セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

イブ散歩したら(+神島編5)

2013-01-20 02:31:31 | 猫+撮影散歩
こないだ鳥さんを撮った日。

おひさまがポカポカしてました。


イブちょ、ぬくぬくを大満喫中。





飛んで来た鳥さんを見上げていると、あれっ、あんなところに!




お二階の窓辺でウットリしているひと一名。

あったかいねぇ、しろちゅ。

いつの間にか降りてきていました。




しろちゅは、ごろりんしたイブちょの砂ぼこりの匂いをクンクンしたいの。

しろちゅもお外出たいなぁ。

ごめんやで。


「どーせね」




かいかい。拗ねられております。


そしてお散歩が終われば、イブちょを待っているのはこれだ!

いやいや、ごはんじゃないよ!

その前にしないとゲボするよ。


はいゴシゴシゴシゴシ…。

よし、じゃあひっくりかえって…。




はい、おなかおなかおなか…。






あごあごあご…




あご、けっこう汚れてるのよね。

肉球もふきふき…、どうして最後の一本が我慢できないの~、いつも~!

もがもが、ガシッ!(ガッツリ抱きすくめられた音)


なんてやり取りを毎回しています。

どうしても胸のあたりを押さえたりひっくり返したりするので、ごはんを先に食べないように阻止するのが大変です。


旦那が可愛く撮ってくれました。

さんきゅー。




さて、神島編も5まできました。


灯台をあとにした私たちは、この先の道を探しました。

見つけた道は、なぜか登り。

あれ?まだ登るの?


この道しかないようなので、諦めて登っていきました。




こ、苔がすごい……。

なんだろう、一層緑の生命力がアップしてきたような……。


あちこちから吹き出す緑、緑、みどり……。






このものすごい生命力を見ているうちに、急になんだか、怖くなってきました。

神島の神の意味はこの恐ろしいまでの生命力のことではないか……。

神社でも感じた、生き物の発するあのパワー。

肌で感じる濃密な気配に、いつしかそんなことを考えるようになっていました。

自然が怖いなんて。

所詮、人の手で整えられた自然しか、見たことがなかったんだなぁと、この緑の渦を前にして頭が下がる思いでした。

これらの写真で、迫力が少しでも伝わればいいのだけれど……。



やっと下りになりました。




ああっ、ついに道が消えたよ……。




やっぱりだいぶ、人通りの少ないところなんだなぁって思いました。


途中に咲いていた野生の花。

この花、ご存知ですか?




綺麗なのに真ん中の斑点がちょっと怖い。

なんていうお花かなぁって、その時はわからないまま写真を撮ってました。


一年以上過ぎて、あるテレビ番組で、毒のある草花の特集をしてまして。


ほう、トリカブトとか出てくるのかなぁって興味深く見ていたら、なんと、あの花が出てくるではないですか!!

仰天して、慌てて写真を確認したのです。

やっぱり間違いなさそうです。

この花の名前は、ジキタリス。

小説か何かでも聞いたことのある怖い名前でした。

薬にもなるようです。

そんな怖い花、野生で咲いてていいんだ!?って、その時は緊張したのですが、けっこう栽培とかも普通にされているようで、ちょっと肩の力が抜けました。

よ、良かった……。



さて、神島で案内板を見つけた名所、ラストは。

監的哨(かんてきしょう)。




説明は案内板を読んでいただくとして(手抜きですみません)、ここの写真をアップするかどうか、かなり悩みました。

というのも、ここ、廃墟なんですよ。

近頃は、工場萌えとか廃墟萌えとか、様々な景色が好きな方が増えていますが。

私も、廃墟の写真集とか、ついじっくり見てしまうほうだったのです。

でも、ほんとに現場に行ったら、こんなに怖いものだったんだってわかりました。

廃墟萌え、私にはなれない。

わざわざボロボロの建物なんて見たくないって方は、この先は見ないで下さい。

見たい方は、小さい写真をクリックしてじっくりどうぞ。





















怖いけど、やっぱりここも、神島の重要な要素の一つだと思うから。

勇気を出して載せてみました。


怖いものはこの回で終わりです。

次回、神島編最終回、かな。


それでは、また。

我が家のメジロリアン

2013-01-17 19:13:41 | 
今日は、鳥さんをいっぱいアップします。

昨日、たくさん撮ったんです。



ヒヨドリさん。




綺麗に撮れた!!


