感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

失敗は成功のモト?

2010-02-16 22:15:27 | 日記
またまた、料理ネタ。

何回か私流の手抜き料理術を紹介しましたが、こんな風に書いている私も、かつては失敗だらけの主婦でした。

実は、私の母は「これからの女は勉強ができて、男に頼らない生き方をすべきだ」と言う教育方針で、あまり料理は教えてくれなかったのです。
家事より勉強・学歴が大事だと。

でも、一人暮らしもしていたので、ご飯の炊き方や味噌汁の作り方など、簡単な料理はできましたけどね。

揚げ物など、冷凍食品を揚げるのはできましたが、コロッケや天ぷら、豚カツなどのフライなんかは全く作ったこともありませんでした。

ところが、結婚して夫がとても揚げ物が好きな人だったんです。
夫の母は、フライや天ぷらなどの揚げ物は殆ど手作り、揚げたてを食べさせるのが当たり前だと思っている人で。

当然、私も新婚当時は夫の好物の揚げ物を手作りしてみることにしました。

フライ類は油の温度さえ調節すれば何とか普通の物ができたんですが・・・・。

でも、天ぷらが問題でした。
小麦粉を卵と水で溶いて、揚げるだけなんですが、全く上手く行きませんでした。

知らなかったんですよ。
小麦粉を混ぜ過ぎてはいけないことも、衣を冷やすことも、揚げる直前に衣を作ることも。

丁寧にダマがなくなるまで丁寧に衣を混ぜ、できた衣をそのままずっと置いてから揚げていました。
「何で、衣がべちゃべちゃになるのかな?」と不思議でなりませんでした。

出来上がった天ぷらは、殆ど衣が取れてネタだけの素揚げ状態・・・・。
食べられるものではありません。

天ぷらを上手く揚げるコツを知ったのは、それから随分経ってからです。

また、「なめこおろし」を作ろうと、なめこを買って来て、大根おろしの上になめこを生のまま乗せてしまったことも!
一口食べて「あ、火を通さなきゃいけないんだ!」と吐き出したわけです。
キノコも茹でなきゃダメなのね~。

その他、イカリングを揚げていて、皮が爆発して油まみれになったこともありました。
コロッケも爆発して、中身が全部出てしまったことだって何回も。

煮物を煮ていてお鍋を焦がして、全部捨ててしまったこともありましたねぇ。

お米をといで炊飯器に入れ、保温にしたまま「炊飯」のスイッチを入れ忘れて、お米全部を捨ててしまう失敗もありました。

これまでの失敗を挙げていたらキリがないくらい、失敗の数々を重ねて来ましたが、24年間も主婦を続けてくると、何とかできるようになるもんですね。

一体、これまで何回くらい料理を作ったのでしょう?
そして、これから後何回料理をするのでしょう?

失敗をして気づくから、料理も上達するんですね。

そして、今でもまだ時々失敗を繰り返す発展途上の私です。