新京極シネマリーベに来ている『レイン・オブ・アサシン』も見に行っていないのに、今日は
『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』を見に行ってきた。
公式サイト→ http://operaza25.jp/
凄い素晴らしい
の一言。
私が見たかった『オペラ座の怪人』はこれだった
音楽が鳴り始めるとドキドキした。
ジュラルド・バトラーが演じた映画の『オペラ座の怪人』も良かったが生の舞台中継の映画。
こんなに素晴らしいとは思わなかった。
映画を見ているのだが生の劇場にいるような錯覚におちいる。
私は宝塚の『ファントム』で初めて『オペラ座の怪人』を知り、劇団四季の『オペラ座の怪人』を見に行ったがどうも馴染めなかった。
何年か前だったので今のキャストはどうかわからないが怪人に悲しみが感じられず、ただのストーカーに感じられた。
やはり怪人は圧倒的な存在感、立ち姿の美しさが必要だと思う。
この25周年記念公演のラミン・カリムルーさんの存在感は素晴らしかった。
生きてきた悲しみが感じられるとても繊細な怪人像で仮面から覗く目がとても綺麗な方。
最後に仮面を剥ぎ取られ醜悪な素顔を晒すのだがその姿も美しいと感じられほど表情が豊かだった。
その姿にクリスティーヌがキスをする場面は涙なしには見れなかった。←号泣
そのクリスティーヌのシエラ・ボーゲスさんは最初、イメージが少し違ったが(私の中でクリスティーヌは金髪)
この方も感情豊かに演じられてクリスティーヌの戸惑いがとても良く伝わってきた。
ラウル役のヘイドリー・フレイザーさんはこの役に必須の男前さん。
白馬の王子様だけでない力強いラウル像だった。
どの役の方にも穴がなく(当たり前ね)衣装も派手だけど下品ではなく、何といっても舞台装置が荘厳だった。
もう一度見に行きたいと思った。
来年にはDVDもでるらしい。←購入する気でいる。
カーテンコールのことも書きたいが眠くなってきた。
ミュージカル好きの方は是非、見に行ってくださいませ。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=wiqK3EPugDU