神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

懲罰

2020-05-29 02:36:08 | イスラム教
この記事は2020年4月に私がメルマガに書いたものです。
メルマガの登録はこちらから
◎神に帰る生き方
⇒ https://www.mag2.com/m/0001680690.html?l=itj168995b

疫病は、人によっては懲罰であるが、
信者にとっては慈悲である。
ということを前回は書いてみました。


このコロナウィルスが武漢から出始めた時、ネット上では
「これは中国政府への神からの懲罰だ」
なんて声が上がっていました。
確かに、、、、
ウィグル人への弾圧、恐ろしかったですよね。
(今はどういう状況なのでしょう?)

そんな意見を見聞きしながら、私も思いましたよ!
「本当に中国政府への懲罰かも?」って。
しかし、その後あっという間に全世界に感染してしまったわけですから、
これは中国政府だけへの懲罰ではないのだろうな、といった感じになってしまいました。

じゃあ、どうして神様はこのような疫病を与えられたのか?
誰に対する懲罰なのか?
これが今週のテーマです。

と、その前に、、、

ちょっと話が逸れますが、

今年始め(もしかしたら年末?)に、”2020年はどんな年になるか”みたいな今年を予測する、
いや、予言する動画を興味本位で見たことがあります。
なんだか世界的に有名な予言者と呼ばれている方々の動画だったのですが、
これが面白いことに、どの予言にも今回のコロナウィルスが語られていなかったように
記憶しています。

ということで、
世界的に有名な予言者達ですら当てられなかったこの病気、
一体神様は、どうして私たちにお与えになったのでしようか?


まず始めに、
神様はクルアーンの中でこんな事を仰っていますよ。

『人間の手が稼いだことにより、陸に海に不正が現れる。
 そのため(アッラーは)彼らが行った事の一部を味あわせるであろう。
 彼らは(それにより正しい道に)戻るかもしれない。』(30:41)

私達人間がよろしくない事をした。
その結果、神様が懲罰を少ーしだけ与える、なぜなら
それにより、人間達が正しい道へと戻るかもしれないから。

懲罰を少しだけ味あわせる。
そのことによって
「あー、ヤバイ、ヤバイ」
「このままじゃ、来世で本物の懲罰に会っちゃう」
「ちゃんとしなくっちゃ」
と思えるようになるわけですね。
つまり現世での懲罰というのは、ほんの少しの痛み。
「ホラホラだめじゃあないか」とおでこをチョンチョンと叩かれるようなものです。
本物の懲罰は、死んでから来世において!です。
それもチョンチョンなんてもんじゃなさそう。
そんな本物の懲罰に会わないようにするために、今悔い改めないとマズイのです。
悔悟し、あるべき道に戻れば、懲罰はされません。
だって、神様ご自身がそう仰っているんですから。

『アッラーはどうしてあなた方を処罰されようか、あなた方が感謝し、信じる時に。
 本当にアッラーは感謝し、深く知っているお方である。』
(4:147)

そうです、神様は許してくれるんです。
しかし、、
神様にお許しを乞う前に、私たちの何がいけなかったのか、
どんな不正をやって来ていたのかを知らなくてはダメですね。
そうでないと、、、悔悟感、、、少ない気がします。


私たち人間の、何が悪いか、、、、
、、、って、
一つな訳がないですよね。
どちらかというと、ぜーんぶアカンのではないかとさえ思えます。


まず手始めに、金融のシステムを見てみましょう。
明らかにに不正だらけです。
ほーんの一握りの人だけが、美味しい思いをして、
残りの人たちは、どんなに一生懸命に働いても、貧乏のまま。
地球上にあるお金や資源は、ちゃんと回せばみーんなの所に十分にいくはずなんです。
なのに誰かが意地悪して、自分の所だけに来るようにしているわけですよ。

政治も酷い。
大国が覇権争いをしているし、
要らぬ戦争を仕掛けてばかりだし。
このコロナも生物兵器として作られたという噂もありますし、、、。
いいとこ無し、ですね。 

