エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

似たもの

2006年02月16日 | TVタレント等

 世の中には自分に似た人が三人(自分を含めて)いるそうです。双子で生まれた人はすでにワンペアーはできてます。ノルディック複合の荻原兄弟も見分けがつきません。そんな私も双子ですからその苦労や楽しさは充分解かります。しかし全くの赤の他人が自分に似てたらどうでしょう?以下はそんなお話しです。

                

             

 今日ネットをしていたら見つけた写真です。皆さんは分かりますか?

 上の写真は今話題のトリノオリンピックのスケルトン日本代表の越和宏選手です。下は今日の中国映画界を代表する監督チャン・イーモウです。私は下の写真を見てスケルトンの記事かなとクリックしたら違ってました。と同時に一人で大笑いしました。

 珍しいけれどありますね、他人の空似って。そう言えば我が家の近所にこのお二人にそっくりな方が住んでられます。昔からの言い伝えでは「そっくりな他人が三人揃うと死ぬ」があります。このお三方が出逢わない事を祈ります。

                


罪作りな奴等

2006年02月16日 | TVタレント等

 トーク番組の帝王と言えばこの男、明石家さんまです。年齢は私よりも一つ若いらしい。トークの切れや切り返し、全体の流れのつかみ方など今のTV界ではトップレベルなんでしょう。確かに彼の番組を見ていると天賦の才を感じます。比較するのは気の毒ですが島田某よりも優れているようです。昔の番組ヤングOHOH!の同期では一番の出世でしょう。

 ゲストを招いての「さんまのまんま」には上岡龍太郎が苦言を呈していました。始めの頃はゲストに来て貰うことに感謝していたさんまが、途中から呼んでやる感じになってから面白くなくなったと。もう十年ほど前の話です。

 この番組のさんまのトークを見てるとあまりに下品です。どんなゲストに対しても結局は男女の話に落としていくから。当時トーク番組の代表は「徹子の部屋」でした。黒柳徹子が上品とは思いませんがさんまのそれよりはマトモでした。

 別にさんま一人の責任ではありませんが最近のTV番組は、こと男女の事に関しては下限の無い下品さです。困った事はそれが実際の生活とフィードバックしながら螺旋的に下降して行ってることなんです。

 「さんまの恋のからさわぎ」なんかを田舎の若者が見ると強迫観念にかられるでしょうね。常に誰かと恋愛関係にあらねばと。何かそんな若者の心理を煽るようなTV番組ばかりが目につきます。以前なら表に出せないような内容の番組が多過ぎると思う。

 最近のTVには高給取りのホストやホステスがよく出ます。年収が何千万円あろうと彼等は水商売です。客のご機嫌を取り男女の機微を使い市価の何倍ものボトルを買わせる仕事です。洋の東西宗教の違いに関係なくこの手の職業を褒めそやす国は今の日本以外にはありません。

 ちょっと前までは日陰の商売でした。マスコミも決して表立って扱かわなかった。私が子供の頃には親が水商売であることを隠してる人が殆どでした。それが今では収入が多いだけで持て囃されています。 この国は世界でも例の無い道を歩んでるように思えます。

 大体、恋愛という男女の関係には隠微な部分があって白日の下に曝すものじゃなかった。それが今ではお金になるならなんでもOK!そんな風潮が若者の間にも定着し以前なら恥ずかしいこともそうではなくなったようです。