3月8日、河北総合センター ビックバンにて、杉良太郎さん・伍代夏子さんご夫妻の慰問ミニコンサートが開かれました。
昨年4月1日~3日、お二人は石巻市雄勝町で2万食のカレー、豚汁、サラダ等の炊き出しを行い、避難所を訪問し被災した人達を励ましました。
その際、「今回は食事だけだけど、今度は歌を歌いに来るからね」と約束をされ、その約束を果たすため、今回の慰問コンサートとなりました。
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「1年前に雄勝に来たときは、少ししか話をしなかったんだけどね、
今日久しぶりに顔を見るとちゃんとその人のことを覚えていて、
まるで親戚に会いにきたみたい」と伍代さん。
「伍代さんが『具だくさん豚汁』やりたいっていうから、
泥付きゴボウを自分で洗いましたよ。
ジャンパーをきて帽子被って炊き出ししてると
『杉良太郎はどこだ?』って俺に気付かずに俺の後ろで
言ってるおじさんがいた」と会場を笑わせた杉様。
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「鳴門海峡」・「海峡の宿」など4曲を歌いながら、ステージの前方に出てきて気さくにお客さんと握手をかわす伍代さん。
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ヒット曲「隙間風」を唄った後、杉様 単独トーク。
「15歳で刑務所の慰問コンサートを始めて53年になる。今度の8月で68歳になります」
杉様のボランティアの経歴を話されました。
(杉様は民間人で初めて「法務省特別矯正監」に任命されています)
トーク後、震災後に杉様が作詞した「忘れられない日々」「バラ色のダンス」を熱唱。
避難所で地元の人達と交わした会話から紡がれた歌詞です。
杉様「バラ色のダンス」を唄い終える頃、声が詰まってきて・・・
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感極まって男泣きです。
伍代さんが歩み寄り
「この人はねぇ、短気で感情移入しやすいの。」
とすかさずフォロー。
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〆は夫婦でデュエット「angel ―天使を見つけた―」
1時間の短い間でしたが、会場のファンも手を振ったり、今の想いを叫んでみたり、
お二人との交流を楽しんだ時間でした。
(S.O)