そしてモラルの低下。
男女交際、彼氏彼女がいる、な〜んていうことはもはやフツー。
と言うか、いない方がどうかしているといったメンタル。
同棲?もちろんノープロブレムですよ。
うちの母親などは「同棲っていいわよね、嫌ならすぐに別れられるし。」と
言ってるくらいですからね。
まあ、離婚なんかできなかったうちの母の世代の人から見たら、うらやましいのでしょうが、
果たしてそれが良いことなのでしょうか。
同性愛、不倫、何でも来いって感じです。
(芸能人が不倫をするとメチャクチャ叩かれるのが面白いですけど。)

あと、これは本当にいやです!
子供への性犯罪、児童ポルノ、虐待、
子供達に手を出すのは、本当にやめて欲しい!


実は私、、、
一時期陰謀論にはまってしまって、
ロスチャイルドだの、フリーメイソンだのといった系(?)の本を読んだり、動画をよく見ていました。
彼らの歴史を知れば知るほど、
本当の意味での歴史が、少し分かったようになったものですが、
心底思うのが、彼らこそが悪の根源。(ほーんと)

金融、政治、医療、教育、食料、メディア、全てがすべて、彼らのコントロール下に置かれているのが現代社会。
一般人である私たちは、彼らにして見たら、まさしく家畜のような存在です。

ただ、あくまでも陰謀論ですからね、真実かどうかは分かりませんよ。
しかし、世界的に見てみると
神をも恐れぬ行為が、広く行われているのは確かですよね。

「好きなことをして生きろ、やりたい事をやれ」といった台詞。
それは、私達にあるのはこの現世だけなんだという思い込みから来ています。
この世は何のためにあるのか、
この世に生まれてきた理由はなんなのか、
何をして生きていくべきか、など
もっと、もっと気にすることがあるはずなんです。
この世は、たった一回の人生を楽しむためにあるのではないのです。
もっと大きな目的があるのです。
その目的とは、、、
、、、、、、、、
ここに書いてありますので、一読してみてください。(宣伝(o^^o))
「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/

そして、あたかも自分は何でもできるんだ、といった思い込み。
確かに、私たちはものすごい文明の中で生きています。
テレビ電話なんて、昔は絶対に有りえないと思っていたのに、
ネットが普及したおかげで、簡単にできるようになりました。
高層ビルはどんどん高くなっていくし、月への移住も現実味を帯びてきました。
「俺たちスゴイぜ!」的な現代人。
しかし、
見てください。
肉眼では絶対に見えないような極小のウィルスによって、
今私たちはパニクっているわけです。
行動は制限され、経済はガタガタになり、健康を損ね、もしかしたら
命を落とすことだってあるわけです。
人間なんて、やっぱり弱い存在なんです。
すごいのは、神様だけなんです。

今こそ、そんなすごい神様の道へと戻る時が来たのではないでしょうか。

今までの生活と思考の”リセット”をするべき時が来たのです。

神様もこうおっしゃいました。

『時はまだ来ていないのか?
 信仰し、アッラーの教訓に、また啓示された真理に
 恐れ入りながら服従する時は(まだ来ていないのか?)』
 (クルアーン 57:16)


今こそ!シフトをする時です。
この現世に惑わされず、しっかりと来世を見据えた生活を送るようにしていきましょう。

『本当にアッラーは人が自らを変えない限り、決して人々の運命を変えられない。
 だが(一度)アッラーが人々に災難を下そうとお望みになれば、それは決して避けることは出来ない。
 彼らには、アッラーの他に守護者はいないのである。』
(クルアーン 13:11)


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!