どうしてこんなにうまく撮れたかというと。

種明かし。





ミカンを置いてみたのです。

いつも、撮っても撮っても遠くてピントが合わず。

どうしたらって思ってたら。

たまたま見ていたTwitterで、好きな作家先生が、『鳥と私のためにミカンを箱買い』と書いておられるのを見かけて。

なるほど!っと、ポンと手を打った訳です。


さっそくミカンを輪切りにして、その二つを落ちないようにのせてみた。

玄関から和室へ戻ってきたときにはもう、メジロさんがミカンをつっついていました。




はやっ!


急いでカメラを片手に玄関を出ようとして……、わあっ、望遠に変えなくちゃ!


焦らなくても、鳥さんたちは何度も何度もやってきてくれました。




ぷっくりしててちょーかわいい!


メジロさんラッシュが終わると、次にヒヨドリさんがやってきました。




ちょっと目がコワイ……。

つんつくつんつく。




うまうまと、たくさん食べてくれました。




正面から見ると、鳥の顔ってなんかちょっと変。




かっこよくポーズを決めてみたり。




くちばしとツメが強そうだなぁ。




ヒヨドリさんの勢いで、ミカンが落ちてしまったので、次はしっかりと枝に突き刺してみる。


メジロさんも、はい、ポーズ!




かわいい~~~!


ミカンに足までかけて……。必死。




ぱっはーっ!うまいわーーー!!




この子夢中になりすぎ~。上でさっきからカラスがカーカー言ってるよ~~。食べられないでよ~~~

小さな食物連鎖がわが庭で繰り広げられていました。


あら、小さな連鎖の頂点に立つお方がここに。




本日、新たにメジロリアンを襲名致しました、イブちょでございます。

しっかり観察中。おしりがムズムズと動いております。




頑張って!メジロリアン!!




って……。

寝とる

任務ですよ~~~、起きてくださ~い!


「おひさまあったかいから無理ですよ~」

だそうです。



メジロリアンは、くるねこ大和さんのブログの真似をさせてもらいました。

ブログをご存知ない方は、下のリンクから見に行ってみてください。


くるねこ大和さんのメジロリアン

「こてちゅメジロリアン先輩!ボクも頑張ります!



今日は枚数が多いので、神島編はまた次回にします。

それでは、また。

めりこむ(+神島編4)

2013-01-16 11:52:20 | 猫+撮影散歩
今朝はとっても冷え込みました。

でも、今はとってもいいお天気。

まぶしいくらい明るいって、ほんとに幸せなことだなぁ。


体罰関連の番組が連日放送されていて。

どうもここのところ……、いろいろ思い出してはうつうつと考えてしまいます。


もうそろそろ、ちゃんと変わらなくちゃいけない。

二度と、こんな悲劇がおきないように。


人に暴力をふるうことを許される立場になった人間は。

やはり一部は暴力がエスカレートしていってしまうと思う。

人間は、権力に弱い生き物だから。

どうかどうか、学校の中で、理不尽な暴力がこれ以上行使されませんように。



のっけから暗い話ですみません。

テレビを見ても音楽を聴いても、このことを思い出してしまって、朝からめりこんでいたもので。


さて、にゃんこ達に癒してもらおう。




しろちゅ、お外を見ています。

寒くなると一緒にねんね。




くんくん、何の匂いかなぁ。




あっち行きたいの~~!




だめだよ、そこはお隣だから!

おしりがぷりっとした感じがぷりちーって思ってしまう。

親バカです(笑)。



雪が残ってたよ。

ぺったんこ。




可愛い足跡がつきました。



さて、今日の神島編は。

灯台への道です。

神社を過ぎ、またてくてくと、緑の道を登って行きます。




変わった階段。まっすぐできれいだなぁ。


濃い緑の覆う道。梅雨時の暑さを払いのけながら進みます。




海が見えました!




ここだけ、柵がなくてちょっとゾクゾク。

高いなぁ……。


それでも、海が見える見晴らしのいい道は、気持ちがよく、登る足取りも少し軽くなりました。


あ、見えてきた!!

灯台だ!!





