まめ家

はたけのこと、いえのこと、じぶんのこと。

目指せ!!腹割れスコーン

2011-12-28 13:07:39 | お菓子

好きなんだけど作ると失敗続きのスコーン…。

でも、クローバーさんから「中力粉のスコーンレシピをupしました。」

とのコメントを頂き、早速作ってみました。

しかし、一回目は、全く腹割れせず失敗してしまったので

Cpicon ついに完成★ザク・ふわ全粒粉スコーン★ by ケロケロばたこ

のレシピも参考にさせてもらい、再度リベンジしました。

《材料》

  • 粉 230g
  • ベーキングパウダー 大さじ1
  • バター(有塩) 50g
  • 砂糖 30g
  • 卵+牛乳 合わせて125cc
  • 打ち粉(市販の強力粉)適量

 

《準備》

バターを1cm角に切り冷凍庫に入れて冷やしておく。

粉とベーキングパウダーをビニール袋にいれ口を閉じフリフリしてから冷凍庫に入れて冷やしておく。

 

《作り方》

  1. ボールに冷やした粉とバターを入れ、スケッパーでバターを小さく切りながら粉をまぶしていく。
  2. バターが小豆大になったら、両手をすりあわせるようにしてバターと粉をすり混ぜてさらさらにする。
  3. 2に砂糖を加え混ぜ、粉の中央を凹ませたら溶いた卵と牛乳を一度に加えて、ゴムベラでサクサク切るようにしてざっと混ぜたらひとまとめしてラップをかけて冷凍庫で30分冷やす。(今日は雪の中にボール後と放置。)
  4.  打ち粉を振った台の上に3をのせて2~3cmの厚さに伸ばし、上に打ち粉をふってから包丁で3等分に切り3つを重ねてまた2~3cmの厚さに伸ばす。これを3回繰り返す。(打ち粉は必ず!)
  5. 4を2cmの厚さに伸ばし5cm×5cmの三角形に切って天板に並べ、210℃に温めていたオーブンに入れ、200℃に下げて15~20分焼く。

 

«感想»

またも、「ムガーッッ!!」という腹割れスコーンには会えずでしたが、

ちょっぴりですが腹割れしてサクサクに仕上がりました。

腹割れスコーンにならなかったのは、3の作業でちょっと混ぜすぎたかな?

初め砂糖をレシピ通り50gで作ったらうちの小麦粉(ホクシン)は粉自体に甘みがあるので、甘くなりすぎました。

で、2回目は砂糖の量を50g→30gに減らしました。

そしたら、好みの甘さになりましたよ。(カロリーも減ったかな。)

今回は、サクサク腹割れスコーンを目指したので小さく5cm×5cmの大きさの三角形にしたのですが、

今度は5cm×5cmの四角形にしてサクフワな腹割れスコーンを目指してみます。

(スコーンの旅は続く…のか?)

 

私の重い腰を上げさせてくれたクローバーさん、ありがとうございます。

まめ好き が作りました。

 


ずーっと作りたかったチーズタルト

2011-12-21 12:13:47 | お菓子

 

578さんがブログで紹介してくれていたチーズケーキとタルトを組み合わせてチーズタルトにしたら

「ぜーったいうまいハズ!!」とずっと思っていて、やっと作りました。。

お味は、想像以上に「んめぇぇ!」ものになりました。578さん、ありがとう!

 

チーズタルト(21㎝タルト型1台分)

タルト生地

《材料》

  • 2番粉 200g
  • 無塩バター 100g
  • 粉砂糖 40g
  • 卵 1個弱(2/3個)

《作り方》

  1. 室温に戻して柔らかくした無塩バターをゴムベラでクリーム状になるまで練る。
  2. 粉砂糖を1に加えクリーム状に混ぜてから、といた卵を少しずつ加えてそのつどよく混ぜ合わせる。(分離しないように最初はすこし多めに、残り1/3量から少しずつ慎重に混ぜる。)
  3. 2回ふるった2番粉を一気に加え、ゴムベラでサクサク切るように混ぜてぽろぽろに状にする。
  4. 台の上に3を取り出し、手の付け根で押すようにして生地をすり伸ばして軽く練り、まとめてを1~2回くりかえし、ひとまとめにする。
  5. 台の上にラップを敷き4の生地をのせたら、その上にもう1枚ラップをかぶせてめん棒で5mmの厚さにのばし、冷蔵庫で半日休ませる。
  6. オーブンを180℃に予熱しておく。タルト型に5の生地をきっちり敷いたらめん棒を型の上で転がして余分な生地を落とす。
  7. 6の底をフォークで刺して穴をあけてから、オーブンシートをのせた上に重しをのせて180℃のオーブンで15~20分焼く。(チーズクリームを入れてもう1度焼くので、半焼けぐらいでいい。)