「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナについて その3

2020-05-28 02:37:51 | イスラム教
この記事は2020年4月に私がメルマガに書いたものです。
メルマガの登録はこちらから
◎神に帰る生き方
⇒ https://www.mag2.com/m/0001680690.html?l=itj168995b

人生における出来事で、
良い事というのは、神様に目が向くこと。
悪い事というのは、神様から心が離れること。
起きた出来事を、良くも悪くするも自分次第であると、
前回は書いてみました。


こんにちは ファーティマ松本です。

今週からサウジ国内の大都市(リヤド、メッカ、メディーナ、ジェッダ)の
外出禁止時間が引き上げられ、午後3時から午前6時までとなりました。
メッカやメディーナの一部区間においては、驚異の24時間外出禁止だそうです!!
24時間、家族がずーっと家に一緒にいるのって大変ですよね。
仲が良ければいいですけど。
悪かったら、、、、、
その上、家が狭かったら、、ねえ、、
、、つらそう!
中国では、外出禁止になって離婚が増えたらしいですねえ。
まあ、これはどんな状況下においても言えることですが、
相手の気持ちを思った言動を心がけ、気持ち良く生活したいものです。


ちょっと個人的なことで超恐縮でありますが、、、、
実は私、指を怪我しました。
絆創膏を貼れば速攻で治りそうな傷なのですが、
いゃ〜、改めて指が使えないって本当に不便だなって思いましたねえ。
そして(ここからが大切なのですが、)
今まで、指がずーっとあったことに神様に感謝をし、
その有り難みに感謝をしてこなかったことに、許しを請いました。

指だけでなく、体にあるすべての器官がちゃんと動いているって本当に有難いことですよね。
ついつい当たり前に思っていることを、ちゃんと感謝をできるようにしたいものです。
指を切ってちょっぴり痛い思いをしましたが、そのおかげで心が神様の方を向くことができて
良かったなと思います。

プラス、、
預言者さん(平安あれ)はこう教えてくれています。
「全ての困難、病気、不安、悲しみ、危害、苦痛、トゲがチクっと刺さることさえも、
 それによって、アッラーは私たちの罪を取り消しでくださる。」

そーんな諸々のことを考えると
一見嫌なことってたくさんありますが、
そんな嫌な事の中においても、神様はたくさんのご慈悲を与えてくださっています。

今回はその”究極”をご紹介したいと思います。
もちろん、コロナ関連の事について、です。


以前、疫病というのは、ある人達にとっては懲罰であり
またある人達にとっては慈悲である、
と書いたことがあります。

どんな人たちにとって慈悲であるのか、興味はありませんか。

預言者さん(平安あれ)は、疫病についてこう仰っいました。

「それは、アッラーが誰か特定の人達に対して送った懲罰である。しかし信者に対してはそれを慈悲とされた。
 (その信者とは)疫病が感染している土地に居残る者。
 忍耐強く、そしてアッラーからの報酬を欲っする者。
 また、アッラーが定めたこと以外は起きないということを知っている者。
 それらの信者達には殉教者という報酬が与えられる。」

ということらしいです。
殉教ですって!すごくないですか?
なんだか天国一直線って感じですよね。

ポイントは
感染地に忍耐強く居残ること。
そのことによる神様からの報酬を欲すること。
神様が決めた事以外は何も起きないということを知っていること。

このような態度で疫病に臨めば、殉教者という高い地位が与えられるらしいです。
ここで面白いのは、殉教と言っても別に死ななくてもいい、らしいんですね。

死ななくてもいいなんて、、、、、つまり
上記のことをするだけでいいなんて、、、、
ちょっと、、、、
お得感ハンパないではないですか!!
え〜、マジ?って感じですよね?
そして、そーんなチャンスが今私たちは与えられているっていうのはどうでしょう?
すごくないですか?

