ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

13 「おくの細道」 素龍本を みた

2013年05月26日 00時11分42秒 | 2013・5「奥の細道」鼠ヶ関~大垣 

2013・5・9(木)~ 5・14(火) 

「奥の細道」結びの地まで。 そして 家族に逢う旅。

13 「おくの細道」 素龍本を みた


5月11日(土)の 後半。

西福寺庭園 見学する。

  曾良旅日記には 「……帰ニ 西福寺ヘ 寄、…」とある。

  曾良さん、色が浜の帰りに 常宮神社に立ち寄り、

  そこから陸路を辿って 西福寺から 敦賀に帰ったそうだが

    芭蕉さんは この辺から 曾良と 別行動になる。

  と すれば 芭蕉さんは この西福寺庭園は 見なかった ?

庭園を 見学させてもらって … また バス。

ゆるい坂の峠の頂上につく。 

「おくの細道」 素龍本が 保存されているという 

西村家経営の「孫兵衛」という 民芸茶屋へ 入った。

昼食に みんなで とろろ汁を 食べてから 

「おくのほそ道」 原本の 一つ 「素龍本」をみせていただくことに。

芭蕉が 弟子の素龍に 清書させた「素龍清書本(西村本)」。 

芭蕉さんが 表題だけを 自筆しているそうな。

弟子 向井去来から 幾人かを経て、敦賀の俳人白崎琴路に渡り、

さらに その親戚の西村家に 伝わった のだという。

「素龍本」は 現在 国の重要文化財になっている と、

文部大臣発行の 証明書を 見せて いただいた

(写真 許可済)

素龍本には カメラを 向けては ならない と。カメラを しまう。

和綴じの 素龍本を 間近に 見せていただいた。

意外と 小さめ。和紙を 細長く折るのだから 当たり前か。

あれだけの 文章量 にしては 薄めなのは 上等の 和紙なのだろう。

芭蕉が この家の前を通った、確証は まだ 出ていないそうだ。

ご自宅の 裏庭を 見せていただいて 西村氏と お別れをした。


小谷城址の 入り口に立つ。 

まだ 雨が切れていないから 城跡は ほとんど 見えない。

そこから 長浜、日本一 大きな 芭蕉句碑を みる。

ツアー2日目の夜を 過ごす ホテルの部屋から 

琵琶湖が 良く 見えた。

いつもは ビジネスホテル ばかりの身には

立派すぎて、 広くて、 もったいない 部屋だった。

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