皆さん、こんにちは。
ファーティマ松本です。
前回は、イスラエルの民に送られた新たな預言者について、少し触れてみました。
その方のお名前は、ダーウード(平安あれ)さん。
日本では、ダビデ王として知られていると思いますが、彼は王様でありながら
なんと預言者さんだったお方です。
それもかなりレベルの高い預言者さんでありました。
彼には、「ザブール(詩篇)」という啓典が啓示されたのですが、
これはクルアーン、トーラー(モーセに与えられた書)、インジール(イエスに与えられた福音書)と並ぶ神聖な啓典の一つです。
また、声がきれいだった事が有名で、彼がザブール(詩篇)を読むと、山や鳥などが一緒に神を賛美した、と言われています。
これだけ聞くと、何だか平和な穏やか〜なイメージを持たれるでしょうけども、
彼は同時に勇敢な戦士でもあったんですよね。
前回書きましたように、相手方のリーダー(ゴリアテ)がものすごく大きな人物でありましたが、たった小石一つでやっつけてしまいました。
石で戦う、、と言えば、
パレスチナで<インティファーダ>というのがあったのを、覚えていらっしゃう方、
多いのではないかと思います。
あの時、
イスラエル側の大きな軍隊に対し、パレスチナの人々は石でもって対抗しましたよね。
もうあれから何年も経っていますが、状況は良くなるどころか、悪くなるばかりに見えます。
しかし、、前回も書きました通り、必ず、パレスチナに勝利があるのです。
それは、神様からのお約束です。
このブログでは、その<神様からのお約束>についても、後々書いていこうと思うので、
乞うご期待!
ダーウードさんは、 預言者でありながら王様、そして裁判官でもありました。
非常に公正な判断を下すので、国民から大変信頼され、なおかつ愛されていたとの事です。
戦えば強く、判断を任せれば非常に公正というのですから、そりゃ、信頼もされますよね。
(どっかの国の総理大臣とは、ちょっと違う)
つまり、彼は富と名声、そして権力を手に入れていたということになります。
そーんな預言者ダーウードさんを、預言者ムハンマドさん(平安あれ)は大変褒め称えていらっしゃいました。
ただ、ムハンマドさん(平安あれ)は、彼の名声、富、権力などについて称賛していたわけではありません。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)が、ダーウードさんという方は本当に素晴らしいんだっと
言った点は、以下です。
1.断食。 ダーウードさんは、なんと一日おきに断食をされていたとのこと。
2.夜の礼拝。ダーウードさんは、夜の三分の一位の時間を礼拝に捧げていたと伝えられています。
この夜の礼拝というのは、非常に難しくなかなか出来る人はいませんが、やるととても良いんですよね。
何しろ、誰もいない静かな時間に、神様とゆっくり話しが出来るわけですから、どうしたって、神様との距離が縮まります。
そして、この時間にお願い事をすると、かなりの高確率で願いを聞いてもらえるそうです。
(なにか叶えてもらいたい事がある人、夜の礼拝、推奨します!!)
つまり、預言者ダーウードさんの素晴らしい点というのは、神様への崇拝行為にあるのです。
決して、権威や、名声、富、などといったものではありません。
まあ考えてみれば、そういった物というのは、神様がお与えになった物ですから。
それに対し、「すごい、すごい。」と言うのは、ちょっと違うかもしれません。
しかし、
断食や礼拝というのは、自分の意思で頑張って行う物ですからね。
その頑張りに対し、「すごい、すごい。」と言うのは、間違っていないでしょう。
しかし、そんな立派なダーウードさんでありますが、
イスラエルの民から見ると、ちょっと違う人物像になってしまうのです。
驚くことに、
ユダヤ人視点において、ダーウードさんというのは、
どうも、、、、
ふしだら、、、、(!?)
な人間なのだそうで、、
なんじゃ、それっ?って感じですよね?
彼らの文献によると、彼には99人もの奥さんがいたのに、自分の部下の奥さんが欲しくなってしまったそうで、、。
もうこれだけで十分、「えっ!」って感じなのですが、
なんと!!
その部下さえいなければ、彼女と良い関係が築ける(?!)と思い、部下を戦地に送ってしまったとのこと。
いや、もうここまで来ると、
「嘘、ウソ、そんなわけないじゃん。」と思うのですが、
彼らユダヤ人は、この話しを信じてるそうです。
いや~、ダーウードさんて、ユダヤの民に送られたユダヤ人の預言者なんですよ。
ましてや、ユダヤ史上、最も栄えた時期を担っているんですぜ。
自分達の預言者さんに対して、そんな話を作ってしまって、嫌な気分にならないのでしょうかねえ。
興味のある方は、ウィキペディアでダビデと検索すると、細かい話しが出てきますが、
個人的にはちょっと細かすぎなんじゃないか?て思っちゃいます。
だって、
何千年も前の話しなんだぞ!
