神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神様なしでは生きられない

2018-09-28 09:46:29 | イスラム教
傲慢な心というのは、
真実を受け入れず
人を見下す心である。
ということを先週は書いてみました。




こんにちは ファーティマ松本です。

多くの人は、日々の生活の中で
「自分は神様なしでは生きていけない!」
なーんて思って生きてはいません。(よね?)

「あなたなしでは生きてはいいけないのよ」
なんてドラマのセリフではありそうですし、
実際にそういう相手がいる!という人もいると思います。
(羨ましいなあ)

しかし、
実際私たちは「神様なくして生きてはいけない存在」である、
ということを知らねばならないと思うんです、ハイ。

森の中、海の中、水田の中、いろいろな所に
いろいろな生き物が住んでいますよね。
私たちの想像もつかないような生物が、いろんな所で
不思議な行動をとりながら生きているわけです。
もちろん本人達にしてみたら、真剣そのもので
何にも不思議な行動ではありませんが、
面白いことをする生き物っていっぱいありますよねえ。

さて、
そんな生き物たちが生きていくに適した環境を与えてくれているのは、
他でもない神様です。
もちろん私たち人間もその生き物の一つ。

誰だって空気が必要ですよね。
その空気を与えてくれているのは誰でしょう?
水や食べ物、かなり必要ですね。
それを与えてくれているのは誰でしょう?
このスーパーフードが超良いらしい!
と言うそのスーパーフードを創ってくれたのは誰でしょう?
どこどこ産のオリーブオイルが美味しい!と言う人がいるでしょう。
その時原料であるオリーブは誰が創ってくれたのか考える人はいるでしょうか。


ついつい人は
なんでも自分でできる、
人に頼らなくったって大丈夫、
自分の力で今までやってきた
などと思うこともあると思います。

多分そういう人というのは
本当に頑張ってきた人なのかもしれません。
努力と忍耐という
私にとっては死語となってしまったその精神を
右手と左手に掲げて歩いてきた人なのでしょう。
そしてその結果「成功」という、
私がまだ見たこともないような境地にまで達した人達
かもしれません。
(私、私、うるさいっすねえ)

しかしながら、
私たちの中(例外なく)神様なくして生きていける人はいません。
どんなに立派な人でも、
どんなに賢い人でも、です。

それに気づいて
神様が、自分を今まで生かしておいてくれたこと。
悪いことをしてもすぐに罰しないでおいてくれたこと。
生きる意味を教えてくれたこと(くれようとしてくれること)
いろいろなことに感謝をし直すべきではないでしょうか。

神様の存在に気付き
神様が定めた正しい道を歩き
神様が待つゴールに笑顔で到達する。

人生なんて要約してしまえば、そんなもんなわけです。

来週はまた、人生におけるテストについてです。

来週もよろしくお願いします。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!

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あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です

傲慢な心

2018-09-27 07:38:32 | イスラム教
人生における困難は
神様からの警告であるかもしれない。

人間の「あるべき態度」に戻るべき、
という神様からのメセージかもしれない。

ということを先週は書いてみました。




こんにちは ファーティマ松本です。

先日youtubeで偶然面白い動画を見つけました。
その動画というのは
”日本がどれだけ素晴らしい国であるか”
というのを教えてくれるもので 
なかなか興味深かったです。
まあ、私も一応日本人の端くれですから、、
日本の良さを発見できることはとても嬉しいものです。
で、
ついつい最後までしっかり見てしまいました。
(朝の忙しい時間だったのに)

「フムフム」と見ていると、最後の最後に

「こういうものがなくなってしまったら
 日本は他のアジアの三流国のようになってしまう」

という言葉が出てきました。

この最後の一文で、今までのフムフムが
ヘッ!に変わり、なんとなく後味にの悪いものになってしまいました。

他の三流のアジアの国って?
どこ?
イヤイヤ、どこの国が三流なのか?
というのが問題ではなく
その視点が「問題」だと思うのです、ハイハイ。

つまり、、、
「なに!その高ピシャな態度!」って思ってしまったわけですねえ。

日本がどんだけ素晴らしくても、他の国を見下す態度がある限り
三流国いやいや、それ以下なのではないかと思ってしまったわけです、ハ~イ。
まあ、文句を言いたくなるような国、近くに結構ありますけどねえ。
(あっ、言っちゃった!)


