本さえあります。

   

  本当に世の中一寸先は闇と言います。何が起こるか分かりません。能天気な左翼は。普段はアメリカ軍事基地反対とか言っているくせに、アメリカ軍のもとで守られていることが、当たり前ぐらいに思っている、自分勝手な者に気が付かなくなってしまったのでしょう。

  小野田防衛相は、実にいいタイミングで「存在危機事態に備えよ」といったことは、安倍首相さえ気が付かないポイントを付いたと思っています。日本民族の存在空間は、何もしなくて守れるものではありません。

    ソウル駅でトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が映し出されたニュースの画面を見る男性(AP)

 

  特定アジアの目的は日本民族の存在が突出することを許せないのです。彼らの今の存在が虚構の上にあることがばれてしまうからです

  日本民族の今までしてきたことはこの地球上では画期的な事ばかりでした。20世紀前半まで、地球上はダーウインの進化論の思想にかぶれ、白人が最も進歩した人間であり、この地球上を指導する役割を担っている。だから植民地にして指導するのは当然だ。

  良い白人はごく少なく、植民地で有色人種を奴隷のように酷使し、白人社会の為に、奴隷として働かせてそれが当然として、白人社会ではだれも疑いませんでした。日本がロシアに勝つまでそれは続きました。あの時の日本が北朝鮮の立場だったかもしれません。

   

  そういう風にならないとも限らないのに、何と日本のメディアをはじめ空気は暢気なものです。その意味でも産経新聞の主張は実にいいタイミングでの、それこそ主張でした。

 

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【主張】 産経新聞・平成29年8月12日付

  北のグアム攻撃 「存立危機事態」に備えよ

 

   小野寺五典防衛相が国会で、北朝鮮が米軍基地のあるグアム島を弾道ミサイルで攻撃した場合、集団的自衛権の行使が許される「存立危機事態」に該当する可能性があるとの見解を示した。

    

  グアム攻撃によって米軍の打撃力が損なわれれば、日本防衛にも支障がでるとの判断からだ。

  国民を守り抜くうえで極めて妥当な認識である。安全保障関連法は、国民の生命、自由などが「根底から覆される明白な危険がある事態」を、存立危機事態と位置づけている。

  北朝鮮はグアム島周辺30~40キロの海域を目標とする4発のミサイルを準備中で、発射すれば日本の島根、広島、高知県の上空を通過すると発表した。

    北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、陸上自衛隊高知駐屯地に配備されたPAC3=12日午後、高知県香南市 

  北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、陸上自衛隊高知駐屯地に配備されたPAC3=12日午後、高知県香南市


  万一の日本落下に備え、中国・四国や九州地方に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開するのは必要な措置である。

  問題は、イージス艦の迎撃ミサイル(SM3)を含め自衛隊の現有装備では、グアムへ飛んでいく弾道ミサイルを迎撃するのが相当困難であることだ。

  それでも、自衛隊が米軍へミサイル関連情報を提供することにとどまらず、迎撃などを試みて米国と守り合う行動をとることには大きな意義がある。

  日本の防衛は専守防衛の自衛隊と打撃力を提供する米軍の存在によって構成されるからである。

  グアムはアジア太平洋地域における米軍の重要拠点だ。最近も北朝鮮のミサイル発射に対抗し、自衛隊機がグアムから飛来したB1爆撃機と共同訓練を行って、日米同盟の団結を示したところだ。

   

  もしも周辺の海域ではなく、グアムの米軍が損害を被ればどうなるか。グアム居住の米国一般市民に被害が及ぶかもしれない。在日米軍も含め、米国は自衛のための反撃に乗り出すと思われる。

  北朝鮮から直接武力攻撃があるまで日本が傍観し、「集団的自衛権の行使」から逃げれば、米国の政府や世論は、日本を身勝手な国で、守るに値しないとみなすだろう。日本の安全とアジア太平洋地域の繁栄の基盤である日米同盟の空洞化を意味する。

  常軌を逸した北朝鮮の軍事的威嚇を前に、日本が集団的自衛権の行使によって米国と守り合う姿勢を堅持することが肝要である。それが、日米同盟の抑止力を高めることになる。

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 【産経抄】産経新聞・平成29年8月12日付
北の危機目前、安保関連法「どうして急ぐ」とかしましかったマスコミは不明を恥じてはどうか


