よいお年を！

今年もあと僅か。

本当に色々あった一年でした。

次男の受験に始まり、大学進学に伴う東京への引越し、そして、そこで起こった大震災！！

その後、春には義父母との同居が決定し、新居を構えるための準備に追われ、ようやく11月に引越しました。

そして、約1ヶ月。

新居で新年を迎えます。

私は28日が仕事納めで、2日から仕事です！！

お正月に仕事なんて、ついていませんねぇ。

今回の企画展は、とんでもなく大盛況で、連日1000人を超す人数で、休日ともなれば5000人近くの混雑になります。

1月2日は相当な混雑が予想され、今からため息・・・。

美術館としては嬉しいことなんですが、いくら大入りでも、こちらのお給料は何ら変わりません～。

でも、慣れって恐ろしいもので、結構慣れて平気になるんですよ。

28日までの仕事の疲れを癒したいところですが、主婦たるもの、そうは行きません。

今日は次男が帰省して来るので、それなりの食事の用意、そして、明日は大晦日。
こちらでは、大晦日にご馳走を食べる習慣があるので、その用意も大変です。

義父母が、みんな揃って食事をすることを楽しみにしてますからね。

でも、その義母があまり体の調子がよくなくて・・・・。

おまけに、夫も風邪をひいて寝込んでいます。

全く、こんな時にタイミングが悪いったらありゃしない！

結局、私と長男で買い物に行き、次男の部屋の準備やら食事の支度もしなきゃならなくなりました。

私は2日から仕事だって言うのに、このお正月は休めませんね・・・。

早く今の企画展が終わって、少しゆっくりしたいです。

こんな慌しい私の一年の〆ですが、どうか皆様、よいお年をお過ごし下さいね。

来年も宜しくお願い致します！

松井冬子と言う画家

偶然知った「松井冬子」と言う日本画家。

勿論、本物は見たことがありません。

何で興味を惹かれたかと言うと・・・・凄い美人だからです。
しかも、モデル並みのスタイルで、時に雑誌の表紙を飾ったりグラビア写真まで撮っています。

彼女は、何年も浪人して芸大に入学し、博士課程を卒業しています。

彼女の絵がどのくらいの価値があるかわかりませんが、今や人気女流画家として有名らしいです。

素晴らしい美女である彼女とは裏腹に、その作品はかなり不気味です。

全裸の女性のお腹が裂かれて内臓が見えるとか、野犬に襲われている人とか、幽霊まで。

とてもグロい感じです。

決して見ていていい気分にはなれません。

こんな絵を部屋に飾ろうとは思えません。

でも、美人だと言うことだけで、この世界で有名にはなれないと思うので、きっと実力もあるのでしょう。

それでも、「今の画家は、マネージメントが上手くないと売れない世の中だ」と言ううちの副館長の話を思い出します。

芸大卒で凄い美人となったら、画商が見逃さないわけはありません。

同じ力を持っていたら、スター性のある人に目をつけるのは当然です。

そんな美女が、このような不気味な絵を描くギャップが、また話題性を生むのでしょうし。

でも、もし私だったら、美人に生まれたことを悔やむかもしれません。

だって、自分の実力がどれ程のものかわからないからです。

ただ、姿だけで売れているのなら、画家として許せない気がします。

そこのところをこの目で確かめるためにも、是非実物を見てみたい作品です。

今、横浜美術館で個展が開かれているそうですので、興味のある方は是非ご覧下さい。

もし、ご覧になったら、その感想をお聞かせ下さいね～！


因みに、松井冬子のHPはココです
　　　　　　↓
http://matsuifuyuko.com/index.html