感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

結構やれるもんだね。

2009-06-25 22:40:29 | 日記
このブログのタイトルのように、私は「感性」だけで生きて来たことが多かった。

五感で感じて表現する人間だ。

とても計算したり緻密に計画して行動するほうではない。

けれど、今の仕事はPCで1000分の1mmまで計算してキッチリと合わせなければいけない。

それに、時間に追われ、周りの職場の人達と歩調も合わせなければいけないので、非常に気を使う。

初めはこんな仕事が私にできるわけがないと思っていた。

いや、今でも私には向いていない仕事だと思う。
それだけに、毎日ストレスだらけ。

この仕事を辞めたいと思っていながら、辞めるタイミングを逃している間に、5年も経ってしまった。

5年も経っているのに、まだ半人前なんだけど。

若いうちならまだしも、こんなオバサンになってから新しい仕事を覚えるのは大変なことだ。

もう少し若かったら、もっと早く飲み込めただろうに。

でも、若かったら、自分の苦手なことにトライしていただろうか?

年をとって、いい意味での「開き直り」が出来てきた。
「みんなが出来るのに、私に出来ないわけがない。ゆっくりでもコツコツ努力すれば何とかなるサ!」

そう、わからないことは素直に教えてもらおう。

間違ったら「ゴメンナサイ」と誠心誠意謝ろう。

これが若い時はできなかった。

こちらが素直に誠意を持って接すれば、周りの人も答えてくれる。

相手に優しくしてもらいたかったら、こちらから優しくしよう。

相手を変えたかったら、まず自分が変わらなければ。

そんな悟りを開いた(笑)のも、年を取ったからだろう。

何より今の職場の人達が私にそんな姿を示してくれた。

そして、今までの努力が少し認められた時、「私にも出来るんだ」とおぼろげながら自信の芽が生まれた。

しかも、それがそんなに悩んだことではなく、自然に出来た仕事だった時、確かに自分の身に付いていたことを感じて嬉しかった。

それどころか、もっと難しい仕事でもコツコツやれば出来る気もする。

人間て、案外出来るものなんだな。

まだ自分に向いていない仕事で、ストレスだらけだけど、もう少し頑張ってみようと思えるようになった。

人生って、日々勉強だなあ。