  もし2年前の9月に、集団的自衛権の限定行使を容認する安全保障関連法が成立していなかったらと考えると、盛夏であるのに寒気立つ。北朝鮮が米領グアム周辺への中距離弾道ミサイル発射計画を公表し、ミサイルの日本上空通過も予告した件である。危機は目の前に迫っている。

     北朝鮮の労働新聞が5月15日掲載した、新型弾道ミサイル「火星12」の発射実験の写真(共同)

 

 ▼小野寺五典防衛相は10日の国会閉会中審査で、北朝鮮が実際にミサイルを発射した場合、安保関連法に基づき集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に認定し、自衛隊が迎撃することは可能だとの認識を示した。

一部の新聞は「拡大解釈」だとの悠長な懸念を伝えたが、なに相手にすることはない。

 ▼「日本の安全保障にとって、米側の抑止力・打撃力が(攻撃を受けて)欠如することは、日本の存立の危機に当たる可能性がないとはいえない」。こう淡々と述べた小野寺氏の説明は分かりやすかった。グアムは、日本有事の際の米軍来援の拠点なのだから当然である。

 ▼安保関連法案の審議時には、多くのマスコミやテレビコメンテーターらが「なぜ今なのか」「どうして急ぐのか」「議論が足りない」などとかしましかったが、当時もそれ以前も北朝鮮は着々と核・ミサイル開発を進めていた。少しは自分たちの不明を恥じてはどうか。

 ▼「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨だとは考えられない」。鳩山一郎首相(当時)は昭和31年、敵基地攻撃能力の保有は合憲だとの政府統一見解を出し、歴代内閣も踏襲している。

  安倍晋三首相は6日、「現時点で具体的な検討を行う予定はない」と述べたが、ここは「君子は豹変(ひょうへん)す」でいくことを勧めたい。

    

 ▼安全保障の要諦は、実は誰でも知っている。「備えあれば憂いなし」。この一言で足りるのである。

 

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  憲法違反だとか言っている場合ではないと思っています。民族の存亡がかかっているのを、それこそ座して死を待つつもりなのでしょうか。日本の国益と言う事は、外に侵略して領地を増やす事ではありません。日本民族の安全と存続をかけたぎりぎりの国益です。

  メディアはどこの誰の味方か、立場をはっきりすべきです。ふざけた人権主義者たちの言う事は机上の空論です。悪いことをする方が得をするそんな風潮には気が付かない振りをしていますが、チャイナや北朝鮮の独裁者と安倍首相のどこに共通点があるのでしょう。

  20170812【平和の灯を!ヤスクニの闇へ2017キャンドル行動「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」】、カウンター

  靖国神社付近が、また揉めていますが、日本の警察は日本人の納得のいく取り締まりをできない状態にあります。これは警察が悪いのではなく、それをさせない圧力に政府の腰が引けているのです。

  こういう情けない風景を毎回見せられると、日本人としての無力感を感じます。日本政府・官僚の中にまだ東京裁判史観にどっぷりと浸かった、特定アジアに甘い、逆らえないとか言う刷り込みがなされています。しかし、そんな風潮も少数派になりました。

   20170812【平和の灯を!ヤスクニの闇へ2017キャンドル行動「東アジアの視点から『明治維新150年』とヤスクニを問い直す」】韓国人や朝鮮人や反日極左たちによる違法な政治活動

  まだまだ先は長い感じはしますが、日本の正しい歴史認識を、ネットを中心に広げていくのが今のところ唯一の方法であり、それが甚割としみこみ始めているのを実感します。

 


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1 コメント

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ドナルドランプも金正恩も (香菜子傲慢政治反対主義者)
2017-08-14 19:04:08
自己中心的で傲慢高圧的な政治という意味ではドナルドランプも金正恩も似ているけれど、無意味な高慢なプライドで戦争を起こすことだけはやめてほしいです。

グアムに住んでいる罪のない住民に対する迷惑を考えたことはないのでしょうか。
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