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石巻&東松島&女川復興情報 “石巻地域Again”

『復興に向けて頑張る地元企業』や『石巻地域の復旧状況』といった地元密着情報などを発信していきます!
〈本文は、敬称略〉

石巻市立女子商業高校で“新聞づくりワークショップ”が開催されました。

2013年10月31日 | 地域情報

東部地方振興事務所では,地域の高校及び企業が連携し,様々な支援を受けながら,
地域資源を活用した商品開発等を目指す「石巻‘まるっと’高高連携事業」を今年度はじめて行っています。

  

この事業により高校生たちが,
「石巻地域の魅力である,新鮮な海産物とおいしいお米をもっと皆さんに味わっていただきたい!」
という思いを伝えようと,具材に海産物,生地に米粉を使用したピザの開発に取り組んでいます!

 

参加している学校は,

宮城県女川高等学校,宮城県石巻北高等学校,宮城県水産高等学校,宮城県石巻工業高等学校,石巻市立女子商業高等学校の5校で,
それぞれが開発に必要な役割を担っています。

 

☆女川高校

以前もブログで紹介させていただきましたが,積極的に菓子の商品開発に取り組んでおり,
今回はその経験を生かし,ノウハウを伝えます!

 (女川高校が取り組む商品開発についてのブログ記事はこちら)
   ⇒http://blog.goo.ne.jp/et-sinbk2/e/1c2b7ef04746a1616fba10de5252bd27

☆石巻北高校

食農教育に力を入れており,パンや米粉麺づくりに取り組んできたノウハウを生かします。
また,授業のなかで米作りを行っており,今回はその米を活用した米粉から生地を作ります!

☆水産高校

持ち前の魚介類を食材に生かすのノウハウをもとに,
具材に使う海産物へのアドバイスや魚醤を使ったピザソースの開発を担当します!

☆石巻工業高校

得意のものづくり分野で,米粉ピザを提供する屋台を作ります!

  

そして女子商業高校は,広報とマーケティングを担当します!

広報では,この取組の情報を発信するため,自ら取材し編集する「新聞」の制作を目指すこととなりました。

 

情報発信力のある新聞をつくるため,去る10月2日(水)に
女子商業高校で河北新報社の方を講師に招いて,『新聞づくりワークショップ』が開催されました。

そのときの様子をご紹介します!

 


今回講師をしていただいた,株式会社河北新報社 佐藤 理絵さん

 


まずは新聞の特徴や構成,新聞ができるまでの過程について教えていただきました。

 


取材のポイントや記事の伝わる書き方など,
生徒たちは新聞作りに向けて,真剣に話を聴いてメモしていました!

 


文章を隠しても見出しだけで記事の概要が掴めます!
限られた字数で記事のエッセンスが凝縮された見出しは,「2行の記事」とも言われるそうです!

 

実際に発行された新聞記事を使って,どんな見出しが良いか課題が出されました

 
生徒さん,真剣です!

 

女子商業高校はこれから米粉ピザが完成するまでの様子を取材し,新聞制作に取りかかっていくそうです。

 

今回の「新聞づくりワークショップ」を踏まえ,まずはこの取組を紹介する広報を制作することとなり,その完成したものが,11月2日(土曜日),
「産業教育復興フェア(第24回全国産業教育フェア宮城大会 プレ大会)」の場で開催される試食会にて,初お披露目となります!!

 

専門高校等で学ぶ生徒による学習成果発表や,東日本大震災からの復興に貢献する人材育成について紹介する「産業教育復興フェア」のなかで,
「石巻‘まるっと’高高連携事業」としてブースを設けて,米粉ピザの試食会が開催されます!

 

また,取組紹介のほか,試食会で実際に食べていただいた方々からアンケートを集計するなど,
商品化に向けてマーケティングも行うそうです。

 (「産業教育復興フェア」についてはこちら)
 ⇒ http://www.sanfair-miyagi.myswan.ne.jp/htdocs/産業教育復興フェア/

 

さらに11月4日(月曜日)に,
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)で,11月3・4日と開催される「サン・ファンフェスティバル」の会場にて,
米粉ピザの試食会が開催されます!

 (「サン・ファンフェスティバル」についてはこちら)
 ⇒ http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/et-sgsin-e/20131103-1104.html

 

どちらのイベントも様々な催しものが開催されますので,
どうぞご家族やお友達をお誘い合わせの上、ご来場ください!

 

そしてぜひ,「石巻‘まるっと’高高連携事業」ブースにお越しいただき,
石巻地域でがんばる高校生を応援してください

 

このような商品開発の取組と通して,高校生が,社会人として求められる“気づき”や“学び”を経験することで
早いうちから職業観をもってもらい,石巻地域で復興に向けて活躍してほしいと思っています。

 

 

 

(haru)



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