nursling,

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sugar girls

2010年05月17日 | 日記です

故郷を捨て
旅立った若者は
疲れ切った老人になって
土に還る


故郷に生まれ
他の土地を知らずに育った童話の少女は
やがて 幸福な無知のままに


そもそもの始まりから故郷を持たぬ者は
郷愁(ノスタルジア)という感情とも

土着民という
まとわりつく
薄いスカーフとも無縁で



人はひとりひとり
別個の存在
ばらばらの魂
別々の心臓
そっぽを向き合う感性


人恋しいという感情は

どういうものですか

”人との距離感” 

という言葉の意味すら
わたしにはわかりません
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