神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

人に感謝

2018-11-30 06:22:06 | イスラム教
感謝をする者は
極少数である。
ということを先週は書いてみました。

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このメルマガの特徴上、最初の号から順に読んだ方が 分かりやすくなります。
是非バックナンバーをチェックして見てください。
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こんにちは ファーティマ松本です。

最近アメーバブログを再開しました。
http://ameblo.jp/kaminikaeru/
今までメルマガに書いてきたものを
せっせとコピペしてアップしているのですが、、

そのせいで、
気がついたことがあるのです!
それは、、、

1、自分が書いたものを読むのは
  こっぱずかしい!
2、私が書いたものはチト読みにくい。(涙)
3、「神様に感謝しよう」というテーマを
  4回にも渡ってすでに書いていた!

そうなんです、一年前のちょうど11月頃に
書いていたんですね~。
「神様への感謝」について。

まあ、いっくら書いてもこのテーマはとても重要ですから
構わないのでありますが、、、しかし
去年と同じことを書いていては
一年間何一つ成長していないのが
バレバレになってしまいます。
ですから、
今回は(今年は)
去年書かなかったことを書いてみたいと思います。
と言っても
去年書いたものを、また書いてしまう可能性も大でありますが、
そこらへんは、どうかご了承くださいませませ。

さて、

預言者さん(彼の上に平安あれ)はおっしゃいました。
「人に感謝をしない者は、アッラーに感謝をしない者である。」

そう!
やっぱり人には感謝しなきゃ、ですよねえ。
だって誰かに
「感謝してもらう」ってすごくいいではないですか!

私なんて、毎日毎日
家事に明け暮れているわけですが、
”ありがとう”とか”助かるよ”
なーんほとんど言われませんもん。
(チビちゃん達がたまーに手紙に「ありがとう」と書いてくれたりしますが(o^^o))
まっ、それでも(文句も言わず)
日々の労務(?)を淡々とこなしているわけです。

でももし、誰かが「ありがとう!」
なーんてことを言ってくれたりなんかしちゃったら
やっぱり嬉しいし
「また頑張ろう!」と生きる力が出て来るわけですよ。
たった一言でいいんです、ホントに。

言葉の持つ力ってすごいですよね。

だから
その力をフルに使って周りにいる人達に
”生きる力”を与えてあげようではありませんか!

特に、特に、
自分に近い人たちに。
つまり
家族ですね。
両親、兄弟、そして伴侶と子供達と、、。
何しろ
知らない人に「ありがとうございます」というのは
ケッコー簡単なくせに
家族に「ありがとう」をいうのは本当に難しいですもんね。

でも、そーんな短い言葉が
自分の大事な人を助けることに
なるかもしれないのですから
頑張らないと。

昔読んだ子育ての本の帯にこう書かれてありました。
「ありがとうは最高の褒め言葉」
ウーン、なるほどなるほどですね。

しかし、
「ありがとう」と人に感謝をするのは
相手のためだけではなく、
実は何よりも
”自分のため”なんです。

預言者さん(平安あれ)はおっしゃいましたよね。
「人に感謝をしない者は、アッラーに感謝をしない者」
裏を返せば
「人に感謝をする者は、アッラーに感謝をする者」とも
言えるでしょう。

人に感謝をすれば、神様に感謝をしたことにもなるんですよ。
何しろ、
私たちのために、いろいろな人を与えてくださっているのは
神様ですからね。
家族をくださったのは、神様です。
気の合う友達に会わせてくださったのだって神様です。
結婚している人だったら、その結婚相手に会わせてくれたのも
もちろん神様です。

もちろん、全ての結婚相手や友達、そして家族のメンバーが
”良い人”であるわけではありません。
もし、みんながみんな親切で思いやりがある人達ばかりだったら
バンバンザーイ!思いっきり神様に感謝をしましょう!
でも
もし、好ましくないタイプの人が周りにいたら、、、
、、、
まずは忍耐。
それから、やっぱり感謝。
感謝?
そう!だって
嫌なことをされたり、
傷つくことを言われたりするたびに、
今まで自分が犯してきた悪行が減っていくんですから
ありがたいことです。
そして、そういう人達から学びましょう。
「そうならない術を!」

