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華氏911

2012年07月03日 | 映画その他
華氏911 2004年 アメリカ映画


この映画は上映当時とても話題になったので、何となくは知っていた。

監督はマイケル・ムーアだけど、この人、誰かに命を狙われるんじゃないかって心配にならないんだろうか…と、この映画を観ながら思ったけれど、

「命をねらわれても、しょうがないわな」

くらいの気持がないと、こんな映画は作らないだろう、と今は思ってる。

この映画の内容が嘘でないのなら、ブッシュは社会のゴミです。いらない存在です。

いらないどころか、害悪。fuck off!!!!!

私、常々「幽霊やお化けより、生きてる人間の方がよっぽど怖い」

…と思っているんだけれど、この映画を観てその思いが強くなった。

イラクやアフガンでの、罪のない犠牲者の姿や、

人質になった日本人ジャーナリスト達の、演技ではない、本気で怯えている表情が

遠慮会釈なく描かれている。

アメリカ政府を信じて、自分の息子をイラクに行かせ、犠牲になった息子に「なぜ、どうして」

…と、悲嘆にくれる母親の姿も。

そういうのを見ていると、やりきれない気持ちになった。

…というか、怖くて正視できないシーンもいっぱいあった。

劇中、R.E.M.の『シャイニー・ハッピーピープル』が流れて、

何だか複雑な気分でした(T_T)


いい映画だな、と思った映画の中で、

「もう二度と観たくない(怖くて観られない)」

…と思ったのは、この映画が始めて。

              
コメント
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