なんともいい感じの看板だ。

門を過ぎてまっすぐ進むと。






ガクアジサイが綺麗に咲いていました。

ガクアジサイ、こんなに色が濃く鮮やかなものは初めて見ました。

綺麗な青色……。



灯台に到着~。

小さくて地味な灯台。けれどその役割はきっと大きい。




また、案内板がありました。




ちょっと色っぽいシーンのようですね(照)。


海を一望できる場所には、『恋人の聖地』って書いたプレートがありました。

デートスポット、なんだな。

ここまで来る人、そんなにいるのかな。

晴れた日に見たかったなぁ。

きっとキラキラと、輝く海を見られるのでしょう。


それでは、また次回。

ゆーきやこんこん(+神島編3)

2013-01-15 14:38:35 | 猫+撮影散歩
昨日は雪が積もりました~。

年に1~2回しか見られない白い景色に朝からワクワク

網戸越しにイブちょと雪景色を見て。


食事もそこそこに、イブちょ、お散歩行くよ!とサクサク洋服を着せる。

イブちょ、いつもなら自分から行く~って言うのに、なぜかじっとうずくまっていた。

「どうしたの~、お外行くよ!」

じーーーー。

「ほらほら、行こうね~」

抱き上げて、若干強引にお外へ連れて行った。


雪の上にそっとおろすと。

イブちょ、体も顔も固まってる。




つ、つべたい。

足についた雪を取ろうとして、こすりつけた先も雪。




ここも冷たい!


いや~~~~~!

ベンチにダッシュ!飛び乗った。




「あ~~け~~て~~~!ここあ~け~て~~~!」


脱走防止用にべったり固定してあるので、ここは開きません。

抱き上げておうちに入りました。


ここまでいやがるとは思いませんでした。

可哀想なことしたなあ。

体と足をしっかり拭いて、こたつへポン、ごめんねぇ


思えば網戸越しの時から、お外の気温は分かっていたはずで、お外好きのイブちょがためらうほど寒かったのですね。


イブちょと遊ぼうと思っていたのに一瞬で終わってしまったので、しばらくしてから、仕方なく一人でお外に。

雪のあとだいぶ雨が降ったので、雪はずいぶんと溶けてきていました。


ポストの上の雪がずるっと落ちてきていたり、葉っぱと雪がまるできれいな模様のようだったり。

あちこちをじいっと見て歩き。

ふと網戸を見るとイブちょがこちらを向いていました。

私が庭にいると、いつもこうして見ています。


ふと思いついて、雪のかたまりを手にとり、網戸へぎゅー、ぺたん。

イブちょはどんな反応をするかしら、と思ったの。


イブちょ、ちょいちょい。




くんくん。




ちょっといい匂いかも~~~。




しぐさが可愛くて、旦那が抱っこ抱っこ。




ボクもお外行きたい~~と言い出したら、旦那がシュタッとお洋服を着せてくれました。




仕事が早い


あっという間にヒモもつないでもらって、本日二度目のイブ散歩に出発!

おいでおいで~~~

ところが。


おーーい、イブちょ~~~!




そこからゆうに10分以上、玄関横の植木のうしろから出てきません。

そこは唯一雨水が当たらない、ふかふかのお砂があるところ。

つまり、一番足が冷たくないところだ。


玄関から出てくるのにも少しためらっていたけれど、ここでも、お外を探検するかどうか、いまいち決心がつかないようで。

私たち、待ちぼうけ。

旦那、家に帰る。


「イブちょ~~?もう帰るか?やっぱり今日寒いしなぁ」

おいで、おいでと、手を差し伸べながら何度も声をかけていると。

やっと、にゃあ~~~んといいながら出てきました。


そのまま庭の花壇の上へてくてくと。

お、お、もしかして、雪の上に登るのかなぁ。


わー、行ったぁ~~!




くんくんくん、いつもと匂いも違うなぁ。

雪の上で歩いてくれて、うれしい~~~!


うー、おてて冷たい!

プルプルッ




左手をふるって。

右手もふるって。

そのままきゅ。




は~~、雪の空気も気持ちいいかもね~~~。


でも。

やっぱり。

つめた~~~~い!!

限界だ~~~どこに逃げよう!?





また、ベンチにぴょん!

あーー、冷たかった~。

くわあ~~~~!