大事なのは
相手が例え”悪いヤツ”であっても、
相手に合わせて、自分のレベルを落とさないぞと決めること。

『人が悪をしかけても一層の善行で悪を追い払え。
 そうすれば,互いの間に敵意ある者でも,親しい友のようになる。』(41:34)

と神様もクルアーンの中でおっしゃっています。

目の前にいる人は、もしかしたらものすごく嫌なヤツかもしれない。
でも、大事なのは、目の前の人がどうのこうのではなく
自分と神様との関係を重視するべき と思うんです。
「神様に許してもらいたいから」
「神様に良く思われたいから」
だから、こんなに嫌なヤツではあるけれど
良い態度で接しよう、と思うことです。

目の前にいる”ヤツ”は2の次、3の次。
相手にどう思われるか、とか
相手にどう思わせたいか、とか
何を言ってやろうかとかに心を
とらわれず
神様にどう思われるか、
神様との関係を良くしようとする努力。
そういうことが大切ではないでしょうか。

そんな人には、いつだって神様が味方でいてくれます。
ありがたいことです。

いろいろ考えると
イヤなことを(わざわざ)持ってきてくれた目の前の
”嫌なヤツ”に感謝をしたくなるかもしれません。

どんな状況、どんな環境においても
”感謝”をする要因というのは、必ずあるものです。

「感謝をする者」
それは、神様から見たらとっても偉い人なんです。

感謝については、まだまだ続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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感謝をするのは極少数

2018-11-23 06:01:08 | イスラム教
「感謝をする」のは
天国へのチケットであろ。

ということを先週は書いてみました。


こんにちは ファーティマ松本です。

感謝をすると、いろいろと良いことがあるのですが、
そのトップに輝くのが、、
神様が「天国へ入れてくださる!」
ということでしょう!

神様は私たちの行いを「感謝してくださるお方」でしたね。

すなわち、、、
私たちが行った数少ない善行を何倍にも大きくして、
数多くある悪行を消し去ってくれる。
そして最終的には、天国へも入れてくださるお方です。

私が、この”感謝するお方”という
御名前(属性)を知った時は
本当に驚きでした。
驚きと同時に、、、、
涙が出てきました。

だって
ちょっと考えてみてください。
まず初めに
”神様が”
私たちにたくさんのお恵みをくださっているんですよ。
私たちが必要なものを全て、、。
空気や水や、私たちの体、家族や友人、等々
数え切れないくらいの恩恵を与えてくれているのは、
紛れもなく、、神様です、、、ね。

『あなたがたは仮令アッラーの恩恵を数えても
 到底数え尽くすことはできない。
 本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。』
 (16:18)

その数え切れないほどの恩恵に対し、私たちが感謝をすると、、、
なんと!!神様が私たちに感謝をしてくださる!
というのですから、、
本当に
慈愛あまねく慈悲深きお方である、と痛感しました。

一説によると、
優しくて、寛大で、『感謝をするお方」であられる神様は、
全ての人間のために、天国に(もうすでに)家を用意されているそうです。
最初の人間アダム(平安あれ)に始まり、最後の人間の一人にまで
ちゃんと家を用意されているらしいです。

でも、残念ながら
全ての人が天国へ入る事を希望するわけではありません。
たくさんの神様からのご慈悲に背を向けて
天国から離れていってしまう人はたくさんいます。
だから、天国には誰も住まない家がたくさんあるらしいです。

神様はとっても優しいから、私たち全員を天国へ入れてあげたいのでしょう。
そのために、
たくさんの預言者を送ってくださり
正しい道を教えてくれたわけです。
そして数え切れないほどのの恩恵を授けてくれているわけですね。