今、世界中でどのくらいの人が感染地に居残り、
忍耐強く生活しているでしょう?
ものすごい数の人ですよね。
その人たちの多くが”殉教者”扱いなんですから、
本当に、神様って寛大です。
まさしく”アルカリーム”ではないですか!
そして、寛大なだけでなく
とっても慈悲深い!(アルラフマーン)

今、外出できなくて、嫌になっちゃいますよね。
いつか病気になるんじゃないかって思うと不安ですよね。

しかし、
私たちが今無理やりながらも、感染地に居残り、外出をしないこと、我慢強くあること、
それらがメッチャクチャすごい事なんです。

さあ、チャンスが与えられました!
殉教者という地位を、みんなで一緒に得ようではありませんか!(イエーイ)

ちなみに、イスラム的に殉教者というのは結構幅が広いので、
どういう人が殉教者扱いされるのか、ご紹介しましょう。
まず今回のコロナのような疫病、お腹の病気、溺死、潰されて死ぬこと、お産で死ぬこと、そしてアッラーの道の為に戦いで死ぬこと、
だそうです。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!


「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナについて その2

2020-05-26 21:36:51 | イスラム教
この記事は2020年3月に私がメルマガに書いたものです。
メルマガの登録はこちらから
◎神に帰る生き方
⇒ https://www.mag2.com/m/0001680690.html?l=itj168995b

全てのことが”当たり前”ではない。
やろうと思っている良いことは、すぐにやる。
今やるべきことを一生懸命に。
ということを前回は書いてみました。
===================================
このメルマガの特徴上、最初の号から順に読んだ方が 分かりやすくなります。
是非バックナンバーをチェックして見てください。
=======================
こんにちは ファーティマ松本です。

最近サウジアラビアではバスやタクシー、国内線の利用ができなくなりました。 
また夜間の外出も禁止になり、緊急事態感満載の今日この頃です。

さあ、今週もコロナについて書いてみたいと思います。

ただちょっとその前に、、
、、、、
人生における良い事(出来事)とは何か?
悪い事(出来事)とは何か?
という定義をはっきりさせておきましょう。

イスラム的に”良いこと”というのは
『神様に心が向かうこと』
そして、
イスラム的に悪い事というのは、
『神様から心が離れること』
であると思います。

すなわち

人生に起きる良いこと:
結果的に、自分の心が神様の方を向かせてくれるもの、それらは全て”良いこと”です。
例えば、
毎日目が見えることを
「あー、有難いなあ、神様ありがとうございます。」と思えば
これ(目が見えること)は”良いこと”ですよね。
続いて、
子供が何か嬉しいことをしてくれたとしましょう。
(そんなことは滅多にあることでないかもしれませんが、、)
「あの子がこんなことをしてくれるようになったか、、有難い。神様ありがとうございます。」
これも、、良いことですよね。
では、
これはどうでしょう?
自分のビジネスが全部ダメになった。
嫌ですよね、困りますよね。
(これからはコロナのせいで、このような経験をされる方が増えるかもしれません。)
その時
「神様、どうか助けてください。そして今までよりももっともっと良いビジネスができるようになりますように。」
などと、神様に心が向いたとしたら、、、
これは、良いことなんです。
たとえ、全財産を失ったとしても、、、、
”良いこと”なんです。

反対に、
ビジネスがとーっても上手く行って、財産がびっくりするくらい増えたとしましょう。
(普通に考えればこれって、いいことですよね。)
でもそのおかげで、
「私ってやっぱりすごい、こんな成果を出せたのは、私の努力と才能の結果だ」と得意になってしまったとしたら
それは、、、”悪いこと”なんです。
心が神様から離れてしまっていますからね。

ちなみに、
「私の才能(又は努力)のおかげでこーんなにすごい事になった!」
といった傲慢な態度というのは、結構ヤバいんです。
預言者さん(平安あれ)はこうおっしゃいました。
「誰でも心の中に少しでも(種ほどの重さ位の)傲慢さを持つ者は、天国に入ることはできない。」

「私ってすごいでしょう?」なーんていう人がいたら
「いや、全然すごくないよ。」と言ってあげましょう。(マジ?!)
何しろ、コロナウィルスのような目に見えないものにコロっと全世界がやられてしまうんですからね。
すごいわけがないでしょ。
すごいのは、やっぱり神様だけ!
(これについてはまたいつか、、、)

話しを元に戻しましょう!

