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遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

秩父花めぐり3 ~ 四阿屋山の山居広場は桃源郷

2025年03月05日 | 山旅

 

3月2日(日) 【続き】

 

節分草園を観たあと移動して

▲ 四阿屋山(あずまやさん)の麓で、一番高い駐車場に上ってきた。

 

ここの看板地図で説明すれば

▲ 前泊した右上の「道の駅・両神温泉薬師の湯」を出て、左下の「セツブンソウ園」を見て回り、真ん中の「現在地」駐車場に来たわけ。

ここから左手にある「山居広場」の「ロウバイ園」&「フクジュソウ園」を見に行くのだ。

 

 

▲ まもなくすぐ左手の尾根道に入る。

 

 

▲ 尾根道

 

 

▲ 分岐点に来た。

右手を昇っていけば、四阿屋山頂上に至る。今日は頂上には行かない。

左手を行って、山居広場にダイレクトに行く。

 

▲ 山居広場に出てきた。

前のお二人さんは、頂上まで登って下りてきたという。

この先で、高齢の女性が座って弁当を広げてられた。「気持ちのいいところですね」と話しかけたら、主人と一緒に頂上に登ったけれど、主人は遅いので置いてきて先に弁当を食べていると・・・

 

ここに着いた時すぐに、匂ってきた。そうロウバイのかぐわしいあの匂い。今までで、ここが一番強く匂う。

 

▲ ここは、桃源郷。

いままでより高地だから、ロウバイも紅梅も今がピークを迎えている。

低い Boo という微かな音がずっとしている。花を飛び回る虫の羽音だ。

 

▲ ロウバイの花は開き切っていなくて、まだベル状、おちょぼ口だ。

 

 

▲ 紅梅は赤い。

 

 

▲ 山居広場の下側斜面には、福寿草が咲いている。

 

 

 

▲ 福寿草

 

 

▲ 山居広場の下部には東屋があって。

ソロの男性高齢者が。聞くと、このあとはここから下って節分草園に行くと。こういう元気な方もおられる。

 

ボクも食事だ。

▲ はい、お得意の助六寿司&俵にぎりで。

 

「ここにも「秩父紅」が咲いていると聞いてきたのですが?」と、横のソロ男性に聞くと

「うん、あそこだよ」

 

前方左の囲いの中を指した。

▲ 赤丸印の箇所だ。

 

 

▲ ポツ、ポツと、離れて咲いていた。

数はきのうの稲穂山に比べたら、ほんの少しだけだ。

 

▲ これが、フェンスの離れた先で、一番固まって咲いていた。

 

思えば秩父紅の存在は、もう10年ほど前に初めてここに家内と来た時だ。係員の方が、こんなのがあると教えてくれた。昨年来たときは、もう遅くて咲いていなかったし。そもそも、どこのスポットだったのかもう忘れていたが。

今回は写真を撮って記録したから、咲く位置は忘れない。(ここは無料だしW)

 

▲ じゃあ、そろそろと 桃源郷を後にした。

 

 

帰りは尾根道ではなくて、通常の舗装遊歩道路を下りていく。

▲ 左手の土手はコンクリート製で、遊歩道に沿って続く。

もう少し下の土手壁には・・そう、苔が薄っすらと生えていて。

 

▲ 自動車キーで、刻んでみた。

 

 

▲ 「旅人」と

来年来た時、残っているかな?

先月見た「関八州見晴台の苔アート」の鹿たちは、まだ残っているだろうな。

 

 

▲ 上に、紅白梅の枝が。これは毎年だ。

 

 

 

▲ 駐車場に戻った。12:30

 

そのあと、ノンストップで自宅に向け走行。午後3時頃無事帰宅。

多分、花目的で来る秩父は、今年はこれで終わりだろう。

旅人、よくやった (笑)。

 

 

四阿屋山麓の活動記録:

 

 

 

3D画像では

下の赤丸が「節分草園」。右の赤丸が道の駅。中央が四阿屋山コース。

 

行程

 

 

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秩父早春花めぐり2 ~ 節分草の日本一の自生地・節分草園へ

2025年03月04日 | 山旅

今日の朝の主役はキミだ

 

~・~・~・~

 

3月2日(日)

 

▲ 道の駅・両神薬師の湯 での朝

 

 

▲ 朝食

 

8時半に開園の節分草園へ

▲ 9時過ぎに出向いた。道の駅から直ぐ近くだ。

 

クルマの後背地斜面が、そこだ。

▲ 堂上節分草園 小鹿野町にある

2月27日から有料開園となった。(入場料500円)

 

 

▲ 雪が降ったように、白い節分草が一面に

 

