遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

野付半島散策~幻の町キラクは幻に終わった

2024年07月13日 | 日々の思い

7月12日(金)

 

ブログアップしたあとの昼食は

 

▲ ネーチャーセンターで

 

 

▲ シーフードカレー @1200円

ホタテとカニが入って。

 

出ると、駐車所に

▲ やはりいたキタキツネ

 

では、お決まりのトドワラへの散策へ 12:54PM

▲ ずっと歩いていくのだ。

今回は、ぬかるみが全く無かった。♬

 

 

▲ いままでも頻出していた「黄色い花」は

センダイハギ 千代萩 だった。

ここにも多い。

 

 

右:エゾフウロ

右:エゾノシウド

 

▲ トドワラ標識のあるスポットまで来た。

 

 

▲ 右手に進めばトドワラ、左手は船着き場へ

まずトドワラへ。

 

▲ トドワラ

トドワラはトドマツが立ち枯れたもの。

土地沈下で塩水で枯れたものだが、それも倒木・風化でほとんど跡がなくなっている。

 

 

▲ 右手の船着き場を目指す。

木道が終わると浜辺を歩いていく。

 

 

▲ 船着き場に到着

ここまで来たのは今回が初めて。

 

 

 

▲ ネーチャーセンターへの戻り道

ハマナスはもうあちこちに咲いている。

 

2時間ほどのトドワラ方面散策のあとは

クルマを走らせて

▲ 灯台駐車場(左手に)

ここからは一般車両は乗り入れ禁止。

で、歩いていく。

天気は午後2時頃から予報通り晴れたので。

 

 

▲ まもなく、野付崎灯台が左手に

 

 

 

▲ 向こうに、鹿見っけ。

あっちも気が付いて。

 

 

▲ エゾシカちゃんにも、ジッと見つめられるが

すまん、急いでいるのでまたね。

 

 

▲ ようやく右手の喜楽岬へ渡るべきスポットに来た。

しかし、この湿地だよ。向こう岸に渡れるかな?

 

 

▲ 登山靴で来ているのだが

足を踏み入れると・・ズボズボと

ダメだ、こりゃ。

この先は海に向かって湿地がさらに広がる。

 

戻って、渡れそうなスポットは無かったのか?

 

▲ 踏み跡らしい草地は出てくるが、向こう岸へ渡るには不安定要素が多すぎる。

手足が痒くなってきて、アカン。マダニでもやられたら、おおごとだ。

 

 

▲ 残念だが、戻るしかないな。

 

喜楽岬に行けず、敗退。

あの岬の先端には、国後へ渡る野付通行屋跡遺跡があった。そしてそこには「キラク」と呼ばれる歓楽街があったと。関所みたいな通行屋があったことは史実。しかし「キラク」は言い伝え。かなり広まっている言い伝え。で、今は「幻の町キラク」と呼ばれている。幻でもいい行ってみたかった・・

 

▲ 大いなる失意のまま、灯台駐車場に戻ってきた。

 

 

▲ 行きかえりで、1時間49分要した。喜楽岬まで行ったなら、更に1時間は要しただろう。

 

3D画像では

▲ 水色が歩行軌跡。印で敗退した。

 

 

▲ あのまま進んでも湿地帯は広がって渡渉は無理だった。

幻のキラク。

 

 

▲ もう、この灯台駐車場 でお泊りだ。18:17PM

クマは出てこないが

海抜1mでは、津波がきたら完全にアウトだろう。

来ないで。

また霧が出てきた。

 

▲ 霧の中のシカ

お前たちはここに住んでいるんだよな。