 

詳しくはこちら

Cpicon サクサク☆タルト生地(全工程写真つき) by せつぶんひじき

をご覧ください。写真入りでとっても分かりやすいです。

 

チーズクリーム

《材料》

◯クリームチーズ 200g

◯砂糖 50g

◯卵 1個

◯生クリーム 150cc

◯レモン汁 大さじ1

薄力粉 25g

 

《作り方》

◯を室温に戻しておき、全部ボールに入れてハンドミキサーの低速でなめらかになるまでよく混ぜる。

ゴムベラに持ち替えて、ふるった薄力粉を1に加え、きれいに混ぜる。

 

http://konaya578.blog.fc2.com/blog-entry-170.htmlのレシピを参考にさせてもらいました。

 

《仕上げ》

タルト生地にチーズクリームを8分目に入れて180℃のオーブンで40分~50分焼く。

あら熱がとれてからラップに包んで冷蔵庫で1日寝かす。

 

«余談»

実は、チーズケーキ苦手だったんです。でも、578さんが「小岩井農場の食感に近い。」って書いてらして。

私も小岩井農場のチーズケーキは食べられる!ので、578さんのレシピなら作ってみたいなーって思ってました。

そしてその何日か後のブログでタルト生地も紹介されてて、「おー、これは2番粉でチーズタルトに決まり!」って。

(それから重い腰を上げ作り始めるまでが長いんですが…。)

タルト生地を作って、焼いて、寝かせてと食べるまで3日かかりましたが、時間をかける価値あり!。

とってもおいしくできました。タルトが嫌いなうちのダンナさんも「これはうまい!」って言ってました。

(578さん、ありがとう!!)

おいしいおやつがあると、豆の選別作業もはかどるような…気がします。

 

まめ好き が作りました。


無肥料ホクシン全粒粉の良さを生かすには;HB食パン

2011-12-20 11:43:52 | パン(Premium粉)

 

ホクシン全粒粉100%でもパンは焼けます。

でもね、私なら耳は食べずに、中身だけ食べます。やはりフスマが口に当たるのです。

うちの全粒粉は粗いフスマを取り除いてあるので市販の全粒粉に比べれば、フスマの割合は少ないのですがやはり気になります。

クッキーのような油脂の多い焼き菓子は全粒粉100%でも気にならず、

かえってこの方がサクサク香ばしくて美味しく感じます。

 

 

それならばと思い、HB(ホームベーカリー、Panasonic SD-BMS104)でデニッシュ風の食パンを焼いてみました。

粉はホクシン全粒粉50%+市販強力粉50%を使いました。

粉280gに対しバター125g使います。

思った通り耳も中身も柔らかく、ふすまは全然気になりません。油でふすまがしっとりするので舌触りが良いのでしょう。

しかし、食パンのようにパクパク食べれるようなものではありません。

砂糖も多いので、味が重くコーヒーと一緒に、一切れ食べればよいとこでしょう。

 

 

そもそも、フスマが気になるなら、パンにホクシンの全粒粉を使わなけばいいじゃないかと思うでしょう?

でも、そうはいかないのです。

 

というのは、市販の強力粉100%のパンは口に入れた瞬間、面白みを感じないのです。

つまり、物足りない。

一回、ホクシン全粒粉入りのパンを食べてしまうと、その小麦粉本来の味のとりこになります。

小麦粉を売りたいからこんなことを言っているのではないのですよ。

私の中では本当なんです。

 

そこで、皆さんもこの味を試してもらいたくてHBを使って作る、全粒粉入り食パンを色々ためしてみました。

この試験の最後に、市販の全粒粉(強力の)を使ってみました。

この結果に私もまめ好きも驚きました。

うちの中力全粒粉よりも膨らまないのです。

そして、パンが焼かれているときに薫ってくる香りが米糠臭いのです。

食欲が削がれます。粉自体も米糠臭く、酸化しているように感じました。

 