 

▲ びっしりと咲いている。

日本一の規模の節分草自生地と言われている。

 

 

▲ 「あらっ、旅人さん」

こんちは、今年もよろしくね。

 

 

▲ 外周の黄色は密腺。中央の紫色は雄しべ。二つのコントラストがいいね。

早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることから節分草の名が有る。が、屋外での開花は節分より遅い。

 

 

▲ 横に並んだり

 

 

▲ 固まっていたり

 

 

▲ 縦に咲いたり

 

 

▲ 大きな樹の根元に隠れて咲いたり

日陰になるからか、まだ花が開き切っていない。それもいとおかし。

 

 

ここの斜面には、わずかだが

▲ ザゼンソウ が見られた。

開花前は茶色がかっている。

開花は節分草より少し後になる。

 

 

▲ ここから、赤褐色の色に開花していく。

 

 

 

▲ 陽が少し差してきた。

 

 

 

▲ 陽を受けると、節分草もより輝く。

 

 

1時間ほど、散策していて

▲ 来年も来るからね。

じゃ、またね。

 

 

 

さあ、次のスポットへ向かおう。

 

To be continued....

 

 

 


秩父早春花めぐり 1~ 稲穂山の秩父紅が見頃に

2025年03月03日 | 山旅

 

ここは、せいせいするなあ~

 

 

 

3月1日(土)

 

▲ 今年もずっと気にかけていた 秩父・稲穂山

ナヌッ、フクジュソウ秩父紅が見ごろだと!!

出動だ!!

 

▲ 2時間半ほど要して、稲穂山駐車場にトーチャコ。13:00

入場料600円だったかな。

 

 

▲ なんたって、ここの目玉は 秩父紅だ。

 

 

▲ おう、あった、あった!

 

 

▲ いっぱい、太陽に向かって陽を受けようとしている。

 

 

 

▲ 秩父紅は、フクジュソウ福寿草の変種。秩父だけにある。

 

 

 

▲ 黄色ではなく、黄金の花びらなのだ。

どうだ!

この見事さ!

 

▲ 陽を浴びて、テカテカ輝き、目が眩むほどだ。

 

 

 

▲ 「すごいわねえ」

 

 

 

▲ 今年も、無事見れた。ありがとう。

 

 

▲ ロウバイも、そこそこに咲いているよ。

 

 

そして、黄色い、いつもの福寿草も咲いている。

 

▲ びっしりとね。

 

 

 

▲ 心なしか、イェロー色が強いねえ。

 

 

▲ もう、群生、密集して咲いている。

 

 

▲ 春、春、春 ♬ だよ。

 

稲穂山の頂上に向かって歩く。

 

▲ 稲穂山古墳

古墳を見るのは、今回が初めてだ。

 

 

▲ 円墳の上には、大きい平らな岩があった。

こんなとこの墓なら、いいなあ (なんのこっちゃ)

 

向こうの山景色は

 

▲ 右のアレは、先月登ったロウバイ園のある宝登山だ。

左から右に荒川が流れて、長瀞渓谷に至る。

ここの3D画像を、一番最後に載せた。

 

 

▲ 最後の急斜面を昇れば

 

 

▲ 稲穂山の頂上広場に出る。

向こうの奥には・・

 

▲ 東屋(あずまや)があって

あそこで、ランチにしよう♪

先にランチされていた女性グループも終えて、譲ってくれた。

 

 

▲ ここからの前方は、パノラマだ。

武甲山の見える、秩父市街が一望できる。

 

 

▲ 左手の山並みは、両神山に続くが、はっきりしない。

気温は下で20度以上あった。

もう春霞の季節になるのか。

 

▲ ここは、特等席だ ♬

来るときコンビニで買ってきた弁当を広げる。

いいねえー。

 

 

▲ ファミマの「サーモン巻&ツナサラダ巻」

 

 

 

▲ この瞬間(とき)に、武甲山に、カンパーイ!

 

ランチを食べ終わって、ケーキ&珈琲を啜っている時に、また4人の女性が来た。

ボクは席を譲って、後方に下がった。

 

▲ 女性たちが、両神山おやきとイチゴをくれた。チョコレートもあげると言われたが、「そんなにはもういいです」とお断りした。

もう、こんな山では男性は殆ど見当たらない。女ばっかしだ。

昔、Where have all the flowers gone? という反戦歌があったが、あれでは男はみんな戦場に行っていないという内容だったが・・今、男はどこに行ったのか?? (劔とか槍に登っている?W)

 

 

▲ ブランコと武甲山

 

 

下りて、中途に

▲ 「森の美術館」入場無料

 

 

