「おおしたさん」のブログです

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石鹸を使わなくなって半年が経った

2023年06月13日 | 健康
秩父宮ラグビー場から国立競技場方面の写真です。
歩道の拡張工事が進んでいます。

皮膚の表皮にある基底細胞が分裂を繰り返し、死んだ細胞がどんどん上(表面)に押しやられて堆積したものが垢です。つまり皮膚の細胞の死体のようなものなのですが、これはこれで保湿という役割を担っている。

曲がるところは石鹸で洗うが、今年の1月から石鹸やシャンプーはほぼ使わなくなった。というのも体内の水分蒸発を防ぎ、汗をかき、体温調節にも関係し、紫外線や超音波などを感じるといった、人体最大の臓器である「皮膚」に今一度注目しようと思ったからだ。

そもそも世の中に石鹸を使う動物はいないのに、果たしてあれだけゴシゴシと皮膚を傷つけ、そして油分を取り除いて良いものなのだろうかといった素朴な疑問から、石鹸を使わない芸能人の事とかも調べ、あれこれやってみつつ、神経や皮膚、経絡との関係やら、五感に不随意運動、脳科学、プラシーボ、潜在意識等々、やっぱり石鹸は必要ないというところに辿り着いた。

この6ヶ月、ほとんど石鹸は使っていないが、匂うことはないようだ。最初は垢も出ていたが、これが普通になると、逆にしっとりしてくる感じがする。そう、潤いが出てきたように思うのだ。ただ、食べ物は油っぽいのが好きなので、顔はいつも油ぎっている。これは非常に不快でもあるので、頻繁に顔を濯ぐようになってしまった。

筋肉よりも皮膚、特に接触鍼をメインにする鍼灸師として、自らの皮膚を実験材料に色々やっているわけだが、やり続けてなんだかメンタル的にも良い感じがする。あと、今気づいたのだが、今年はずっと2つの鼻腔で息ができている。この寒い時期も呼吸に苦労したことを思い出せない。そういえば喘息も出そうな気配すらない。これも石鹸を使わなくなったことが一助となっているかもしれない。

皮膚は健康の鏡だ。生まれて最初に外界に接するのも皮膚だし、身体を守るための情報処理機能もここに集約している。老若男女、特に子どもは年長者のハグと共に、寒い日は寒い日を肌で感じ、暑い日は暑い日を肌で感じるようにすればこの情報処理器官が必ず育つ。そしてもしもあなたが誰かの親なら、この感覚器官をどう育てるかを考えると良い。それすなわち自分を育てる事にも繋がるのだから。子どもを通して、日常の「肌が合う」生活とともに、皮膚育てから生きやすさを見つけてみるのも一考に値すると思う。


自分の思うようには育ってくれない自然災害と生活をして、この世知辛い世の中で、自分自身かなり生きやすくなったように思う。そう、子どもとの生活を通して生き方に適当さが生まれた感じ、自分自身そう変わらざるを得なかったのは生きる上で大きな収穫だったように思う。そして物の見方というか、生きる物差しが増えたとも思う。

そう…私が4月頃に患った、夜中に息ができなくなるのがまさにそれ。「腎中の精気」との関係なんです。
呼吸に関係するからって「肺虚」や「肺実」から診てしまいがちだけど、私の場合は腎を補って心窩部のつかえが取れ、それでよくなるんです。







皮膚が変化すればなんらかの物質が生まれて、その中には情動に作用するものもあるっていうこと。



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