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石鹸を使わず夏を乗り切ってみて、、

2023年09月12日 | 健康
自らの皮膚を実験材料に色々やっているわけだが、(石鹸を使わない生活を)やり続けてなんだかメンタル的にも良い感じがする。

石鹸を使わず夏を乗り切ってみて、、

この暑い夏の間も、石鹸を使わない生活を継続した。治療院にはシャワーが無いので、汗をかいた後は濡らした手拭いで体中を拭き、タオルを使って乾拭きして過ごした。その頻度がいつもの年より増えているので、以前にも増して清潔にしているように思っている。

そこで思ったのだが、以前はよく発生していた温冷浴時の皮膚のかゆみが全くない。程よい自らの油分のせいもあるのだろう、肌の調子がすこぶる良い。自らの垢は石鹸を使わないのでかなり残っていると思うが、皮膚の細胞の死体であるこの垢は、自らが作り出した自らのための保湿剤。そう思って垢をも愛おしものと考えれば、これだけでも続けたくなる。ところで皮膚は東洋医学でいうところの「衛気」と関連する。これは皮膚や粘膜、汗腺といった体表部分に働き外邪の侵入を防ぐエネルギーのこと。現代風に言うところの免疫機能と関連するこの「衛気」が元気になっているので、私の弱点である肺体質が改善していると、良いように解釈している。

そういえば、肺は悲しみや憂いと関係し、皮膚にダメージを受けると悲しみや憂うつ感が増すと東洋医学の本にある。アトピーの傾向として物憂げな方や共感力が強い人が多い気がするが、この辺りは私もそうだがまさに肺体質の人と重なり、皮膚と肺の関連の強さを考えたりもする。

肺と皮膚が関係しているとすると、皮膚が弱い人は当然呼吸器も弱いとなる。そこから紐解くに、皮膚の改善は呼吸器系の改善につながるかもしれない。そして姿勢も。猫背で息を吐くのが下手くそな方が多いが、皮膚を意識すれば姿勢も改善され肩こりも解消する、かもしれない。

石鹸を使わない生活とはいえ、油ギトギトを感じ過ぎる時や、関節には石鹸を使う事もある。だが私を心身ともに守ってくれている垢はできるだけ落としたくない。現代生活からして体をどこまで洗わないかはなかなか難しいところだが、どこでも水浴できる環境があればこれは解決するだろう。これからどんな浴室を手に入れるか、そんな生活に憧れる自分がいる。


東洋医学でいう「肺」はもっと広い意味を持ってて「津液」を体に散布する役割や、皮膚の調節、外邪からの身を守る作用なども担当してます。そういうことで呼吸だけでなく水分代謝、汗腺の調節、免疫までも「肺」の機能と関係しています。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さくらもち)
2023-09-12 12:46:21
日本の石鹸は特に添加物の塊のような気がしますね。
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Unknown (felizfelizfeliz)
2023-09-12 13:55:46
さくらもちさん
大切な体表常在菌の殺菌だけでなく、添加物も気になるところですよね。
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