善きサマリア人化計画 I wanna be Anpanman.

救命処置普及や災害救援活動、バス釣り、バイクツーリングや日々の徒然などの日記で~す。(@満州ぎょうざ)

気が重くなるボランティア

2010年03月02日 18時47分09秒 | 徒然日記
ボランティアにはいろいろある。

信号の横断歩道で、目の不自由な人が困っているときに、手を引いてあげるのもそうだし、献血を行うのも立派なボランティアです。

もちろん災害で苦しんでいる人達に募金を送るのもそう。

昔、政府の公共広告機構のCMで、ちょっとしたボランティア行為を「ちょボラ」と呼んでいたっけ。

これらは普通、ボランティア活動を行った人も達成感や充実感があるもの。

もちろん救命講習活動や災害ボランティアなども充実感がある。

でも、どうしても気分の重くなるボランティアが存在する。

それは人の悩み事の相談を受けるボランティア。

前年から毎月2~3人のペースで、某刑事収容施設の受刑者の悩みを聞く面接官のボランティアをしているが、殺人やシャブ中、強盗に窃盗、ありとあらゆる犯罪者達の悩みを聴いていると、やり場のない、なんとも重苦しい気分になる。

犯罪に走るヤツが悪いのは当然であるが、彼らの生活環境や生い立ちを知ると、なんともやりきれない思いに駆られる。
面接の際、あまりに真剣に聞き入ってしまい、もうその日の気分はどん底。面接終了後は気分を切り替えて行かないといけないのだが、どうしても引きずってしまう。

今日も面接をしていて思った。このボランティア活動は、おれには向いて無いのかな?と。

面接を終えるとき、皆同じことを口にする。「おかげで気分が楽になりました」って。

人間、悩み事を人に話すと、決して悩みが解消しなくとも、不思議と気分が楽になるんです。

これはある人に教わった言葉ですが、「喜びを他人に分かつと、その喜びは倍になる。そして苦しみを他人に分かつれば、その苦しみは半分になる。」というのがあります。

毎回、苦しみの半分を分けてもらって帰る訳ですが、ちょっとキツイね。


まぁあれだ、オイラもこうしてブログに書くことによって、ストレスを発散してるんですがねw。

さぁ今夜の酒の量は、いつもよりも増えそうだ!(ノ∀`)アチャー

コメント (4)
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