善きサマリア人化計画 I wanna be Anpanman.

救命処置普及や災害救援活動、バス釣り、バイクツーリングや日々の徒然などの日記で~す。(@満州ぎょうざ)

秩父地方雪害・除雪ボランティアへ

2014年02月28日 18時12分44秒 | 救命普及・災害活動記
関東甲信越に大きな被害をもたらした、バレンタインの大雪。


高速道路や幹線道路などでは、立ち往生した車が3日以上も雪に閉じ込められたり、孤立する集落が発生するという被害も発生しました。



自衛隊や県警・消防が、ヘリを出して救助や支援物資の配給などを行いましたが、大雪から3日経っても、生活道路の除雪が進まず、孤立状態は解消されませんでした。



そんな非常事態にもかかわらず、埼玉県知事は、自衛隊への災害派遣要請を行わず、孤立集落を抱える自治体の助けを求める声を無視するかのように、公務優先でクイズ大会に出演するKYぶり・・・。


つーか、どんだけ大事なクイズ大会なんだ?w



なんか、今回はマスコミの対応も遅れてるような気がしていましたが、よくよく考えたら、ソチオリンピックの真っ最中で、「災害特番なんて組んでるヒマは無し」的に、雪害ニュースもスルーされていましたねぇ。(;一_一)



以前、テレビ関係者に話を聞いたことがあるのですが、4年に一度のオリンピックは、選手だけでなく、マスコミ関係者もこの日のために長期にわたり準備をしてきているので、開催中は大きな災害(事件)が起きないことを願っているんだとか。



マスコミ的には、今回の雪害、オリンピック中継よりも優先するほどの大きな災害ではなかったみたいですねぇ。
 20人以上も死者が出てるにもかかわらず・・・。(;´Д`)






まま、大人の事情はさておいて、孤立集落の件について。



関東のバイクのりなら、秩父郡にある小鹿野町は知っている人も多いはず。


バイクで町おこしを行っている自治体で、町全体がバイク&ライダーウエルカムなのです。


バイク雑誌にもよく登場する、名物のわらじカツ丼を食べに、週末ともなると大勢のライダーが町にやってきます。



自分もバイクにカムバックしてから、年に4、5回は訪れています。



そんな小鹿野町も、今回の雪害で孤立集落を抱えておりました。



国道や県道を自衛隊や地元の建設業者などが除雪を行って、どうにか通行できるようにはなりましたが、町道や私道については、ほとんど手付かず。



生活道路に出れないために、孤立する高齢者も大勢発生しておりました。



そして小鹿野町にも、19日より災害ボランティアセンターが設置され、20日より活動を開始しました。


ならば、日ごろのウエルカムライダーの恩返しとばかりに、20日から2日間、小鹿野に行ってまいりました。(^^♪






あっ、もちろんクルマでですw。



秩父周辺は1メートルを超える積雪で、大変なことに。



開設初日ってこともあり、ボランティアセンターに集まったボランティアは3名のみ。(;一_一)



社協の職員さんと4名体制で、要請のあった独居高齢者宅の生活動線確保のための除雪を行いました。




どこも腰くらいある深さの積雪。



ツーリングで見慣れた小鹿野が、まるで別世界のようでした。



要請のあったお宅は、どれも一人暮らしのお年寄りで、雪のために家から出られなくなっていて、見かねた近所の人たちにより、差し入れなどで食いつないでいた人などもおりました。



山深い集落では、80を雄に超えたお婆さんでも、買い物や通院のために車を運転します。


自衛隊などは、県道や国道の除雪を優先するので、こういった市道にまで手が回りません。



そこで我われボランティアの出番となるわけです。


お婆さんの軽乗用車が通れるようにと...


ビフォー




アフター


こうった活動を2日間で9件ほどこなしてまいりました。



作業を終えると、縁側によび込まれ~


お茶菓子をごちそうになりました。(^ω^)


引き上げようとすると、お茶のお代わりをさしてきたりと、なかなか帰してくれません。きっとさびしいんだろうなー。


普段はバイクで通り過ぎるだけですので、こうして地元の方々と触れ合う機会って、なんだかウレシク思います。(^ω^)


今年の冬は新潟の除雪ボランティアに行こうと思っていたので、いろいろと装備を準備していたのですが、まさか埼玉で雪かきをすることになるとは思いませんでしたね~。




雪害によりビニールハウスや農作物に被害が出ているそうですが、一日も早く、元通りの生活になることを願っています。
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大雪のバレンタイン

2014年02月28日 12時19分08秒 | わんこ
2月14日のバレンタインの日、関東地方はまたもや大雪に見舞われました。(;一_一)




わが街立川も、40センチオーバーの積雪です。




こんな光景、ウチの地元で見たことがない。




そんなバレンタインの夜でしたが、この日は、我が家の愛犬、エルフィの、1才の誕生日です。(*^_^*)



またまた雪合戦と称して雪だまをぶち当てますが、喜んで召し上がられましたw。(ノ∀`)アチャー





で、バレンタインなので、ウチの奥さんからは、こんなチョコレートケーキが~(*^_^*)













スゲー!アンパンマンぢゃん!