このことから、うちで製粉している小麦粉に自信が持てましたし、

無肥料で育てている小麦の香りの高さを誇らしく思います。

 

長くなりましたが、ホクシン全粒粉の良さを生かすには、粉全量を1とすると、

市販強力粉2/3に対しホクシン全粒粉1/3を加えたものです。

出来れば、バターもスキムミルクも使わないで小麦粉の香りだけを楽しんでもらいたいです。

もちろん、小麦粉は新鮮なものを使って下さいね。

 

らでぃかが試験をしました。

 

 

以下、色々試した結果です。

全粒粉メニュー

<材料>

 

  • 粉 250g
  • 砂糖 大さじ2
  • スキムミルク 大さじ1
  • バター 10g
  • 塩 小さじ1
  • 白神天然酵母 小さじ1
  • 水 190ml

 

天然酵母メニュー

<材料>

 

  • 粉 300g
  • ・砂糖 大さじ2
  • 塩 小さじ1
  • ホシノ天然酵母生種 大さじ2
  • 水 175ml

 

デニッシュ風食パンメニュー

<材料>

 

  • 粉 280g
  • バター 15g
  • 砂糖 大さじ3
  • スキムミルク 大さじ1
  • 塩 小さじ1
  • 卵 M1個
  • 冷水 160ml
  • ドライイースト 小さじ1
  • 後入れ用バター(無塩) 110g

 

全粒粉:らでぃか中力全粒粉(一番粉)

強力粉:O社強力粉

全粒強力粉:N社全粒強力粉

 


そばのような・・・ ; ジャージャン麺

2011-12-14 11:27:25 | ごはん

見ため、そばのようですが、小麦粉で打った麺です。

全粒粉でうどんを作るとこんな感じです。でも、つるつるとしていて、味があり美味しいですよ。

ジャージャン麺は盛岡ではジャジャ麺と言われています。今あるのかわかりませんが、私が盛岡に住んでいた頃はパイロンというお店が有名でした。麺を食べ終わってから、チータンと言うと、残った辛めのあんに生卵を割って入れてくれ、それにお湯をかけてくれます。辛めの卵スープのようになりとても美味しいです。一品で二度美味しいのがこのジャージャー麺です。

 

今回はホームベーカリーを使って麺を打ちました。中力粉300gに対してぬるま湯140mlに塩が小さじ2です。ホームベーカリーのレシピでは150mlのぬるま湯となっています。

150mlだと柔らかめの麺になってしまい、腰がなくなります。

ホームベーカリーを使わないで、手でこねてもいいです。でも、麺の場合水が少なめなので手がだるくなります。

練った生地はラップで包んで2時間ほどおき、その後伸ばして適当な細さに切り麺とします。4~5分ゆでれば完成です。

 

肉味噌あんの作り方

《材料 2人分》

  • 豚バラ肉   50g 
  • 太ネギ    1本
  • ニンニク   3カケ
  • ショウガ   1カケ
  • 赤トウガラシ 1/2本
  • 自家製みそ  50g
  • 酒      大さじ1
  • お湯     100cc
  • ごま油    大さじ1

 

《作り方》

  1. 豚バラ肉を細かくきる。ネギはみじん切り、赤トウガラシは種を取って輪切り、ニンニクとショウガはすりおろしておく。
  2. 味噌をお湯でよく溶いておく。
  3. フライパンを火にかけて豚バラ肉をいため、色が変わったらニンニク、ショウガ、赤トウガラシを加え香りがたつまで炒める。
  4. 3のフライパンにネギを加え炒めたら、酒を加え、お湯で溶いた味噌を加えすこし煮詰める。
  5. 仕上げにごま油を加えたら出来上がり。

 

ゆであがった麺に肉味噌をかけて、白髪ネギやごまをかけてお召し上がりください。

食べる時に、お好みですりおろしたニンニクを混ぜて食べてもおいしいですよ。

 

«余談»

ネギ、ニンニク、ショウガ、赤トウガラシ、みそは自家製二年味噌です。

料理するとき自分家の野菜や味噌を使えるのって、料理を作っててうれしいです。(ニヤニヤします。)

 

らでぃかとまめ好きが作りました。


おやつにも、主食にも;花巻

2011-12-13 11:19:25 | ごはん

10年くらい前に本屋さんで見つけた小麦粉料理の本。今では年季がはいりすっかり汚れています。

肉まんや餃子、ジャージャン麺など中国の小麦粉を使った家庭料理が沢山紹介されています。

本を買った時は、これも作ってみよう、あれを作ってみようと、暇を見つけては色々作っていました。

この本に出会ってから、餃子や肉まんはお店で買うことがなくなりました。意外と簡単で美味しくできるのです。

 

