善きサマリア人化計画 I wanna be Anpanman.

救命処置普及や災害救援活動、バス釣り、バイクツーリングや日々の徒然などの日記で~す。(@満州ぎょうざ)

買って食って支える

2011年04月14日 16時22分10秒 | 救命普及・災害活動記
気仙沼より、9時間かけて昨夜東京に戻りました。自宅に到着したときは日付が変わっておりました。もうクタクタ。

さて、13日には気仙沼ボランティアセンターで、担当者に貴重なお話を聞くことができました。

市外のボランティアに関しては、まだ募集していないとかって話していましたが、インタビューしたその日の夕方には方針転換してくれました。

今日から正式に市外(全国)のボランティアも受け入れるそうです。

行かれる方は、くれぐれも自己完結で。

ただし、燃料、食事に関しては心配いりません。コンビニには大量におにぎりやお弁当が売ってますし、被災した飲食店が、仮営業とかやっていますので、支援するつもりで現地にお金を落として下さい。燃料も市内のスタンドで普通に給油出来ます。

なので、宿泊だけ自分で段取りできれば、特に問題はありません。
市内の宿は復旧関連作業員でどこも満室ですので、テントや寝袋持参、車中泊が出来る人は重宝がられます。

また、一関まで行けば、まだ若干は宿が取れるようですが、往復で80キロ以上はあります。

ボランティアセンターも、ニーズ調査はまだ本格的に行っていないようですが、今後運営がお手伝いできるボランティアスタッフが増えれば、多くの被災者からのニーズが集まると思いますので、人手はいくらあっても困ることはないでしょう。
行ける方は是非お願いします!

さて、今回いろいろな方から話を聞いてまいりましたので、これを役立てない手はないと思い、街の現状やボランティアの問題などを早速レポートにまとめて、友人の前防衛政務官の議員事務所に届けてきました。

彼は現在、原発対応でアメリカ軍の協力を取りつけている最中だそうで多忙を極めていますが、先日も気仙沼市から電話したら、「何でもいいんで現地の情報を送って!」って言ってたので、レポートを渡すことにしたのです。

これが少しでも被災者の暮らしに役立てればいいなぁ。


さて、表題の件ですが、今回の被災地入りで、避難所で流れていたラジオから耳にした言葉です。

風評被害に遭った食材について、「買う」それを「食う」ことによって風評被害や被災地を「支える」ということらしい。

先日も書きましたが、通常の経済活動を続けながら被災地を支えるって事と、同じ意味だと思っております。

「募金しろ」とか「ボランティアしろ」とかいう意味では決してありません。

普通に暮らしながら、心の中では被災地のことを忘れずにいること。これこそが長い支援に繋がると思っています。

個人個人が無理のない範囲で、被災地のために何ができるかを考える。

それだけでも立派な支援活動だと思いますよ。

今回も被災地入りに際して、大勢の皆さんから励ましのお言葉を頂きました。
一人で寂しい時もありましたが、みなさんの励ましのお陰で、それなりの活動が出来たと思っております。
本当にありがとうございました。

コメント
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