「魅惑の仏像」シリーズの合間に、私のボトルアートの仏像を紹介すると言う厚かましさ。
随分華やかな菩薩様でしょう?
菩薩は、仏像の中でも比較的華やかな姿をしたものが多いです。
お顔が命の菩薩ですから、これには酷く苦労しました。
何度も何度も描き直して、それでも納得した出来上がりにはなりませんでした。
国宝級の仏像を紹介している中で、これをご覧頂くのは恥ずかしい限りです。
こうして見ると、日本の仏像よりもインド風と言った感じですね。
以前に紹介した「水月観音」の方がこれよりも後で描いたんですが、私的には「水月観音」の方が気に入ってます。
比べてみましょう。
これも会心のできとはいかないまでも、「観世音菩薩」よりもマシかと。
お顔はともかく、「水月観音」の体の柔らかさやたおやかさは表現できたのではないかと思っています。
少しは進歩しているってことでしょうか?
これからも精進して、満足の行く仏像を描けるようになりたいと思います。
何より、いい物を見ることが大切ですね。
そして、一番大切なのは、自分の内面磨きでしょうか?