そんなに詳しく、語り継がれているのかい!
絶対、創ってるだろう!
というのが、私の正直な感想です。
イスラム的には、どの預言者さんも<素晴らしい人物>であります。
わざわざ神様が、
私達のために、
私達を正しい道に導くために、
ふしだらな人間を送ってくる理由なんか、ありますか?
いや~、なかなか興味深い。
ここでイスラム的に、どれだけダーウードさん(平安あれ)が、素晴らしいと認識されているのかを一つご紹介。
この話は、かなり前にここ(神様の世界史)に書いたことがあるのですが、
きっと覚えていらっしゃらないだろう、ということで、もう一度!!
神様は、アダムさんを創造された後、 アダムさんの腰部分から全ての人間を出されました。
アダムさんは、その中に誰よりも光輝く人物を発見しました。
そして、
「この光輝く人物は、誰ですか?」と聞くと
神様は、
「それは、ダーウードである。」
と、お答えになったのでした。
誰よりも光輝く人物が、邪な行いなどするとは到底思えません。
預言者というのは、私達の模範になる方々ですからね。
立派な預言者さん達が、たくさんいらっしゃって、
イスラム教徒は非常に、ラッキーです。
では、次回は、ダーウードさんの息子さんの話しに移ります。
まだまだ、ユダヤの黄金期は続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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ファーティマ松本です。
前回は、イスラエルの民に送られた新たな預言者について、少し触れてみました。
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日本では、ダビデ王として知られていると思いますが、彼は王様でありながら
なんと預言者さんだったお方です。
それもかなりレベルの高い預言者さんでありました。
彼には、「ザブール(詩篇)」という啓典が啓示されたのですが、
これはクルアーン、トーラー(モーセに与えられた書)、インジール(イエスに与えられた福音書)と並ぶ神聖な啓典の一つです。
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多いのではないかと思います。
あの時、
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しかし、、前回も書きました通り、必ず、パレスチナに勝利があるのです。
それは、神様からのお約束です。
このブログでは、その<神様からのお約束>についても、後々書いていこうと思うので、
乞うご期待!
ダーウードさんは、 預言者でありながら王様、そして裁判官でもありました。
非常に公正な判断を下すので、国民から大変信頼され、なおかつ愛されていたとの事です。
戦えば強く、判断を任せれば非常に公正というのですから、そりゃ、信頼もされますよね。
(どっかの国の総理大臣とは、ちょっと違う)
つまり、彼は富と名声、そして権力を手に入れていたということになります。
そーんな預言者ダーウードさんを、預言者ムハンマドさん(平安あれ)は大変褒め称えていらっしゃいました。
ただ、ムハンマドさん(平安あれ)は、彼の名声、富、権力などについて称賛していたわけではありません。
預言者ムハンマドさん(平安あれ)が、ダーウードさんという方は本当に素晴らしいんだっと
言った点は、以下です。
1.断食。 ダーウードさんは、なんと一日おきに断食をされていたとのこと。
2.夜の礼拝。ダーウードさんは、夜の三分の一位の時間を礼拝に捧げていたと伝えられています。
この夜の礼拝というのは、非常に難しくなかなか出来る人はいませんが、やるととても良いんですよね。
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そして、この時間にお願い事をすると、かなりの高確率で願いを聞いてもらえるそうです。
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つまり、預言者ダーウードさんの素晴らしい点というのは、神様への崇拝行為にあるのです。
決して、権威や、名声、富、などといったものではありません。
まあ考えてみれば、そういった物というのは、神様がお与えになった物ですから。
それに対し、「すごい、すごい。」と言うのは、ちょっと違うかもしれません。
しかし、
断食や礼拝というのは、自分の意思で頑張って行う物ですからね。
その頑張りに対し、「すごい、すごい。」と言うのは、間違っていないでしょう。
しかし、そんな立派なダーウードさんでありますが、
イスラエルの民から見ると、ちょっと違う人物像になってしまうのです。
驚くことに、
ユダヤ人視点において、ダーウードさんというのは、
どうも、、、、
ふしだら、、、、(!?)
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彼らの文献によると、彼には99人もの奥さんがいたのに、自分の部下の奥さんが欲しくなってしまったそうで、、。
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アダムさんは、その中に誰よりも光輝く人物を発見しました。
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神様は、
「それは、ダーウードである。」
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預言者というのは、私達の模範になる方々ですからね。
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では、次回は、ダーウードさんの息子さんの話しに移ります。
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今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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生きる意味を見失い、暗闇の中を彷徨っていた樹里。
同棲相手との暴力的な関係、妊娠、そして心に残る深い傷…。
そんな彼女の前に現れたのは、サウジアラビアから来た研修生、アハメッド。
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イスラム的な人生の処世術!
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せっかく生まれてきたのです。
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そして来世では、天国に入って
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