預言者ムハンマドさん(彼の上に平安あれ)はこうおっしゃいました。

「誰でも心の中に辛子の種子ほどのプライドや傲りを持っている者は、天国へは入れない。」

それを聞いていた人が、こう聞きました。
「でも、良い服を着たい人や良い靴を履きたい人はいます。
 そういう人はどうしたらいいのでしょう?」
それに対し預言者さん(平安あれ)は答えられました。

「傲りとはそういうものを言うのではない。傲りとは、真実を拒絶し、人を見下すことを言うのだよ。」


良い服を着て、良い靴を履いて、良い車に乗って、良い家に住むことは
イスラム的に悪い事ではなく、どちらかと言えば良いことです。
悪いのは、
真実を拒否して、
他を見下す事である。
ということらしいです。

真実を拒否
これは誰かが「そっちではありませんよ、こっちですよ。」と教えてくれた時に
「お前の言うことなんて信じないぞ」と背を向けることですね。
”お前”よりも”私”の方が、上である
という認識があるからこういう態度に出てしまうのでしょう。

預言者さん(平安あれ)がイスラームの教えを人々に伝え始めた時も
権力者や有力者たちは、このような態度で教えに耳を傾けませんでした。
何しろ、イスラムの教えを受け入れた人たちの多くが奴隷や貧しい人だったからです。
「なーんでわしらが、あんな下等な奴らと並んで教えを受け入れねばならんのよ。」
と思ったわけでしょう。
その傲慢な態度が真実を拒否しまくっちゃったわけですね。

何しろイスラム教は、神の前においては皆平等ですから。
貧富の差や男女の違い等、全く関係ありませんからね。
そういうのが「自分は偉いんだ」と思っている人には
耐えられなかったのでしょう。

そんな傲慢な心(真実を拒否する心)が
人を見下すのは簡単です。

「人を見下す心」

なんだかんだ言っても、これはもう地球上のすべての人の心に
大なり小なり住み着いてしまっている
心かもしれませんよねえ。

「あそこの国の人間は、、、」
「あの宗教を信じている人間は、、、」
「ああいった仕事をしている奴らは、、」などなど。

どんな理由であれ、人を見下すのは決していいことではありません。
”奢れる者久しからず”と
日本でも言うではないですか。

人間なんて所詮は、一滴の精液からできたものにすぎないのです。
それは神様がクルアーンの中で、何回もおっしゃっています。

『彼は一清滴から人間を創られた』(16-4)
『人間は考えないのか。我は一清滴から彼を創ったではないか。』(36-77)

また、
どんなに頑強な人であっても
目に見えないウィルスによって、簡単に死んでしまうことだってあります。

また、人間というのは
ハエのような小さな虫が、何かを持って行ってしまったとしても
それを取り返しに行くことさえできない存在です。



人間は自然災害に直面すると、自然の脅威というものを間の当たりにするでしょう。
自然の脅威イコール神様のすごさです。

何か大変なことが起きた時、
自分ではなかなか解決できないような問題が出てきた時、
その時こそ、神様の偉大さを認識して
身を低めることが大切です。
何しろそれは、神様からの警告なのですから。

「神様のすごさ」そして
「人間の弱さ」
を認識しましょう。


例え、あなたの人生に
辛いことが起きたとしても、
悲しいことが起きてしまったとしても
その結果(そのおかげで)
神様に目を向けることができれば、
神様に助けを請うことができれば、
それはあなたにとって
「良いこと」だったわけです。

嫌な思い、辛い思いをしたおかげで
神様の強さを認識し、自分の弱さがわかったのなら
それで”バンバンザーイ”なわけです。

困難や辛さを
無駄に使わなかったということです。

困難をきっかけにして
神様が定めた「正しい道」「シラータルムスタキーン」に
戻って行こうではありませんか。

そうすれば、必ず神様があなたに課された重荷を軽くしてくれることでしょう。


まだまだ続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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警告

2018-09-14 04:41:44 | イスラム教
良い先生や良いコーチというのは
素質のある子に特訓をさせて、その子の
レベルを上げようとする。
神様も同じように、私たちに困難を与えて
天国の階位を高めてくれる。
ということを先週は書いてみました。


こんにちは ファーティマ松本です。

困難の利点その1:
それは悪事を消滅させてくれる、でした。
利点その2:
それは階位を高めてくれる、でしたね。

ということで、
今週は、困難の利点その3に入りたいと思います。

利点その3、
それはズバリ「気付かせてくれる」です。

何に気付くのでしょう?