▲ 秩父絹ものがたり「銘仙展」をやっていた。

 

 

▲ 駐車場に戻った。15:00

ほとんどのクルマは、もう出払っていた。

では、次の場所へ。

途中、秩父ヤオコーで「あまりん」と夕食を買って

 

 

▲ 道の駅・両神温泉薬師の湯 に到着 16:55

今日はここでお泊りだ。

 

 

▲ 温泉が併設されているので便利。700円 午後8時まで。

 

 

▲ 夕食だ。

 

 

今日の振り返り:

 

 

 

 

 

明日は、道の駅の後ろの山、四阿屋山のふもとで、2カ所の花めぐりをする予定だ。

 

 


仙元山とセツブンソウ

2025年02月25日 | 山旅

 

~・~・~・~

 

2月24日(火)

 

朝の9時過ぎに自宅を出て

 

▲ 11前に、道の駅おがわ(小川)に到着

道の駅は改修中で、停められるか心配だったが、狭いスペースだがもぐりこんだ。

 

今日登る仙元山は

2月初めにおすすめ山に挙げられた。しかし頂上の展望がいま一つで行く気は無かった。しかし、最近のレポでセツブンソウ自生地が有るということを知り、急きょ来ることにしたもの。

 

即、11時に出発!

▲ 杉並木の山道を登っていく。

 

 

 

▲ 見晴らしの丘公園 に到着。11:36

 

 

▲ 見晴らしの塔 に意を決してW登った。

 

 

▲ ワイドで

見晴らしの丘 というだけあって、眺望はすこぶる良い。

浅間山、赤城山 も見えるはずだが、残念ながら遠くは雲っていてダメ。

 

▲ 正面をアップ

小川町、嵐山町、深谷市、熊谷市 が見えているのだと思う。

 

 

進んで、仙元山への分岐点には

▲ 東屋があって、ここからは

 

 

 

▲ 都内の方向が見える

 

 

とにかく、先ず山頂を目指す。

▲ 傾斜の少ない、遊歩道が続く

 

 

▲ 仙元山 山頂 298.9m に。12:28

出発から1時間半ほど。  

 

 

見晴らしは、前方だけ。

▲ 浅間山が見えることも と書いている人がいたから群馬方面だろう。

 

 

▲ お弁当だ

 

 

▲ ローソンで買ってきた「おにぎりおかずセット」

シーチキン、鮭、鶏

 

 

▲ 気温は0度近く。

風は無いが、どうりで寒いはずだ(笑)。

頂上には30分ほどで、退散。

 

東屋のある分岐点から、下りは下里とかいう方面で下りていった。

 

八宮神社を過ぎて、車道に出たあと、柳町橋を渡らずに左折

▲ 川沿いに続く「カタクリとニリンソウの里」を遊歩する。

 

 

▲ 左手に凹んだ、垣根の設けてあるスポット

ここが、セツブンソウの自生地のようだ。

赤丸印の辺りに、ひっそりて自生している。範囲は小鹿野町の「節分草園」のようにバカでかくない。だから無料で、看板表記も無いのだろうと推察。

 

▲ ポツポツと

 

 

▲ 広がっている。

先日の耕心館のそれよりは多い。

 

 

 

▲ あらっ、旅人さん。

 

 

 

▲ みんなで、お待ちしてました。

 

 

 

▲ どう、わたしたち?

 

 

 

▲ 綺麗 でしょ。

 

 

 

▲ 良く、見てってね。

「うん、分かっている」

イカン、どうしても擬人化してしまう。

 

 

 

▲ 進んでいく。

もう少ししたら、この辺りのどこかにカタクリ、ニリンソウが咲くのだろう。

この園は、仙元山と関係なく、道の駅から簡単に歩いてこれる。

 

 

▲ 園の端で、木製の橋を渡って

 

 

▲ 上流方向

 

▲ 下流方向

 

再び、車道に出て

 

▲ セツブンソウが見れて、ご機嫌のボクだった。

 

 

▲ 道の駅のP に戻った。14:13

クルマは少なくなっていた。

 

 

▲ 休憩

寒くて飲み残したコーヒーで、一息。

 

帰りは、高速関越ではなくて、県道30号線を辿って帰った。午後4時に帰宅。

 

 

赤丸印が、セツブンソウの自生地。

 

3D では

▲ 柳町橋の辺りが、「カタクリとニリンソウの里」ね

 

 

 


関八州見晴台 と 苔アート ♡

2025年02月18日 | 山旅

キミは雄々しい

 

~・~・~・~

 

2月16日(日)

▲ 2月6日のあしがくぼ氷柱見学のあと、事前にリサーチしたこの有料駐車場。

西武秩父線・西吾野駅の近くにある。ここで前日泊だ。

 

