マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

対岸の大火災で思った事

2009年06月04日 | 車好き話

ニュースで取り上げられている通りですが
GMが破産申告をして一時国有化される事になりました。
GMがGeneral MotorsからGovernment Motorsになったと揶揄されているみたいですが
何よりGM程の会社が倒産するというのは、背景は兎も角一大事な筈なのに
経営者なのか政府なのか官僚なのか分かりませんが、
これだけソフトランディングさせた手腕は凄いなと思いました。
何しろ、その日の平均株価は寧ろ上がっていますからね。
日本だったら多分、その影響が大きい事が分かっていても
指をくわえて見ているだけなんだろうなと、少し恥ずかしく思います。
同じく昨日、一足早く彼岸へ旅立ったクライスラーの日本法人
クライスラージャパンの社長が日本の顧客向けに大丈夫なので
安心して下さいと演説をしているビデオ
の記事が載っていました。
プロンプター棒読みがバレバレなのと変な日本語に苦笑してしまいましたが、
今出来る最大限の誠意という感じはしました。(社長さんは、多分良い人なんでしょうね)
当たり前の話でもありますが、キーワードはともに再生
如何にもアメリカ人が燃えそう(萌えそう?)な言葉です。

車の世界でもグリーンニューディール進行中・・・

他人の世話にはならんぞと痩せ我慢を続けているリベラル派フォードも含め
商品が時代に合っていないだけで技術力に乏しい訳ではないですし
そもそもがスペースシャトルを飛ばしてF-22を作ってしまう国ですから
(windows、MacOS、Linuxもそういえば全てのアメリカ製ですし)
その気になったら最先端の車を作る事も無理ではないと思います。
シボレーがスーパーエコロジーカーを作ってバカ売れでもしたら、
大統領は一気にグリーンニューディールの目的達成ですしね。
簡単に作れるなら既にやっている筈なので大きな困難とは思いますが、
アメ車の復権もそう遠い話でもないかもしれないという気がしました。
三次関数的に技術レベルも進歩している中国メーカーの存在もありますし、
モタモタしていると日本メーカーはトヨタとホンダしか残っていなくて
街中は外車(高級欧州車とエコアメ車とゲタ中国車)だらけ
なんて事にもなりかねないなと、少々不安になってきました。
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