去る11月1日(土)から4日(月・祝)までの4日間,イオン石巻店を会場に「いしのまき復興支援フェア」を開催しました。
このフェアは石巻地域の水産加工品の販路確保・拡大を目的に当事務所とイオンリテール(株)の共同により開催しました。
このフェアでは石巻地域の水産加工品や菓子類,地酒の他味噌醤油などの食品の販売も行いました。
⇒前編参照(こちらをクリック)
また,今回のフェアでは,消費者の皆さんに石巻地域の水産加工食品や食材の魅力を知っていただくために,「2013みやぎライシーレディー川村晴香さんの宮城米トーク」や「幸せ料理研究家こうちゃんのいしのまきシーフードクッキング」といったイベントを開催し,多くの来場者に方に参加いただきました
後編では,いしのまき復興支援フェアを盛り上げた各イベントを紹介します
◆宮城米のPR
宮城を代表する食材と言えば「お米」です。
米どころ宮城の起源は今から約400年,仙台藩主伊達政宗公による未墾の土地を水田に開拓したときまで遡ることができます!
「環境保全米ひとめぼれ」「特別栽培米ひとめぼれ」「ササニシキ」といった,宮城を代表するブランド米を販売されました。
イベント初日,来場者に笑顔で宮城米やフェアのPRを行う2013みやぎライシーレディーの川村晴香さん
宮城米トークは「好きなご飯料理」「宮城米の種類」「米作りの歴史」など,お米に関する話題を「てんこもり」にして宮城米の魅力をお伝えしました
宮城米トークの後は宮城のお米に関する「クイズ」を行いました!
「藩政時代に石巻から江戸にお米に輸送に使った船の名は」など,石巻地域に関するクイズも登場しました。
小さなお子さんもクイズに参加。 答え分かったかな
みやこがねもちの切り餅などが入った景品を受け取る正解者。 自然と笑顔がこぼれます
トークの最後は,「うまさにいちず宮城米」ポーズを来場者の皆さんと一緒に決めました
◆「幸せ料理研究家こうちゃんのいしのまきシーフードクッキング」
今回のフェアでは石巻地域の水産加工品の味や品質の良さを知っていただくとともに,より身近な食材として利用していただきたいとの思いから「食材王国みやぎ大使」である幸せ料理研究家こうちゃんに,フェア出品商品を使ったオリジナルレシピを料理の実演で披露していただきました!
この料理の実演では「金華しめ鯖とわかめのゴマ酢合え」と「石巻たっぷりチャーハン」の2品を調理していただきました。
いずれも家庭で簡単につくれるレシピですので,是非、チャレンジしてみてください
時おり冗談を交えながら親しみやすいトークで来場者を引き込みます
料理の実演では,オリジナルレシピ2品を紹介していただきました!
実演で調理した料理は,会場の皆さんにも振る舞われました
料理の実演会場は溢れんばかりの来場者で賑わいました
フェアを開催した11月始めは,サンファン館の再開館やツール・ド・東北2013の開催など石巻地域では,大きなイベントが開催されました。
フェア会場には,それらのイベントの展示コーナーを設けるとともに,地域の観光案内のパンフレットや食に関する風評対策のためのパネルを展示するなど,地域全体が復興に向けて様々な取組を行っていることをPRしました
◆慶長遣欧使節出帆400周年記念事業関係の展示
11月3日(日)に再開館するサンファン館や慶長遣欧使節出帆400年記念事業のPRを行いました。
サンファンバウティスタの模型。 子供たちに人気でした
イオン石巻店からサンファン館までの経路を示した地図も掲出しました。
◆ツール・ド・東北2013
被災地の復興支援の取組として開催されました。
本イベントはYahoo等が主催し,石巻市,女川町,南三陸町の1市2町の主に沿岸部に60km,100km,160kmの3コースを設定しました。
全国各地から約1,300人が参加し,被災地の現状を知っていただくともに,各エイドステーションでは参加者にご当地料理をふるまうなど地域の方々との交流の場にもなりました
11月3日(日)に開催されたツール・ド・東北2013の展示を行いました
11月3~4日は,イベントステージのスペースに移動して展示しました。
◆その他の展示
県内のイベントガイド,地産地消に関するパンフレットやパネル,管内各市町の観光パンフレット,リアル宝探しゲームの資料などを展示しました。
石巻地域の水産加工品の販路確保・拡大を目的に開催した今回のフェアですが,イオン石巻店のお客様ご意見カードには「石巻地域の特産品が勢揃いしていてよかった」とか「復興支援フェアというテーマが良かった」といった意見が寄せられているそうです
石巻地域の水産加工業界は着実に復興へ進んでいます。
今回のフェアで得られた販売のノウハウやPR方法などを活かしながら,これからも水産加工関係団体やフェア出展者などの事業者,商工業関係団体などと連携し,石巻地域の水産加工品をはじめとする食品や食材の魅力をPRし,多くの方々に知っていただき,また,利用していただくために,がんばる事業者の皆さんとともに取り組んでいきたいと思います
(uchi)