で、よく見ると、エルフィのお誕生日プレートが付いてますw。



アンパンマンの歌が好きな自分としては、とてもウレシイ。

エルフィのお誕生日とバレンタインと言うことで、サプライズなチョコレートとなりました。(^^♪



でも、チョコが禁忌な犬には、食べさせるわけにはいかず、ちゃんとチーズケーキを用意してくれています。(^^)



そんなこんなでホッコリした気分のバレンタインの夜でした。・・・



が、関東地方に降った大雪の影響が、途方もない災害に発展しているとは、この時はまだ知る由もありませんでした。(;´Д`)






つづく
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今年最初の被災地へ

2014年02月25日 00時22分48秒 | 救命普及・災害活動記
ここのところ毎週のように雪が降っていた関東地方。
最初の雪にもビックリしましたが、その翌週の大雪は、想像を絶する凄さでした。



先ずは2月8日に降った雪について。



こんなに雪が積もった立川なんて見たことがない。




つーか、今まで住んだ街で、1番雪深い街と化してますw。




雪を見たことがないエルフィも大はしゃぎしておりますw。



雪合戦と称して、一方的に雪玉をぶつけてやりましたが、ぶち当てた雪をことごとく食べてしまいますw。



どんだけ食い意地が張ってんだ?(; ̄O ̄)


雪合戦の後はイスの脚にもたれかかって昼寝とかって…







さて、そんな大雪のあった2日後の建国記念日に、気仙沼の行方不明者一斉捜索に参加して参りました。

前日の10日に東京を出発。
東北道一関インターから、いつも通り慣れた峠道を通過するのですが、前日の大雪の影響でカチコチで、いつもは高速おりて1時間の道のりが、倍以上の時間が掛かりました。(ーー;)

途中で何台も放置されている車や雪山に乗り上げてる事故車などを見かけました。
後で知ったのですが、この辺は東北なのにあまり雪が積もらないんだとか。
どーりで事故ってる車が多いわけだ。(; ̄O ̄)


日もとっぷりくれて、ようやく気仙沼到着。
つーか、うちの方より雪が少ないwww。

翌日は気仙沼市の大川に掛かる、気仙大橋に向かいました。


ここも3年前の3月に来ましたが、ご遺体とともに水没したままの住宅や自動車などが大量に沈んでおりました。

それらは既に引き揚げられて、当時の面影は感じさせませんが、いまでも川底にはいろんな手掛かりが沈んでいるとのことでした。

気仙沼警察署の署員さんも、胴長を着て水中捜索を行います。


我々ボランティアは、水辺のショアラインを流して行きます。

毎月11日は、月命日ということで、気仙沼警察署と合同で行方不明者の一斉捜索を行っており、今回で3回目。
自分も第1回に続いての参加ですが、回を重ねるごとに、マスコミの取材陣が増えています。



なんとか震災を風化させまいと、報道関係者も腐心しているのが感じて取れます。



衣類などは発見できましたが、この日は骨などの行方不明者の直接の手掛かりになるようなものは、残念ながら発見出来ませんでした。


その晩も気仙沼に泊まり、翌日は南三陸の志津川経由で帰路につきました。

南三陸町役場の防災センター跡も、震災遺構として残される方向で話が進んでいるいうですね。

住民の中には、辛い記憶が蘇るからと、震災の傷跡の撤去を求める声もありますが、前にも書いたとおり、震災遺構は一度壊したら、二度と元には戻らないもの。

震災記憶の風化が懸念されているならば、なおのこと保存すべきではないかと思います。

広島の原爆ドームも、今も現物として目の前に存在するからこそ、原爆の惨さ壮絶さを後世に伝えられているのですし。



来月の11日で、震災後3年の時を迎えます。

今年もまた気仙沼で、3月11日午後2時46分を迎えたいと思っています。




でもって、2回目の大雪につづく~w
コメント (2)
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