神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

本当の主

2018-01-05 06:24:46 | 宗教

心の汚れを取るためには、まずは間違った主を追い払わなければならない。
そして、新しい主を心に入れる。
新しい主は、仮のもの、弱いものではなく、
頼りになって、永遠に続くものであるべき。

というところで先週は終わりました。




こんにちは ファーティマ松本です。

2018年になりました!
この一年が、読者のみなさまにとって実り多い一年でありますように。
神様からの祝福とお導き、そしてお許しがありますように、アーミーン。

さあて、今年こそは
心の中から”偽物の主”を追い出して
本当の”主”を心に入れましょう!
本当の主、それはアッラー(神様)のことですね。

神様とは、いつかいなくなったりするような”仮”の存在ではありません。
誰が死んでも、どこかの国が滅びても、地球上のすべての生物が絶滅しても、
神様だけは、ずーっと変わらずに生き続けています。

そしてなーんでも知っていて、なーんでもできるお方です。
できないことなんて何もないし、この地球上のすべてのことをよーーく知っていらっしゃいます。
どんな葉っぱも、神様の知らないところで落ちる葉っぱはありません。
誰が今日産まれ、誰が明日死ぬのか、
神様が知らないことは、何一つありません。

そして神様というのは、信じられないくらい優しいお方です。
想像もできないくらい深ーい愛情の持ち主です。
で、どのくらいの愛情があるのか、、、と言うと。

最後の預言者ムハンマドさん(彼の上に平安あれ)がこのようにおっしゃいました。

「アッラーは、私たちが自分自身を思う以上に、私たちのことを思っている。」
また
「アッラーはご自分の慈悲を100個に分け、
その内の一つ(つまり100分の1)を現世用にした。
その100分の1の慈悲のおかげで、地球上に住む”すべての”動物や人間が
他を思い愛情を持つことができる。
残りの99のご慈悲は、最後の審判の日用とされた。」

とにかく、神様が私たちを思う気持ちと愛情は、親が子供を思う愛情とも比べられ位ないのです!

また神様は寛大で、私たちが必要とするすべての物、そしてそれ以上の物を与えてくれます。
どんなに私たちが正しい道から離れてしまっても、すぐに懲罰を与えたりはしません。
相変わらず必要以上のものを与え続けてくれます。
酸素を吸い続け、水を飲み続け、食べ物を食べ続けるようにしてくれています。

悪いことをし続けていたとしても、
忍耐強く、正しい道へと導いてくれるお方です。

そして死んだ後には、ご自分が創った天国へ入れてくださるお方です。


そのような神様を”主”として、心の中に入れると
必ず心が安泰になります。
安心でいられます。
どんな状態にも、満足を得ることができるようになります。

なんといったって、最強かつ最も慈悲深いお方がいつも一緒にいてくれるのですから、
こんなに心強いことはありません。
怖いものなどあるわけがないのです。
困ったことがあったら、いつだって助けを求めることができます。
神様は、私たちが想像もしないような方法で助けてくれます。
週末だろうと、深夜だろうと、いつだって見守ってくれています。
いつだって助けの手を出してくれます。

神様以外にそんなことができる人がいるでしょうか、物があるでしょうか。

神様以外の全てのものや人は、必ずいつかなくなってしまいます。
どんなに大事にしていても、物は古くなったり、壊れたり、失くなったりします。
人の心も、心変わりをする時がやってきます。
大事な人とも、いつか必ずお別れの時がやってきます。
必ず、、です。

大事な物や人を失くした時、それらを”主”としていた人の心は、大変な苦痛でしょう。
だって、心が空っぽになってしまうのですから。

「最近なんだかむなしくて、、、」という言葉を聞いたことはありませんか?
「虚しい(空しい)」というのは、心が空っぽになってしまった、ということです。

常に変わる物、いつか失くなってしまうもの、、、、
それらを”主”として、心に入れてしまうと、いつの日がそれらを失い
心が空っぽになってしまうのです。

心に入れるべき本当の”主”は、アッラー(神様)のみ。
常に思うのは、本当の”主”、アッラーの事。

あるべき姿は、
アッラー(神様)が主で、私たち人間は、僕(しもべ)という状態。
この状態が人間にとって、最善かつ自然のかたちだと思います。

僕って聞くと、なーーんかいやな感じがしますか?
でも実際に、私たちの多くは、いろいろな ”物、事、そして人” に対して”僕”状態でいるわけです。
先週もそして先々週も、かなりうるさく言ってきました。
心で常に思っているものに心が支配され、そのもののためには”何でもやる”
何でもやるのは、奴隷、まさしく僕(しもべ)である証拠です。
間違った主に対しては、平気で僕になっているんです。
正しい主に対してこそ、僕になろうではありませんか。




イスラム教というのは、面白いことに
私たちの心を、そのような間違った主から解放してくれます。
間違った主、それは
周りの人の評価、お金、美、知名度、地位、仕事、子供、好きな人の気持ち
または、自分自身の欲求というのもありますね。
自分の欲求を満たすためには、何でもやる!といった生活を送っている人は
結構多いのではないでしょうか。

自分の欲求を主として、それを満たすためなら何でもやるというのは、
動物の生活と大した違いはありません。




でも、、、
神様を主として、心の中に受け入れると
それらの事にもう振り回されることがなくなるのです。
それらの事から、すっきりと自由になることができるのです。
神様の僕(しもべ)になると、他のことの僕でなくてよくなるのです。
完璧に解放されます。



来週に続きます。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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※5星レビューが5件もつきました。(o^^o)*
レビューを書いてくださった方々 どうもありがとうございました

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せっかく生まれてきたのです。
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