一般的に”良いこと”と見なされていても、
そのせいで心が神様から離れてしまっては、
ダメ(悪いこと)なんですよね。

起こった事にどんな反応をするか、どんな行動をとるか、どう認識するか
によって、その起こった事が
”良いこと”か”悪いこと”かに変わってくるわけです。

はい、ではこれを大前提として話を進めていきましょう!
(大前提、、長かったなあ!)

今回のコロナ。
生活にいろいろな規制がかかるし、経済面で壊滅的な被害を被るし、
良いことなんか何にもないってフツーは思います。
しかし、、このコロナのおかげで
嫌がうえにも、心が神様の方へ向きませんか?

なんでこんなことになったんだろうか?
一体これからどうなるんだ?
そして、
どうか家族が病気にならないように、とか
どうか経済的な痛手が少なく済みますように、とか、
いろいろと、神様と話す機会が増えた、
というようなことはありませんか?

もし、そういうことが起きたとしたら、
基本的にそれは、”良いこと”が起きたということです。
何しろ、このコロナ問題は神様からのウェイクアップコールそのもの。
こっちを見ろ、こっちに心を向けろ、と神様はおっしゃっているように思えます。

『我は繁栄と逆境で彼らを試みた。おそらく彼らは(われに)戻ってくるであろう。』
(クルアーン 7:168)

今起きていることは決して、楽しく愉快なことではありませんが、
この現象を”良いこと”に変えることができるのです。

どうか神様に心を向けて、今こそ祈りましょう。
そして許しを願いましょう。

世界中の人々が、皆神様に心を向け
祈り、許しを請えば、この事態は早く収束すると思います。

なぜなら、神様もこうおっしゃっています
『どうしてアッラーがあなた方を懲罰するだろうか、あなた方が感謝をし我を信じるときに。』
(クルアーン 4_147)

全てのものは当たり前ではなかった、ものすごい恩恵であったと気づいた私たちは、
今こそ神様に感謝をすることができるのではないでしょうか。
そして、神様の存在を信じ、その神様に助けを求めましょう。
必ず、神様からのお許しと祝福があることでしょう。

また、
困っている人を助けると、慈悲深い神様が私たちを助けてくれます。
世界には今、たっくさんの人が経済的に未だかつてないほど困っています。


来週もまた、コロナ関連の記事を書いてみたいと思います。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!
「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナについて

2020-05-20 19:18:54 | イスラム教
この記事は2020年3月に私がメルマガに書いたものです。
メルマガの登録はこちらから
◎神に帰る生き方
⇒ https://www.mag2.com/m/0001680690.html?l=itj168995b

この世に生を受けたことは
神様からの大いなる恩恵である。
チャンスを生かそう。
と、前回は書いてみました。


こんにちは ファーティマ松本です。

コロナウィルスが猛威をふるっていますね。
サウジを含め多くの国でモスクが閉鎖されました。
サウジでは他にも海外渡航が禁止され、
レストランやカフェ等での飲食もダメになりました。

なんだかものすごい勢いで、いろいろなことに制限がかかってきましたねえ(汗)。

そんな中で、私なりにコロナについていろいろと考えてみました。
結構長くなってしまいそうなので何週かに渡って書いていこうと思いますが、
今は一応”ドゥアー”をテーマにしている最中ですので、
最後にはしっかりと、ドゥアーとコロナを関連付けたいと思います。

しばらく新型コロナウィルス関連の記事になりますので、ご了承ください。

コロナについて思うこと、、
まず第一。
さきほど、
”いろいろなことに制限がかかってくる”と書きました。
そうです、今まで、
”あんまりにも普通すぎて全く気づかなかったこと”
”当たり前と思っていたこと”
そーんな事が実は当たり前ではなかった!ということに改めて気付きました。

