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まめ家

はたけのこと、いえのこと、じぶんのこと。

ようやっと 4

2015-02-07 23:01:26 | バゲ修行
昨日までの3日間、こちらは➖25℃ぐらいまで冷え込んで、
朝、ゴミ出しに行ったら、久しぶりに鼻の穴がくっついて、冬を実感。
なんでだろ?➖20℃を下回ると、「よっしゃあ!!」ってうれしく(?)なる。
(今日は、少し冷え込みが緩みました。ちょっと残念。。)

どれだけ冷えてるかというと、

外の冷気がドライアイスの煙みたいに、ビュワーー!って入ってきてるの、見えますか?
(うちは、冬でも、掃除機をかける時に、窓を開けます。)

夜のヒットスタジオ(古っ)みたい。

でも、そんな冷えた日は、とっても天気がいい。
冷え込んだ立春の日は、神社にお参り行って、大好きな狛犬さまにも、ごあいさつ。

清々しい青空。

旭川冬祭りもはじまって、お子ちゃんたちが、しっかりスキーウエアー着込んで楽しそうに会場に向かって歩いてた。
今年の大雪像は、ウルトラマンだって。
今日は、氷の彫刻を作ってるところを、初めて見た。
チェーンソーで切るのね。
カッコよかったよ。


***
『ようやっと』シリーズは、約1年前のバゲット修行を振り返っています。
現在焼いているパンではございませんので、あしからず m(_ _)m


らでぃか粉封印バゲット 14




<改善した点>
1、1次発酵を少し長くとる(ネットの情報から・・・発酵不足が帯切れの原因)
2、ココット皿のお湯を減らす(クープが開き終わったらお湯がなくなるように)
3、ココット皿の置き場所を一番下の熱源の間に置く


帯切れは改善が見られた。
クープのバランスが悪い(6.5cmから6.0cmに変える)
真ん中が細い姿(生地をボウルから出して伸ばす時に、均一にできていない)
ココット皿を下に置いたために、熱が十分にお湯に伝わらず、蒸気が出てない

自分で全部考えてバゲットを焼いてたね。
どこを改善したいのか、どんな風にすれば改善できるのか、実験しよう!っていうのが、
ノートからも伝わっている。
たのしそう。

***
らでぃか粉封印バゲット 15 らでぃか粉解禁バゲット 1 2

らでぃか粉封印バゲット 15




<改善した点>
1、焼成途中でトンネルをかぶせるのをやめ
2、真ん中の2本のクープが開きづらいので、焼成途中でバゲットの向きをかえる
3、成形のとき少し緩め、ベンチタイムをとった


年末年始、バゲットから離れていて、本当に久しぶりのバゲット。

・焼き色がちょうどよく、気泡が少しずつ均一になってきた。
・芯のところがまだ詰まっている。
・クープをもっと深めに入れる。
・1次発酵をもう少し短く。

ノートにこのバゲットの感想が書いてあった。

そこを改善してから、らでぃか粉解禁しなくちゃいけなかったのに、
帯切れてて、なんだかのっぺりしてるバゲなのに、おいしかったからって、
解禁のGOサイン出してしまった。

今読み直すと、バタバタした感じが伝わってくる。
もう一本きちんと焼いてみる余裕がなかったね。

だから、こんな失敗するんだよ。(自分にダメ出し)

***
らでぃか粉解禁バゲット1

塩入れすぎ。
今、改めて見ると、らでぃか粉封印バゲットに本当に満足してないのに、Go!サイン出した
という見切り発進の、焦りが出ている。

そして、次の日は、仕込んだ生地をダメにした。

***
らでぃか粉解禁バゲット 2


前回、前々回のミスをしないように。
それから、きちんとクープが開いて焼き色も均等につくように、焼成方法を少し変えた。

焼き色はきれいなかんじ。
やはり、らでぃか粉を入れると、少し平べったい感じで焼き上がる。


ここでも、もっとエッジの効いたクープにしたい!とか、発酵を少しだけ早めに切り上げるか。とか、
いろいろ改善したい点が浮かんできたのに、、

また私の『ちゃんと終わらさず、他のことに手を出す。』という、イチバン悪い癖が出た。

***
らでぃか粉解禁バゲット 3




これは、ホント、自分の悪いところが全部入ってるバゲット。
あれもこれも、直したいところ、やってみたいこと、全部一気にやって、
何一つ検証できない。悪くなった原因が、何一つわからない。。
何、実験にならないことしてんのな。。

らでぃか粉を作っている自分が、早く、らでぃか粉入れてバゲットを焼けるようにしないと。
焦ってたのは、この思いが強かったから。

私の焦りを、5ーさんは敏感に感じ取ってくれていた。

なにをそんなに、焦っているの?

ドキッーーー!っと胸に突き刺さった。

すぐに役に立つこと、成功すること(成功したようにみえること)は
すぐに役に立たなくなるし、失敗続きになる。

初心にかえってみて。


この言葉で、すこし冷静になって、もういっかい、始めよう。って、思えた。
もう少しで、自分が嫌になって、投げ出すところだった。

そして、私が落ち込んで、返信したメールに、
「あの寸足らずだったので、おっちゃいました~の頃と比べたら、数段、立派だよ、立派になったよ~そう思わない?」
って、励ましてくれて、ありがとう。
悪いところばっかりに目がいって、めり込んでしまうところだった。

がさつにならない。
丁寧に。
人をライバルにしない。


今も、ときどき、つぶやいてる。