 

今日はこの本の中から久しぶりに『花巻』を作りました。形は独特です。

花巻は簡単に言うと肉まんの中身がない皮だけのものです。

この生地にごまペーストを練り込んだり、フェンネルを練り込んだりするとお菓子のようになりますし、

何も練りこまずそのままで、からしを溶かしたしょうゆをつけて食べると主食のようにもなります。

飲茶のようなものかな。

これが出来れば肉まんは簡単に出来ます。挑戦してみてください。

 

この本(ウー・ウェンの北京小麦粉料理 高橋書店)では薄力粉を材料にしていますが、

うちでは全粒の中力粉を使っています。

水の量は110mlとなっていますが、うちの小麦粉の場合100~105mlでちょうど良い生地になりました。

使う酵母は好みですが、私はイーストよりも、白神こだま酵母の方がアルコール臭がなく美味しいと思います。

 

写真の花巻はらでぃかが作りました。

 

<材料 8個分>

生地

 

  • 中力一番粉 200g(薄力粉でも良い)
  • ドライイースト 小さじ1
  • グラニュー糖 大さじ1
  • 塩 ひとつまみ
  • サラダ油 大ざじ1
  • ぬるま湯 100~105ml(市販の薄力粉を使う場合は110ml)

 

 

成形の時

 

  • 塩 小さじ1/2
  • サラダ油 大ざじ1

 

 

<生地の作り方>

ボールに中力粉を入れ、ドライイースト、グラニュー糖、塩を加え、菜箸で混ぜ合わせます。ひと肌のぬるま湯を3~4回に分けて加え、そのつど菜箸で混ぜます。生地がある程度まとまったら菜箸についた生地をこそげ取り、手でこねます。

生地が一つにまとまり、乾いた粉が完全になくなったらサラダ油を加え、手のひら全体で生地をにぎるようにしてこね、生地に油をなじませます。

油が生地に完全に馴染んだら、麺台に取り出してこねます。こねる時は手のひらのつけ根部分に力を入れ、押し出すようにこねます。

生地がしっとりと赤ちゃんの肌のようになめらかになったら丸く形を整え、ボールに戻します。乾燥しないように、硬く絞ったぬれ布巾をかけ、室温に30分(夏)~1時間(冬)おいて1次発酵させます。

 

<成形する>

生地が発酵前の約2倍に膨らんでいれば、1次発酵の完了です。

膨らんだ生地をつぶさないようにボールの側面から指を差し入れ少量の打ち粉をふった麺台の上にそっと取り出します。

打ち粉を軽く生地の表面にまぶし、手にも打ち粉をつけて、表面をたたき、平らにします。麺棒で20×30cmの均等な厚さの長方形にのばします。

生地の表面に塩をふります。塩が1ヶ所に固まらないように、手のひらで塩の感触を確かめながら全体にまんべんなく広げ、上から軽く押さえます。

サラダ油を生地の表面に流し、縁を両手で持ち上げ、生地を上下左右から折り返し、油を生地の表面に均一に広げます。

手前から生地を持ち上げ、向こう側へ転がして巻き、とじ目を下に置きます。

巻いた生地に包丁で軽く8等分の印をつけて切り、さらに1個を等分して、16個に切り分けます。

切り分けた生地の2つを重ねて持ち、両手の親指とひとさし指で生地の両側を挟んで、そのままぎゅっと押しつぶしながら両端へ移し、縦にして上の手を持ち替えて、ひとひねりします。そのまま右手を上にして縦に持ち、上になった右手を手前へ回して左手の親指の上へ重ね合わせます。重ね目はしっかりと指で押さえて閉じます。

とじ目を下にして、クッキングシートを敷いたせいろの上に並べます。

残りの生地も同様に成形し、せいろに並べて蓋をし、室温に20~30分間ほどおいて2次発酵させます。

2次発酵させた生地は成形直後よりも一回り大きくなるので、並べておくときは間隔を少しあけるようにしまうす。

 

<蒸す>

鍋にたっぷりの湯を沸かし、せいろをのせて15分間蒸します。

蒸し始めたら出来上がるまで、蓋をあけないようにします。