例えば、
長年、大した運動もしないで体に悪い物ばかり食べていたとしたらどうなると思いますか?
太るだけでなく、病気になっちゃいますよね。
ついでにタバコを吸ったり、お酒を毎日浴びるように飲んでいたら、
かなりやばいでしょう。
いつの日か癌になったり、成人病になったりしてしまうはずです。
いろいろな所の調子が悪くなってくるでしょう。
それはつまり、
体が「このままじゃヤバいぞお」
「なんとかしなきゃダメだぞお」と教えてくれているわけです。
で、
普通の人であれば、今までの生活態度を反省して
少しづつでも健康的な生活を送ろうと、努力したりすると思います。

体の調子の悪さと実際の病気、
それは、今までの食生活と生活態度に対する「警告」と見ることができます。

「病気にはなった!調子がメチャメチャ悪い!」
というのはあまり喜ばしいことではありません。
でもそうなったおかげで、健康的な生活を送ろうと
思えるようになったというのは「いいこと」であります。

または、
熱いやかんを触ってしまった時
「アッチー!」と言って手を離すでしょう?
アッチー!という思いや、火傷をした場合の痛さとか、
それらは決して楽しく嬉しい感覚ではないですよね。
かなりネガティブな感覚です。
でもそのアッチーという感覚がなかったら、
そして手を離さなかったら、
もっともっとひどい火傷を負わねばならなかったわけです。
ずっとやかんを持っていたらヤバいぞという警告に、体が反応して
大きな被害を免れたわけです。


さて、人生の諸問題においても同じ態度が当てはまります。
生きていると誰にでも嫌なこととか、辛いこととか、悲しいこととか
苦しいこととか、いろいろあります。

自分で解決できるものもあるかもしれませんし、
誰かの助けが必要な時もあるでしょう。
または、全く誰にも頼れないような問題だってあるはずです。

誰にも解決できないような事態、、
例えば、
大事な人が亡くなった時とか。
または、治療困難な病にかかってしまった時とか
いろいろあると思います。
そのような事態に陥ってしまった時
「なんで私が?」とか「不合理だ!」と
いろいろ思うかもしれません。
しかし、
もしかしたらその時こそが、
神様が何かを警告していらっしゃる時なのかもしれませんよ。
「そっちじゃないぞ、こっちを向け」と
おしゃっているのかもしれません。

「こっちを向け!」って 
では
実際は、どっちを向けばいいのでしょうか。

実は、私たちは何かがあった時
または、かなり事態がヤバイ時、
結構ちゃんと「こっちを向く」ものなんです。
つまり、
「神様が望むような態度」
をとることができるということです。


どういうことかと言いますと、、
例えば、
飛行機がガンガンと揺れたとしましょう。
こんな時、普段無宗教の人でも
目に見えない何かにお祈りして
助けを請い始めるのではないでしょうか。
「神様、仏様、助けてください」って。


神様にお願いする。
神様に頼る。
神様に縋る(すがる)
自分は小さい存在で、出来ることに制限がある。
でも神様はなんでもできるお方だ!と思うこと。
そのような心の持ちかたが、
人間の正しい姿です。

神様は人間に、そのような正しい状態になってもらいたいわけです。
それが「こっちを向く」ことですね。

この正しい状態の反対は、横柄です。
自分でなんとか出来る。
自分にはその力がある、権威がある、金がある。
といった、自惚れた考え方、
これが一番ヤバいのです。
それを回避させるために、そして
神様に対して自分の身を低く置かせるために、
困難、というものを神様はお与えになったのかもしれません。

もちろん、神様的には世界中の人が
全員傲慢で、神様の助けを求めなくてもちっとも
困らないし、どうーってことはないのです。
しかし、神様に対して自分の身を低くして
助けを乞えば、神様は必ず助けてくれますし、
プラス、天国へも入れてくれるでしょう。

すべてが私たちのためにあることなのです。


お金のない人、権力のない人、というのは
神様以外に頼れるものがあまりないので、ある意味非常にいい位置にいます。
その上、横柄になる理由がない。
だから、天国に入る人には、貧乏人が多いらしいそうです。

反対に金持ちというのは、ついつい
自分のお金で、あらゆることを解決しようとするので、
神様に頼り切る機会がない。
その上、どうしても横柄になりやすい。
だから天国に入る人が少ないそうです。

現世で大金持ちでも、来世で地獄に入ってしまっては本当の『成功』とは言えません。

神様の方を向くように。
神様に助けを求めるように。
神様に対して、身を低くするように。
自分の力でなんとかやっていけると思い上がらないように。
神様からの数々の恩恵に感謝するように。
神様は、私たちに困難をお与えになるのです。

最近の日本は猛暑や台風、地震に大雨と天然災害がこれでもかというほど多発しています。

遠い国からぼーっと眺めている私がいうのは奥がましいのですが、
これは、神様からの警告ではないかと思えてなりません。
神様という強い力があるんだよ。
その神様にもっと敬神の心を持たなくてはいけないよ。
という神様からのメッセージのように思えるのです。

昔の日本には
「おてんとうさまが見ているから、恥ずかしいことをしてはいけないよ」
という美しい教えがありました。
目に見えぬものを怖れかしこむ気持ちがありました。
その気持ちをもう一度認識する時がやってきたのでしょう。