野性味あふれるあくびですねぇ。


ぷーん、おもしろかったの~~~。




よかったね。

風邪はひかないでね。


はじめての雪遊び、なかなか楽しめたようです。



今日も元気に運動会をしているので、風邪はひかずに済んだようです。


あと何回、雪が積もるかなぁ。

イブちょと待ちたいと思います。




んべ。イブちょ、舌が出たまんまだよ~。



神島編3です。

今日は、島で唯一見つけた神社です。




階段をひたすら登って行くと、白い鳥居とおやしろが見えてきました。

八代神社(やつしろじんじゃ)と書いてあります。

ここでは毎年元旦にゲーター祭というお祭りが行われているそうです。

私たちが行ったときは人気はなく、小さいけれど静かに清められた空気が伝わる神社でした。

神様の島、の、神様をお祀りする神社。

そう思うと、なんだか分厚いエネルギーの中にいるように感じました。

梅雨時だったから、風もなくて湿気がすごかったのかも


周りを取り囲む緑も、むせ返るとはこのことだと思うほど濃い空気を出しているようで。




白い丸石が清らかでいいですね。


ここが拝殿のようです。




奥へ進むと、神様がおられるところ。




いったいどんな神様がお祀りされているのでしょうね。

乱れたところのない、綺麗に掃き清められた様子に、島民の方達が大切にされていることがよくわかります。


拝殿の中に奉納されていた、七福神の絵です。




漁業に関する願いがこめられていますね。


最後に、びっくりしてこわいくらいだったもの。




これ、何だと思います?

青いけど、石なんですよ。

まるで青い粘土を巨人がぎゅっとにぎったような形。

海から来たのでしょうか。

大きいんですよ、結構。

じっと見ていたら食べられそうです。

例えばカナダの氷河からの水が青いように、この石にも特殊な成分が含まれているのでしょうね。

不思議なものを見ました。


それでは、また次回。

猫の春がきた?(+神島編2)

2013-01-13 09:51:39 | 猫+撮影散歩
猫の春が来ていると聞くと。

なんだか二匹がいつもよりラブラブ?って感じたりして。


今うしろでイブちょがしろちゅの首をカプしてはペロペロしております。

うわ、半分ケンカかなぁってくらい、ケリケリガブガブしだしました。

しろちゅがイブちょを襲ってます。

イブちょ硬直。

耳をガブリとされているようです。

じっと見ていていいものか。

まあ、ラブラブなのはいいことだ。うん。


今日はイブ散歩の写真で、アップしていなかった写真をまとめてあげてみました。

なにしろ枚数が多すぎて(笑)。

あぶれていたものです。


ある日のごろりん。






なぜかおててピン!




曲がってますよ。




この木も登れたよ!




車の匂い、好き。




だっ、だれか来た!




イブちょの森、全景。




まわりを植木で囲まれた、ちいさな花壇です。

イブちょにとっては、ほっくりほっくりしたり、木登りしたり、草を食べたり、虫さんに出会えたりする、自然いっぱいの大きな森です。

とっさに隠れられる秘密基地的な使い方もします。

お隣のおじさんが、いつも丁寧にお世話をしてくださっています。



最後に、むふーん、満足顔。




いつもボクのお散歩を見に来てくれて、ありがとう




さて、今日の風景写真。

神島の続きです。

神島がある場所を書いていませんでした。

場所は、三重県の鳥羽から東へ、渥美半島の先端めがけて進んでいくと、一番半島に近いところにあります。

愛知県寄りなんですが、三重県エリアだそうです。

灯台へと登っていく道は、ひたすら階段が続きました。

入っていいのかなって躊躇するくらい、民家の間を縫うように続く道。




この奥の階段を上がって行きます。


コンクリートが、長い年月を経て踏まれてたわみ、すり減った階段。




日本の田舎って感じがしますね。




運動不足がここでもたたって、途中からは、少し上がってはゼイゼイ、息が整うとまた登るという感じで、とーってもしんどかった。


時折、美しい壁の民家があります。




はるか向こうに海を見下ろし、だいぶ登ってきたなぁと実感。


途中、小学校と幼稚園があり、子供達の元気な声が聞こえてきました。

学校の音って、なんだかいいですね。

梅雨時の辛い暑さが和らぎました。



神島は、小説『潮騒』の舞台となった島だそうです。

あちこちに、こんな案内板が出ていました。




ここだそうです。




この小さくて素朴なスペースが、そんなに素敵な舞台となったなんて、ぱっと見実感が湧きません。

小説家って、ものすごい想像力を持ってるんだなぁと思いました。

と同時に、そこで生きている人たちのパワーをもらって、素敵な作品が作れたのかもしれないとも思いました。

時代は移り変わっているし、滞在時間が短く、島の人と接する機会がほとんどなかったので、推察するのみですが。

とにかく、離島のもつ不思議なパワーを感じ始めました。


それでは、また次回。