今まで当たり前のように、子供たちが学校へ行って、
当たり前のように学校から帰ってきて、、
当たり前のようにモスクに(男たちは)行っていたわけですが、
それらは全部当たり前ではなかった、わけです!
実は、どれをとって見ても
”とても恵まれていたこと”だったんですよね。

平和な日常。
食料確保に懸命にならないでいい毎日。
安心が常に近くにある日々。
全て神様からの祝福、恩恵でした。

第二点目。
実は私は、ずーっと以前からメディーナに行きたかったのですが、
「そのうち、そのうち」と伸ばし伸ばしにしていました。
今、このコロナウィルスのおかげでメディーナにもメッカにも行くことができなくなってしまったのです。
「いつか”なになに”しよう!」と思っていたとしても
そのいつかというのが来ないことがあるんだ、ということも
実感しました。

もし、読者の皆様が何か良いことをしよう!と思っているのであれば
それはすぐにでもやるべきである、と思います。
親孝行をしようと思ったら、今すぐ電話でもしてみましょう。
誰かに謝りたかったり、また仲良くしたいと思っているのだったら
今謝ってしまいましょう。
そーんなことを思いました。
たとえ、コロナにやられなかったとしても
何かが原因で、明日にも死んでしまうかもしれないのですからね。
”死”は、結構近くにいたりするものです。


全てのことには良い面と悪い面がある、と先週書きました。
このコロナウィルス一連の大惨事にも、たくさんの良い面が隠されています。

今回上記の2点を考えながら、コロナのおかげで得られたことをまとめます。
(毎週このように、得られたことを書いていきます!)

1、全てのことに感謝!
  当たり前のことなんてないのだから。
  全てのことが”有るのが難しい”(有難い)のです。

2、いつ、今までフツーに出来ていたことが
  出来なくなるか分からない。
  そしていつ、死ぬか分からない。
  だから、良いことは急いで行う。


そんなことを教えてくれました。
ついでに、、、
、、、、、、
”今を生きろ”とよく言われますよね。
過去に起きたことは、もう起きてしまったことだから思い煩うな。
そして未来のことは、まだ起きていないことだから心配するな。
あるのは、”今”だけだ、と。

だから
その今を生きろ、と言うわけですが、、、。
ぶっちゃけ、
その意味するところがめっちゃくちゃよく分かるようになったのが
恥ずかしながら、今回のこのコロナのおかげです。

”今を生きる”
これって、結構抽象過ぎる言い方ですよね。
この意味するところ、皆さんはどう捉えているのでしょうか。
私的には
「今目の前にあるやるべきことを一生懸命にやる、真剣にやること」
ではないかと思います。
例えば、
一日5回の礼拝、これを毎回真剣に一生懸命やる。
書くのは簡単ですが、結構難しいんですよね。
どうも、思考がいろいろな所をさまよってしまってなかなか思うように集中できません。

しかし、それでも一生懸命やるようにしましょう。
これがこの現世での最後の礼拝かもしれないと思ってしましょう。
次の礼拝がある、なんて保証はどこにもありません。
いつ何が起こるかわからない、
いつ死ぬかわからないのです。

今やるべきことを一生懸命、真摯にやっていこうと思う今日この頃。
それでも礼拝中に、いろいろな事を考えてしまう私なのでした、、、。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!