 

▲ 今晩の夕食は豪華だぞ W

「3種ご飯の賑わい御膳」780円 来る前にスーパーで買ってきた。

 

明日の山行予定は、コレ。

▲ YAMAPにすすめられた、赤枠のコースだ。

YAMAPは、ボクの過去の山行、検索結果をみて、近場のコースをピックアップしてくる。

「西吾野駅ー高山不動尊ー関八州見晴台 往復コース」を選んだ。

しかし、個人的な目的は別にある・・

 

~・~・~

 

2月17日(月)

 

 

▲ 朝食は、フォカッチャを半切れに。トマトスープ。

 

 

▲ 駐車場を8時20分に出発!

前方の高架橋は秩父鉄道線。

 

▲ 「関八州見晴台 高山不動尊」の表示に従って、民家の横を進む。

 

 

 

▲ 杉並木の登山道を進む。

この辺りの山行きは、基本的に杉山だ。花粉症の方は、これからは秩父ー飯能の山は・・どうなんだろう。

 

 

▲ 大分上がって、尾根伝いに。

岩山ではなくて、登山道は基本的に土だから歩きやすい。

 

 

▲ 高山不動尊に到着 9:48

出発から1時間半ほど経過だ。トイレもある。

 

 

▲ 堂々の大きさの不動尊だ。

 

 

▲ 境内には、真っ直ぐに伸びれず?

 

 

▲ 奇妙な樹形の木が。

 

 

ここのトイレ横から、登り続けて

 

▲ 「関八州見晴台入口」の標柱が出てきた。10:40

ここから、尾根伝いにほぼ真っ直ぐ上がると、10分弱で

 

 

▲ 関八州見晴台 に到着

誰もいない (笑)。

 

▲ 左のお堂が、高山不動尊奥の院。右が東屋、休憩所。

 

 

▲ 頂上の標識。10:52 

出発から2時間半で登ってきた。

 

関八州とは、安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸の八か国。要は関東全部が見渡せるスポットということ。実際は頂上の樹木が邪魔をして、全部見えないが W。

 

▲ ここは、生越(おごせ)10名山になっている。きわめてローカルな名山だが・。(失礼だよ)

 

 

▲ あいにく、頂上に来た頃からちょっと雲が出てきて、山並みもぼけてきて涙。

しかし、日和田山は近いので分かる。

 

▲ 武甲山も近くて大きいので、良く分かる。

富士山の頂上がちょこっと見えることにもなっているが、明日からは寒くなるが、今日も暖かなので見えない。

 

 

 

▲ 東屋で昼食だ。

 

 

 

▲ 助六寿司とケーキ

 

 

食事が終わったころに

▲ 同年配のグループが到着

ボクは席を譲って、出発だ。

 

いったん下って、舗装林道に出たところで、来た時とは逆方向に下ると

 

▲ あああ、見えてきた。

彼らも、こっちへ向かって駆けてくる。

 

 

▲ ほら、ほらっ!!

 

 

▲ ジャンプしたっ!!

 

 

▲ 立派な牡鹿と小鹿

 

 

 

▲ この道は、奥武蔵グリーンライン。

 

 

 

▲ 親子鹿が可愛い。

 

 

▲ この立派な角を持った、雄々しい牡鹿、彼がこのグループのリーダーだろう。

こちらを監視しているようだ。

 

一番左端には

▲ この二匹が。

若い牡鹿と若い女鹿。牡鹿は女鹿に言い寄っているように見える。💛💛

非常にリアルに鹿の気持ちW、が伝わってくる。

 

▲ この絵は、苔むした壁の苔を削って白いコンクリートの下地で、鹿たちを描いている。

実に写実的で、躍動感に溢れた「苔アート」ではないか。

最初のジャンプする鹿の右下に「K」のイニシャルが彫られている。Kさん、すごいです。

鹿さんたちも、ありがとう。会えて良かった。来た甲斐があった。

 

 

▲ この奥武蔵グリーンラインのコンクリート壁には、このように苔が全面に生えている。

貴方も苔アーティストになってみませんか。

 

 

▲ 駐車場に戻った。13:26

 

気持ちの良いコーヒーを飲んだあと、秩父の道の駅二つと、ヤオコーに再度寄ってみた。しかし家内の希望のイチゴ「あまりん」は全部売り切れ。

 

▲ 秩父ヤオコーの駐車場で、武甲山。

しょうがない。では帰ろう。15:08

 

午後5時頃に無事帰宅。

低山旅1泊2日 :総走行距離了 94km

 

活動記録

 

3D