急がば嵌まれ orz

三十過ぎても、人生に疲れ気味な日々をマッタリと綴る

【ブラジルW杯】首の皮一枚・・・(´・ω・`)

2014-06-21 23:51:42 | サッカー[W杯]
ブラジルで行われているサッカーW杯、
日本代表はグループリーグ突破に向けた大事な初戦、
コートジボアール戦を1-2の逆転負けで落とし、
第2戦は是が非でも勝点3が欲しいギリシャ戦でしたが・・・


結果は0-0のスコアレスドロー orz なんてこったい


日本代表はコートジボアール戦からMF香川とDF森重に代えて、
FW大久保とDF今野をスタメン起用してきました。

できるだけボールを保持したい日本に対して、
守備を固めてカウンターを狙うスタイルのギリシャの対戦ですから、
序盤から日本がボールを保持してパスを回してギリシャの隙を窺い、
ときおりギリシャがカウンターを仕掛けるという予想通りの展開になりましたが、
前半35分過ぎにギリシャのMFカツラニスが2枚目のイエローで退場したことで、
試合は日本代表が描いていたシナリオから外れて行ってしまいます。

前提としてこのグループリーグの第2戦は、
先にコロンビアとコートジボアールの試合が行われており、
コロンビアが2-1で勝利していました。

そのため、ギリシャとしては10人になった不利な状態で、
無理に攻めに出て日本に負けるリスクを冒すよりも、
この試合は負けないことを最優先とし、
最終戦でコートジボアールに勝つことで、
2位以内に滑り込むという方針に天秤を傾けた訳です。

もちろん、完全に勝利を捨てたわけではなく、
日本が隙をみせればカウンターで得点を奪い、
勝てれば万々歳という青写真も頭にあったでしょうが、
なんとしてでも勝ちに来るという感じではなくなりましたね (・ω・`;)

元々ギリシャは欧州予選を堅い守備で守り勝ったチームであり、
高さと強さのあるギリシャの守備陣に対して、
日本としては機動力で裏を取りたいところでしたが、
前に出る必要がなくなったギリシャが引いて中央を固めてしまったことで、
裏のスペースを狙うことも中央を崩すことも難しくなり、
サイドからのクロスしか手立てがなくなってしまいました。

さらに、そのサイドからの攻めも工夫に乏しく、
高さで勝る相手に高いボールを上げ続けては跳ね返され続け、
決定機と呼べるチャンスは大久保と内田が迎えた2回のみ。

そのチャンスもシュートは枠に行かずとなれば、
得点を奪えるはずもなく、結局試合はそのまま終了。

これで日本代表は2試合で勝点1の3位。
同じ第2戦でコロンビアがコートジボアールを2-1で破ったため、
自力でのグループリーグ突破は消滅 Σ(゜Д゜;)

グループリーグ最終戦でコートジボアールとギリシャが対戦するため、
突破の可能性はわずかに残されていますが、
本当に厳しい状況であることは間違いありません。


ちなみに、またろーは6/15のコートジボアール戦の後、
コメントの返信で下記のように書いていたのですが、

>正直、大会前の高すぎる評価や、
>コンディション的に大会前にピークが来てしまい、
>パフォーマンスが徐々に落ちてしまっていっている感じ、
>先制しながら短時間で逆転されるショッキングな展開の初戦黒星と、
>個人的にはドイツ大会が頭をよぎって嫌な感じです ((( ;゜Д゜)))

第2戦がスコアレスドローで終わったことで、
ますます状況が酷似してきてしまいました (´・ω・`)

8年前もグループリーグ最終戦は南米代表(ブラジル)で、
玉砕覚悟で臨んだ結果、見事に当たって砕けたんですよね。。。

今回対戦するコロンビアはブラジルよりもマシですが、
エースであるFWファルカオを怪我で欠きながらも、
チームとしての総合力の高さを見せて、
2連勝であっさり決勝トーナメント進出を決めています。

実力的にはやはり3チームで最も上だと思いますから、
当然難しい試合になることが予想されますが、
ただ唯一希望になりえることがあるとすれば、
隣のグループDでダークホースであるコスタリカが大暴れしており、
イングランド、イタリア、ウルグアイと過去の優勝国が顔を揃え、
開始前は3強一弱と言われたグループで、
ウルグアイ、イタリアと撃破して決勝トーナメント進出を決めたことです。

コスタリカが最終戦で対戦するイングランドは、
2連敗ですでに敗退が決まっており、
コスタリカが変な欲を出さずなければ1位通過する可能性は十分あり、
その場合2位がイタリアかウルグアイということになります。

となると、決勝トーナメント進出を決めているコロンビアとしては、
決勝トーナメント1回戦で対戦する相手として、
コスタリカと2位通過チームのどちらが良いかという話になる訳です (´-ω-`)


今大会でのコスタリカの躍進は素晴らしいと思いますが、
正直この結果はグループリーグ突破を最大の目標にするチームと、
その先を見ているチームでピークの照準が異なるとはよく言われることで、
少なからず影響していると個人的には考えています。

イタリアやウルグアイは(イングランドもそうでしょうけど)、
恐らくピークを先に合わせている可能性が高いので、
コロンビアとしてはコスタリカとの対戦を望むんじゃないでしょうか?

となると、コロンビアとしては最終戦を勝つ必要はなくなります。
負けても上手くいけば2位通過となってコスタリカと対戦できる訳で、
スタメンを大幅に入れ替えてくることは十分考えられます。

コロンビアが隙を見せてくれるのであれば、
日本代表は最大限それに乗じるべきです。
とにもかくにもまずはコロンビアに勝たないことには始まりません。

その上で、ギリシャに頑張ってもらって、
コートジボアールと共倒れになってくれることを祈りましょう。

大会前の優勝だなんだというのに比べると、
えらくハードルが低くなった気がしますが仕方ありません(苦笑)

8年前、黄金世代と呼ばれ、大きな期待を背負った日本代表は、
ドイツの地で世界の前になす術なく砕け散りました。

アレから今までの年月で日本サッカーが積み上げてきたものが、
決して無駄でなかったということを証明するためにも、
最終戦での日本代表の奮起に期待したいと思います (`・ω・´)