…12 奥の細道 倶利伽羅峠を 歩く
猿ヶ馬場
平家軍の総大将、平維盛が本陣を敷いたところ。
やっと 追いついた。 みんなは 小休止している。
軍議を開いたときの テーブルにしたであろう
この石を見つけて 思わず トタンと 腰かけてしまった。
すぐに 「写真を撮るから」 と ……。 失礼しました。
私が 着く前に 撮っておいてください。
休む間もなく 出発。
ここで詠んだ句ではないが
義仲の 寝覚の山か 月かなし
も かかれてあった。
火牛の計とは、この 写真にあるように 牛の角に松明をくくりつけるのではない。
牛の尾に 油をたらした葦をくくりつけて、それに 火を付けた。
そして 牛の角のほうには 剣をつけて、闇夜の中に放した。
これが本来の火牛の計だそうな。
山中で 牛の角に松明など つけたら、
山火事に なっちゃた、と 心配症のものは 思います。
この話の 関連。
義仲の 「火牛の計」は 源平盛衰記にはあるけれど、
平家物語のどこを見ても (牛のことは) 出てこない。
牛など使わなくても、 地の利を読んでいた 義仲の作戦勝ちでしょ。
圧倒的に兵力のある平家軍、 やすやすと 敗れ去ってしまった。
・・・ 悔しいので …… こんな話を 自ら 流布した。
こんな奇襲戦法を使われたのだから
大軍が敗れたのは 仕方ない、と。
へへへ。 違う。 違う、ねぇ。
xxxxxxxxxxxxx 義仲が 必勝を祈願したところ?
「倶利伽羅不動尊」で 見学は 終わり。
手前の売店で かき氷を やっていた。時間がない そう で。
それを聴かなかった人は 買って 食べていた。 ああ。
階段の 工事をしていた。 バスで 金沢駅へ 向かった。
今日は これで。