『アッラーはあなたがたが何も知らない時、あなたがたを母の胎内から
 産まれさせ、聴覚や視覚や心(知能感情)を授けられた。
 あなたがたは感謝をするかもしれない。』
(16:78)

にもかかわらず、
神様に感謝をしない人はたくさんいます。
クルアーンの中で、神様がこうおっしゃっています。

『本当にあなたの主は、人間に対し恩恵を施す方である。
 だが多くは感謝をしない。』
(27:73)

『だがわれのしもべの中で感謝する者はわずかである。』
(34:13)


人間が神様の諸々の恩恵に感謝をしないのは、
悪魔はそれを阻止しようと懸命になっているからかもしれません。

悪魔というのは、びっくりするほど忍耐強く、
そしてなかなか働き者のようです。
彼らは少しづつ、少しづつ
人間を、神様から遠ざけようとしています。

まずは、
感謝をさせない。
そしてそのうち、
神様の存在自体をも否定するようにさせるわけです。

まあ、悪魔については後々詳しくお話するとして、
今のところにおいては、
悪魔がどんなに頑張ってもそれに屈してはいけない。と
書いておきたいと思います。

なぜなら、
神様を忘れた生活なんて
なーんにもいいことなんてないし、
反対に
神様に感謝をする人生というのには、
いいことしかないからです。

では、来週はどうやって
ちゃんと「感謝をする者」になれるのか?
について考えていきたいと思います。

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感謝と天国

2018-11-16 05:18:54 | イスラム教
神様は、
「感謝をしてくれるお方」である。
ということを
先週は書いてみました。

こんにちは ファーティマ松本です。

さて今週も、
またまた感謝についてです。

どうして ”感謝すること” がそんなに大切であるのか?
を、考えるその前に
困難時に「忍耐すること」のメリットについて
ちょっとおさらいをしてみましょう。

嫌なこと、大変なことが起きた時に
”忍耐”でもって、それに対処をすると
1、自分の悪行が減る。
2、天国での階位が上がる。
3、神様に愛されるようになる、等々。

いろいろあったと思います。

にしても、、、
ホント
”忍耐”をすることって
いいことばかりだとは思いませんか?
天国へ一直線のような感じがしますよねーっ。

しかし、驚くことに!!
感謝をすると
忍耐をした人と同じようなレベルになる、のだそうです。

つらーい思いを、必死になって耐えてきた人と
神様からのたくさんの恩恵に対し「ありがとう!」と
ルンルンしていた人は、
神様視点からは、同じくらい”立派な人達”なんだそうです。

預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃいました。

「食べ物を感謝しながら食べる者は、断食をし、そして忍耐をする者と同じである。」

あー、出てきましたね。「忍耐する者と同じ」!!
ちなみに
断食をするとはどういうことであるのか、、、
それは、ラマダーン月に少しお話ししたと思いますが、
まあ簡単に言ってしまえば、
すごくいいことなんです。(カンタンすぎ!)
なんと言ったって
食べ物が目の前にあったって、食べないのですから、
そりゃあ、なかなかすごいことですよ。(ホントに)

そう!
忍耐をする人と、感謝をする人は同じレベル!
ここ重要ポイントです。


では、感謝をすることが
なーんでそんなにスゴイ事なのか?
について考えていきましょう。



この人生は”テスト期間”である、ということは
何回か書いたと思います。

テスト!
そうです。
神様は私たちが、神様からのたくさんの恩恵に対し
感謝をするかどうかを見ているわけです。
(あっ、もちろん他の事も見ていらっしゃいますが、、)

『本当にわれは、かれを試みるため混合した一滴の精液から人間を創った。
 そして聴覚と視覚を授けた。
 そして人間に正しい道を示した。
 感謝する者になるか
 信じない者になるか(は彼ら次第だ)』(76:2~3)

他の箇所でもまた、

『(スレイマーンは)言った。「これは私の主の恵み。私が感謝するか、または恩知らずかを試みられるためです。』
( 27:40)

神様は、私たちが感謝するかどうかをテストしていらっしゃいますが、
実際は、
私たちに感謝をする人間になってほしい!ようです。

『本当に感謝する者は自分の為に感謝するも同然。』(27:40)

『アッラーはあなた方が何も知らない時、あなた方を母の胎内から生まれさせ聴覚や視覚や心(知的感情)を授けられた。
 (ゆえに)あなた方は感謝を示すかもしれない。』(16:78)

感謝をして欲しい、と言ってもそれは 
私が自分の子供たちに
「あんたたちちっとも感謝してない!もっとしなきゃダメでしょ!」と
いった感じで、感謝をして欲しがっているわけではありまでん。
(あったり前だけど)

神様は私達の感謝なんて全く必要としていないのです。

『誰が恩知らずであっても私の主は、満ち足られるお方、崇高なお方です。』(27:40)

『誰でも感謝をする者は、自分の魂の為に感謝するのである。
 だが恩を忘れる者がいたところで、本当にアッラーには何の問題もない。
 彼は賛美されるお方である。』(31:12)

しかしながら、それでも
神様は私たちに「感謝をしろ」とクルアーンの中で何回もおっしゃっています。

なぜなのでしょう?

それは
”感謝をする事” イコール ”天国へのチケット" だからなんですねえ。

感謝、漢字で書いてしまえば、
たったの2語ですが、この中に含まれる
意味はものすごく深いものがあります。

感謝をする というのは
つまり
神様の存在を認めている。
そして神様からの恩恵に気づいている。
それをありがたく思っている。
わけです。
このような態度が”感謝”という一言で表されているわけですねえ。

神様が
このような人を地獄へ入れて重い懲罰を味あわせるでしょうか。

『感謝をし信仰をする者を、どうしてアッラーは懲罰するであろうか。
 アッラーはシャーキルで、なんでもお知りであられる。』(4:147)

”シャーキル”、、、出てきましたね。
先週書いたと思いますが、覚えていらっしゃるでしょうか。
神様は「感謝するお方(シャーキル)」でしたね。


神様は”感謝”をする人間を地獄へ入れない。
つまり天国へ入れてくれるわけです!!


そのことをよーく知っている悪魔は、
こう言っています。

ちなみに、、、
悪魔については、またいつかお話しして行くつもりですが、
今の段階では、
人間を妬み、人間に天国へ入ってもらいたくない存在としておきましょう。
悪魔はあらゆる手段を使って、人間が天国に入るのを
阻止しようと日々頑張っています。


クルアーンの中で、悪魔はこう言っています。

『そしてわたしは、彼ら人間を前から後ろから、
 右からも左からも襲いましょう。
 あなた(アッラーは)彼らの多くは(恩恵に対し)
 感謝をしないことがわかるでしょう。』(7:17)

アッラーの恩恵に対し、感謝をさせないようにするのが、
悪魔の一大事業なわけです。

来週に続きます。

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感謝するお方

2018-11-09 06:34:04 | イスラム教
困難時には、神様に心が向き
良い状態になる。
何か良いことが起きた時には
傲慢になり感謝をしにくくなる。

ということを先週は書いてみました。


こんにちは ファーティマ松本です。

こちらサウジアラビアでは、先週雨がたくさん降りました。
あんなに何日も続いて降るなんて
とっても珍しくって、ウキウキしちゃいましたねえ。
雨が降っている時には、ぜひ神様にお願い事をしてみてください。
願いが叶いやすいようですよ。
ということで、私も毎日沢山お祈りをしました。
叶いますように!

さて、さて、
感謝についてです。

ずいぶんと前に”感謝”について
書いたことがあるのですが、、覚えていらっしゃるでしょうか。
”感謝”これはイスラム教の教えの中で、とっても大事な
概念ですから、何度書いても書き足りません。
ということで、
またまた感謝について、書いてしまいますが、
「あっ、これ前にも読んだぞ!」と思われても
お怒りメールなど送ってくださらないようお願いいたします。m(_ _)m
ほんの2~3週で(きっと)終わりますので、
しばらく忍耐強くお付き合いいただけると嬉しいです。

さて
今週のタイトル
「感謝をするお方」
とは、一体どなただのことだと思いますか。

実は、

神様なんです。

神様ご自身が”感謝をする”なんて、
超驚きではありませんか?
私は、驚きましたよ。
びっくりでした、ホントに。

クルアーンの一節に”人間章”という章があります。
この章では、天国というのがどういう所で、
そこに入るとどんなことがあるのかがが書かれています。
その中の一節に、神様がこんなことをおっしゃっているんです。

『実にこれはあなた方への報酬である。あなた方の努力が感謝されたのである。』
(76:22)

神様が私たちの行いに対し、
”感謝”をされる、というのです!
エーッていう感じがしませんか?

神様は私たちにたくさんの物を与えてくださっています。
そして、たくさんのことをしてくれています。
それに対し、私たちが感謝をすると、
神様がその(私達の)感謝に対し、
『感謝』をしてくれるというのです!

実は、神様には色々な御名前がありまして、、、。
その御名前を見ると、神様とは一体どんなお方であるのかが
わかるようになっているんですね。
その一つに「シャーキル」という御名前があります。
その意味するところは、ズバリ
「感謝する者」

では、
どのように神様は、私たちに感謝をしてくれるのか?

第1に
私たちの小さな善行を、何倍にもしてくれます!

第2に
イスラム教徒になったが為に、諦めたことっていっぱいありますよね。
例えば、お酒とか豚肉とか、音楽とかまたは、ミニスカートはくこととか。
まあ、いろいろあると思いますが、それらの諦めたものよりも
いいものを神様はお与えになってくれる!そうです。

第3に
私たちは、大した善行をしない割には、悪いことはいっぱいしてしまいます。
にもかかわらず、
神様はご自身が創られた「天国」へ入れてくれる!

これらが神様の私たちへの感謝の表し方です。

私たちの神様って、そういう神様なんですよね~。
有難いです、ホントに。


こういったことを考えると
「もうホント、ヘンなことをするのはやめよう。
 もっともっと良いことしなきゃ、アカーン!」
って思っちゃいますね。




パム・グラウトさんという方が感謝について
ご自身の著書の中で説明されていますので、少し引用させていただきます。


私たちの人生には、うまくいっていることが数え切れないくらいある。

しかしそれは、意識して見つけようとしないと、そして見つけたらすぐに感謝をしないと、
頭の中にある意地悪な声にすべてかき消されてしまうのだ。


感謝する対象を見つけるのは、一種の「戦い」だ。

この戦いをやめると、
頭の中の意地悪な声…「人生は最低だ」「自分は最低だ」などという声に、人生を占領されてしまう。


「感謝」するのは、けっして難しいことではない。

ただ、日々の生活で少し立ち止まり、絶対的な宇宙の存在を意識するだけでいい。

そうすれば、より深い真実に気づくことができる。

幸せな現実に気づくことができる。


以上ですが、本当に納得です。
感謝の対象を見つけるのには、意思が必要です。
何気ない日常の中、そして辛い日々の中にも
感謝の対象を見つけることはできます。
そうすることによって
”幸せな現実”に気づくことができるんですね。

感謝については来週も続きます。


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感謝をするのって難しい!

2018-11-02 05:52:15 | イスラム教

信者にとってはすべてが良い。
悪いことが起きた時には忍耐をし、
良いことが起きた時には感謝をする。
それらは全て良いことである。
しかし、 
感謝をすることは
忍耐をするよりも
難しい。

ということを、先週は書いてみました。


こんにちは ファーティマ松本です。

なぜ感謝は忍耐よりも難しいのか?

忍耐というのは、
嫌なことが起きた時に必要なものですよね。

どっからともなく
降りかかってきた困難に対し、
私たち人間ができることは
”忍耐” で対処すること。
そして
そんな時に頼りになるのは、
やはり、神様だけです。

イヤなことが起きた時、というのは
どうしても神様に目が向く時期ではないでしょうか。

神様のすごさを認識し、
自分の弱さを認め、
神様に助けを求める。
心が神様に向かっている状態です。
神様視点から、
そういった状態はなかなか良い状態です。
人間のあるべき態度です。


私も、
自分でどうしようもできないようなことが起きた時は
普段よりも、多くお祈りをしちゃいますし、
断食も少し頻繁にやります。
困っている人には、寄付しちゃうし、
ついでにクルアーンを少しでも暗記をしようかなあ、
ナーンテことを思ったりもします。 
(まあ、そんなに頻繁にあることではないのですが、、、)

こういった行いのすべてが、
神様の目から見たら、、
”善い行い” ですよね。
辛いことがあったおかげで、
善いことをするようになった。
その上、
いつも心の中では、
神様にお願いをしているわけですから、
とても神様との距離が縮まった気分。
強いパイプでつながったような感じがしますね。

しかし、

何か良いことが起きた時というのは、
この真逆の状態になってしまうことが多いんです。
つまり、
心が神様に向かわなくなってしまう、
という事態に陥りやすくなります。

例えば、
給料が上ったとしましょう。
そのお金は「自分の力で稼いだ」と思うかもしれません。
私が、頑張ったからだ。
私に、能力があるからだ。
などなど、
私、私、となんだかうるさくなるわけです。


自分に目が行ってしまって
神様には目が向いていない。
もちろん感謝なんて、ちっともしていない状態。
せっかく良いことが起きたのに、、、。
これは神様視点からは、あまり良い状態ではありませんよね。


自分自身のことで、チョーお恥ずかしいのですが、
何年か前に、本を出版したことがあります。
いま思うと、
あの時ちゃんと
神様に感謝をしたのだろうかと、、、
かなり心もとないんです。

感謝をする代わりに、私は
「ヤッター、小さい頃からの夢がかなった」
とか
「小さい子供がワンサカいる中でよく書いたもんだあ」
とか
まあ、あたかも自分の力で出版できたような気持ちが
チラホラとあったのではないかと、、、
今 思うわけです。ハイハイ
その上、傲慢にも
ツイッターやフェイスブックなどに
えっらそうなコメントを書いたりしたことも
何度かあります。(大汗)
(もし気を悪くされた方がいらっしゃいましたら、お許しください!!)
穴があったら、ズーーっと入っていたい気持ちです、ホントに。

せっかく、神様が良いことをもたらしてくださったのに、
感謝をするという、大切な行為を行わず
横柄になってしまったわけです。
これでは、神様からのテストには
不合格です。

困難をお与えになってくださった時には、
(そこそこの)良い行いができたのに、、、。
残念です。

こーんな感じで、良いことが起きた時に
”感謝”をして、
神様からのテストに合格点を出すのは、
困難時に、忍耐をして合格点を出すよりも
ケッコウ難しいものなのです。

そのことを痛感する私は、
神様にこう言いたい!

「困難というテストを与えてくださって
 ありがとうございます!」と。

困難時
確かに嫌な思いたくさんしたけれど、、、
辛いことばかりだったけど、、、、
もう生きているのがイヤになってしまったけど、、、、
そのおかげで
神様に近づくことができた!(気がする)
善い行いを、少しだけど増やすことができた!(ように思う)
だから、
とっても有難い!

困難、逆境、というのは、
見方を変えれば、それそのものが
神様からの”お恵み”だと思います。

逆境と困難にも、感謝ができるようになれるといいですね。


それでは、
来週は感謝についてもう少し
詳しく書いてみようと思います。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!

:追記:
お父さん、お母さんのいないインドネシアの子供達に
お金を送りましょう!
こちらの団体は、働き手である旦那さんを亡くしてしまい、
一人で子育てをしている女性にも援助をしています。
www.ussunnah.org/donate

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