まずは、
神様というすごい力をもった存在を信じ、
その神様に畏敬の気持ちを持つ事。
そして、今までのたくさんの恩恵に感謝をすることが大事でしょう。
日本には、たくさんの恩恵と祝福がありました。
もちろん今もあります。

数々の天災は、決して呪いなんかではありません。
きっと
神様は「こっちだよそっちじゃないよ。」と教えて下さっているだけかもしれません。
だからこれは、たくさんの祝福の中の一つである、と思うんです。

誰だって、迷子になった時
「アー、そっち行っちゃうと戻って来れなくなるぞ」って
教えてもらったら 
「そうだったんですか、教えてくださってありがとうございました」って言うでしょう?
今、神様は声を大にして
「そっちではない、こっちだ」と教えてくれているのです。
その神様に対し、感謝の念を示しましょう。


北海道地震、そして関西での台風被害
被災されている方々の生活が、以前のように神様からの恩恵に
満ち溢れたものになりますように。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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先週の補足

2018-09-07 05:28:48 | イスラム教

預言者達のようにレベルの高い人達が
辛くて大変な思いをするのは、
彼らの階位を高める為だ。
ということを先週は書いてみました。



こんにちは ファーティマ松本です。

先週はものすごく久しぶりに、長女が留学先から帰って来ました。
(留学先と言っても、サウジのお隣の国なのですが、、)
彼女の運転で海に行ったりモールに行ったりして、
サウジでも女性が運転できるようになったんだあ!ということを
肌で実感した楽しい一週間でした。
家族全員でルンルンと楽しく過ごせたのはいいのですが、
おかげで
なんだかとても忙しくなってしまいまして。
そのせいかどうかは分かりませんが、
先週のメルマガはイマイチ分かりにくかったかなあ、と反省しております。
(いつものことかもしれませんが)
今週は長女も寮に帰って行きましたので、
もう一度書き直してみようかと思います。

『レベルが高い人のテストは難しくなる』

ドラえもんに出てくるのび太くんと出来杉君
ご存知ですよね。

出来杉君はいつも百点満点で運動神経も抜群なスーパーな男の子。
一方のび太くんはその正反対。

その二人を見ている先生はどう思うでしょうか。

「出来杉はできるから、もう少しレベルの高い問題をやらせてみようか?
 のび太にはもう少し簡単な問題を与えよう。」
と、そんな風に思うかもしれませんね。

少し難しい問題ができた出来杉君には、また少しだけ難しい問題をあげてみる。
そして、出来そうなところで間違えたり、力を抜いたりしちゃった時には、
「どうしたんだ?お前だったらもっとできるだろう?」と叱咤激励するわけです。
つまりできる子にはそれだけ期待値が高いわけです。

ふと思い出しましたが、
「エースをねらえ」というアニメ、昔々ありましたよねえ。(懐かしい!)
主人公がコーチにその才能を認められて、猛特訓が始まる。
そして、だんだんすごい選手になっていくというお話でした。


できる子には、もっともっと訓練をさせてドンドン上へ上へと導いていく、
いい先生、いいコーチの基本のようなものです。
そしてそのような良い指導者に恵まれた子は、レベルの高い学校
または高い技術が得られるようになるのわけです。

預言者さん達も同じです。
神様視点から、彼らは”出来る人間”だったわけです。
難しいテストにも、ちゃんと合格点を出せると、神様はご存知だったわけです。
期待感も高かったはずです。
難しいテスト(困難)を乗り越えて来た彼らに待つのは、レベルの高い学校(天国)というわけですね。

私たちのことをよくご存知の神様は、人それぞれに合ったテスト(困難)を与えます。

良い先生は、のび太くんに出来杉君が受けたようなテストは与えません。
もしそんなことをしたら、のび太くんは自信をなくして、
いつ日か力尽きて倒れてしまうでしょう。

神様からのテストは、私たちを力尽きさせ、希望を失わせ、倒すためにあるのではないのです。
私たちをもっともっと上へ上へと導くためにあるのです。


今、不運の真っ最中にいると思う人は、
自分には、降りかかったこの困難を
必ず乗り越える力があると信じて進んでいってください。

大事なことは、
この世は自分がやりたいことをやりたいようにやる期間ではない、ということ。
常に良いことばかりが起きるわけではない、ということ。
辛いこと、悲しいこと、苦しいことが必ずある、ということ。
すべての困難には、必ず良いことが伴っていること。
そして、神様を信じ頑張った人には、必ずその報酬がある、ということ。


来週に続きます。
(今週の出来はどうだったかなあ?)

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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