感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

母の想い

2010-02-08 20:01:44 | 日記
先日、母の所へ一人で出かけたことは記事にしたけれど、その日の夜、母から電話があった。

何か忘れ物でもしたかと思ったが、そうではなかった。

「あんた、何か話したかったことがあったんじゃないの?」って。

「え?別に…何で?」

「あんな雪の中、わざわざ歩いてまで来たからさぁ。よっぽど何かあったのかと思ってさ。」

「別に何もないよ。」

「あ、そう。それならいいけど、何だか気になってね。何か話したいことがあったら、いつでも来なさいよ。聞いてあげるから。」

「ありがとね。」


勿論、何もなかったけれど、母の言葉に胸が詰まる思いがした。

今まであまり一人で実家に帰る習慣がなかったからね。

何か話したいことがあっても、夫や子供達がいたら話せないことってある。
だから、いつも一人で母に会う機会があればと思っていた。

別に悩み事や相談事がなくても、世間話でいいのだ。
近況を聞いてもらえるだけでいいのよね。

いい年をして、70歳過ぎた母にまだ甘えるなんて情けないけど、それでも、幾つになっても母は母、娘は娘。

珍しい訪問に、母は私のことを心配してくれたんだね。
そんなに私を心配してくれたことにすまない気分になったと同時に、母の娘に対する優しい想いを感じて、胸が熱くなってしまった。

こんな中年オバサンになった娘を、幾つになっても一番考えてくれる母。

母親ってそう言うもんよね。

私だって、息子達には同じように想ってる。

ただ、母と娘、母と息子の関係は同じではないだろうけど。

母親って、幾つになってもいいもんだね・・・・。