「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生を受けること

2020-05-17 17:55:26 | イスラム教
この記事は2020年3月に私がメルマガに書いたものです。
メルマガの登録はこちらから
◎神に帰る生き方
⇒ https://www.mag2.com/m/0001680690.html?l=itj168995b

今あるものに感謝をし、満足を覚えながらも
「もっと上」を望み、努力してみる。
と、前回は書いてみました。


さてさて、
アルカリームな神様のことを日々色々と考えてみて思ったことです。

神様は私たちに色々なものを与えてくださっています。
(寛大なお方ですからね)
その色々なものの中には
目に見えるもの、、
例えば
お金とか、子供とか、立派な家とかありますよね。
そういったものには、いい面もあれば悪い面もあるわけです。
例えばお金、、
お金というものの中には、いい面もあるし、悪い面もある。
どういうことかと言いますと、、
お金がいっぱいあるのは”とてもいいこと”なのです。
でも、
そのおかげで、心がこの現世にどっぷり浸かってしまって来世のことを考えられなくなってしまったら、
それは悪いこと、ですね。
(これはお金に限ったことではないのですが)

また子供というのも、
可愛いし、大きくなったら助けになってくれそうですけど(良い面)
一緒にいるだけで心身ともに疲れたり、自分の時間がなくなったりしてしまうわけです。
(悪い面)

このように、神様からいただける
ほぼ全てのものの中には、良い面と悪い面があるわけです。

驚くことに
あの新型コロナの中にも、良い面と悪い面があるってご存知でしたか。

預言者さん(平安あれ)によりますと
「疫病は人によっては懲罰であり、人によっては慈悲である。」
とのことです。

(コロナや疫病については来週詳しく書いてみたいと思います。)

最近、このコロナウィルスのおかげで、
なーんとなく感じていた「いつかは死ぬんだ」という思いが
「もうすぐ死ぬかも」という確信に変わりました。
(イヤ〜もう この歳になったんだからもっと早くに感じても良かったかなあ)

そしてまた考えてみました、アルカリームな神様のことを。

寛大なる神様からの大事な贈り物。
それは
ついつい忘れてしまいがちですが、
”この世に生を受けた事”
だと思いませんか?

これはものすごい贈り物だと思います。

「いゃ〜、生まれてきたくなんかなかったよ」って
大半の人は言うかもしれません。
私もそう思っていましたし、
早くこの世からおさらばしたいっていう気持ちは心のどこかにいつもありました。
しかし、、
この”生まれてきた”っていう事が一体どんな意味だか分かりますか。

私が思うに
それは、”チャンスを与えられた”ということだと思うんです。

どんなチャンス?

もちろん、天国へ入れるチャンスをですよ!
当たり前のことではありますが、
この世に生まれてこなければ、来世で天国へ入ることはできませんからね。

以前にこのメルマガで書いたような気がするのですが、
神様は私たちに天国へ入ってもらいたい!
としか思えないんですよね。
本当に!

クルアーンの中で”アルカレーム”という御名前がでてくるところをちょっと引用してみましょう。

『人間よ、何があなたをアルカリームな主から背かせたのか。
 彼はあなたを創造し、形を与え、均整のとれた体に整え
 彼の御心のままに形態をあなたに与えられたお方である。
(82:6〜9)


神様は私たちに体と生命を与えられました。
この世に生まれてきたこと、
それはチャンスを与えられたということです。
ですから、
そのチャンスを生かさなければ、もったいない。
生きてきた意味がなくなってしまいます。

毎日毎日、朝起きてこう思ってみましょう!

「この新しい一日を使って、できるだけたくさんの善行(アジュル)を積もう。」

窓をいっぱい開けて、今日という日は無限大のチャンスが与えられている!と思いましょう。
そうして、
実際に、できるだけたくさんの善行を行うようにしていきましょう。

善行っていうと、なんだか”すんごい”ことをしなきゃいけないような気がしますが、
そうではないです。
小さいことでいいんです。
食べる前に、神様の御名を讃えたり、
食べた後には、感謝をしたり、人に挨拶したり、
笑顔で接しようと気を使ったり、
そーんなことです。

でも、意識をしていかないとそんな小さなことさえできずに
一日が終わってしまいます。

神様がくれた大事な贈り物を台無しにしないように、
毎日を精一杯生きていきましょう。
死が訪れるその日まで。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!


「イスラム的現世の歩き方」
http://www.amazon.co.jp/dp/B01HQB2VPW/
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
=======================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする