「おおしたさん」のブログです

思っていることや考えていることを、気ままに書いています。

「子供産まなくてよかったです、マジで」って(^◇^;)

2023年06月14日 | 考えていることとか思っていることとか
独身子無しが「今とても充実している」と言うと決まって「先は厳しい」と言うひとが出てくる。意地悪だねぇ。
曰く「結婚していないと(子がいないと)寂しい老後になる」「ヨボヨボになったら誰に面倒見てもらうのか」トカトカトカ。
そんなのねぇ「どうですかね」としか思わない。
私たちはもう、結婚してて夫婦一つ屋根の下に住んでいても、子がいても、寂しい人を知っている。
いずれにせよ、2023年日本に生きる氷河期世代の女一匹として「子は持たなくて本当によかった」が本音。
 

 「子供産まなくてよかったです、マジで」という過激な表題のこのブログ、どんな事を言っているのかと読んでみたら、うんまあ確かにそうだと共感した。男も女も家族とでさえ一緒に生活するのを大変だと感じている人が多くなったこの時代に、赤の他人と暮らす覚悟はできているのか、果たして結婚して子どもがいたら寂しくないのか。家族がいたところで寂しさを紛らわす事ができない人はたくさんいる。時はすでに家族への幻想は捨てて良い時代に入っているのだ。

 私は「種族保存」と「個体維持」の二つが人として、いや動物としての本能だと思っているのだが、このほかにもこの方の言う過剰人口への適正を求めるという地球規模の本能が動物に備わっているとは思ってもいなかった。

世界的に見れば人口は増える一方で、2050年には100億人超える説が濃厚で。
日本は少子化対策が喫緊の課題だと言われているけれど、地球規模で見れば人口は過多なんだから、別に減っていいんじゃないの?減らしたほうがむしろ適正なんじゃないの?地球のSDGs的には。

 お一人様で生きることができるようになったこの時代、子育てはお金がかかるし社会的にも恩恵を感じる事は少ない。そして有権者のほとんどが年寄りの日本において、子育てファーストを掲げる政治家が当選しにくい仕組みがすでに出来上がっている。益々年寄りが増えるこの国で、私も子育て世代よりお一人様を大切にする政治家を選ぶかもしれない。

 私は子どもがいるが、だからといって将来子どもに頼る事なんてしたくない。そもそもそんなことを期待して子育てをしてきたわけではない。子育てが終わったら、この書き手と同じような独り身に戻るのが親として当然だと思っている。そうなのだ、子どもがいようがいまいが、結局一人に戻るのが当たり前なのだ。

 となると、子育てありきはおかしいし、子どもを育てる楽しみがあれば、子どもがいない楽しみがあってもいい。まあ子育ては楽しい楽しくないという論点で語れるものでは無く、本能的なものに根ざすのだから、地球を救うために世界人口を減らす本能が働く人がいて良いと思う。結婚して子どもを育てることが当たり前だと思っていた人もいれば、こういう考えも大いにありだと思う。


 親の子どもへの依存を聞くたびに色々と考えてしまう。子どもには親の事なんて思い出しても欲しく無いし、自分や家族の事だけを考えて生きて欲しいから。親でいるのは高校生くらいまで、とにかく親の事なんて考えず自分中心で生きていってくれたら良いと思う。

平均的水準から外れることを極端に嫌う若者がいるとしたら、確かに子育てについても平均を求めるかもしれない。若者の所属するコミュニティにもよると思うが、平均でいようと思うと、その少し上の収入が必要だ。でないと余裕を持って生活できない。それ以前にその平均のなんたるかを想像と妄想で築いていなければ、こんな考えは生まれない。


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