神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神様はお許しになられるお方

2019-08-26 03:28:16 | イスラム教
神様は
「お許しになられるお方」
である。
ということを前回は書いてみました。


神様の御名前は、神様の特徴をよく表しているので、
その数は無限にある、
ということでしたね。

先週ご紹介しました
”アルガフール(お許しになられるお方)”
これは、その無限にある神様の御名前の一つです。
この御名前(アルガフール)は、クルアーンの中でなんと91回も出てくるそうです!
数にしてダントツの第1位です。

それだけ重要!ということなんでしょう。

私たち人間というのは、日夜せっせと罪を犯してしまうものです。
そーんな人間たちを天国へ入れてあげるには、
この”アルガフール”(罪を許す)という
特徴が一番大事なのだと思います。

その証拠として、
実際に天国へ入った人達が言った言葉
というのがクルアーンに書かれてあります。

彼ら(天国へ入った人たち)は、
天国へ入った後に何と言うと思いますか。

答えは、、

『私たちの主は、度々許されるお方(ガフール)そして感謝されるお方(シャクール)です。』
(クルアーン 35:34)


天国へ入れたのは、神様が
ガフールでシャクールだからだった、と言っています。
シャクール(またはシャーキルとも言います)この特徴に関しては
以前にも書きましたね。
これは、私たちの少ない善行を何倍にもしてくださるお方、という意味でした。

私たちが天国へ入れるのは、
神様が私たちの悪行を許され、少ない善行を何倍にもしてくれるからに他ありません。

もう一つ
アルガフールと同様の語源からくる御名前を紹介しましょう!
これも人間のためにある神様の特徴をよーく表しています。
それは、、、
「アルガッファール」
この意味するとこをは『何度も何度もお許しになる』という意味です。
「アルガフール」とても似た感じがしますね。
両者とも、ガファラという動詞から派生したものらしいです。
ガファラとは、隠すといった意味の動詞です。
つまり、神様は私たちのの犯した悪行を
隠してくれる、というのです。
有難いですよね。

神様は何度も何度もいっくらでもお許しなるお方。


クルアーンの中でも、何度もそのことを強調されています。

『(預言者よ、このように)言ってやるがいい。
 「自分の魂に背いて過ちを犯した我しもべたちよ。
  それでもアッラーの慈悲に絶望してはならない。
  アッラーは本当にすべての罪を赦される。」
 我は罪を赦し(ガフール)て、慈悲深くあられる。』
(クルアーン39:53)
 
しかし、
だからと言って「なーんでもしていいんじゃないか」
と思ったら大間違い。
神様はなんとこのような事も仰っているんです。

『アッラーは懲罰に厳重であられる。
そしてアッラーは実に罪を赦し(ガフール)で、慈悲深くあられる』
(クルアーン5:98)

懲罰に厳重、、、だそうです。
これも天使相手には必要のない特性です。(汗)

 
来週に続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!

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