神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神を愛する心

2019-08-27 02:41:48 | イスラム教
神様はアルガフール(罪を赦されるお方)
そしてアルガッファール(度々赦されるお方)
である。
ということを前回は書いてみました。



神様はクルアーンの中で
人間を創った理由をはっきりとこう仰っています。

『我はジンと人間を、我を崇拝させる為以外(の目的)には創っていない。』
(クルアーン 51:56)


つまり
「崇拝させるためだけ」
それ以外のいかなる理由もない、というわけです。

例えば
誰かが、、、
「私がどこそこのレストランへ行ったのはね、有名なあの一品を食べるためなのよ。
 それだけの為に行ったのよお!」
なーんて言ったら、
相当食べたかったのね、この人ってはっきり分かりますよね。

神様が人間を創造した理由も
”崇拝させるためだけ”
それ以外の理由はない、
ということらしいのです。

じゃあ、
「なーんで神様の特性を知らしめるためだの何だのって言ったんだ!」
とお叱りを受けそうでありますが、、、
しかし
人間のような存在を創造することによって
「神様の特性が際立つ」というのは真実です。

そして
神様の特性を知る、ということは
私たちがこの世で正しく
『神を崇拝するため』
には必要不可欠なものなのです。

何しろ
私たちが好むと好まざるに関わらず、
人間は「神を崇拝するため」に
創られたわけなんですから、、、
、、そうしないわけにはいかないのです。

しかし
神を崇拝して生きる、というのは
決して難しいものではありません。
なぜなら
神様は私たちに辛いものを求めてはいませんし、
どちらかというと、易しいものを望んでいらっしゃいます。

『アッラーはあなた方に易きを求め、困難を求めない。』
(クルアーン 2:185)

イスラム教の教えを守りながら暮らしていくのは
決して難しくない!
どちらかというと、イスラム教の教え無しで生きていくほうが
難しいし、大変である!
と私自分自身の経験からそう思います。

私はフツーに日本で産まれて、日本で暮らしていましたから
イスラム教徒でない期間がそこそこあります。
また、
イスラム教徒になってからも、ちゃんと教えを理解するまでの何年間は
”なんちゃってイスラム教徒”みたいなものでしたから、
イスラム教は難しいなあ、なんて思っていた時期もありました。
(いろいろな制約がありますしね)

でも
今ははっきりと言えます。
「イスラム教の教えに則った人生は楽である」と。

ですから、「神様を崇拝しながら生きていく」ということを
難しいことと思わず
あまりめんどくさがらず、
メッチャ簡単なものだと思ってほしいと思います。

さて、
この世を正しく(崇拝しながら)進んでいくには、、
そうですねえ、
何か、、、
乗り物が必要だと考えてみてください。
その乗り物に乗っていれば、
無事にこの世を渡りきることができる、としましょう。

昔の学者さんはその乗り物を”鳥”に例えました。
鳥の頭の部分に当たるのが、神様への愛。
そして片方の翼は、神への望みを
もう片方の翼は、畏れを表しました。

どういうことか?と言いますと
人生をうまく渡りきるには、
まず大事なのが”神様を愛すること”らしいです。
そして
あっちに落っこちたり
こっちに落っこちたりしないように
バランすを取ることも大事。
そのバランスを取るのに
(神への)希望と畏れが必要ということなのですが、、、
これについてはまた後ほど。 

今回は、
この人生という道をグイグイと引っ張って行ってくれる
”神様への愛”
についてお話ししたいと思います。

神様を愛する心、、、。
これ あんまりぴーんときませんよねえ?
神様を愛するって、
ちょっと日本人的には難しいコンセプトではありませんか?

多分これは
「神様がどんなお方であるか」というのが分からない為に
”神様を愛する”ということがよく分からないのではないか
と思うんです。

例えば、
隣の課のマルマル部長って、とっても良い人だから愛しなさい!って言われても
「じゃあ、そうするわ」って言う人はいませんよね。
大抵の場合
「そのマルマル部長って、どんな人なの?」とか
「何がそんなに良いの?」とかって
いうことを知りたくはないですか。

その人がどんな人であるかを知らずに愛することなんて
まず無理です。
どんな人物なのか、どんなに尊敬できる人なのか、
どんなに愛情深いのか、、などなど
いろんなことが分かっていくと、自然にその人を
想う気持ちというのが生じてくると思います。

ですから
神様を想う、
愛するようになる、
そのためには、
まずは、その神様がどんなお方であるのかが知らなければなりません。

ということで
来週からは少しづつ
神様とは一体どんなお方であるのか、ということを
お話ししていきたいと思います。

神様の御名前や特性を紹介しながら
「神様を愛する心」を見出してていけたらな、と思います。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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