山形市山寺の 宝珠山立石寺
根本中堂 （本堂） に安置されている
本尊・ 薬師如来坐像（ざぞう）の御開帳が
５月末まで行われることは ４月末から 知っていた。
２８日（火） ヨガの先生が 山寺の 話を しはじめた。
普段とは 違う 勢いで 話している。
５０年に １度 だから …を 強調なさる。
俄然 行きたくなった。
私の娘の年齢の Ｒさん も 行きたい 雰囲気。
教室が終わったとき、話を する。 ふたり 即決。
先生が おっしゃった コース で と 決めた。
午後 わたしは 車の 修理。 帰宅は ５時半過ぎていた。
それから 山寺行きの 乗り換え時間を調べて
向かいの家の Ｒさん宅に メモを 入れてきた。
彼女は まだ 帰宅していないようだ。
灯りがついたので、 たずねた。
車を出すから、 Ｋさんと Ｏさんも 誘おう、というので
わかれて 聞きに行った。
Ｏさんは 予定があった。 Ｋさん、参加。
最終決定は ２８日 午後７時半なっていた。
２９日（水）。 Ｋさん 我が家の 前まで来たので
「お礼 どうする」を 語り合って、 封筒を とりに 居間へ戻る。
Ｒさん宅 ８時２０分 ？ 出発。
高速を入った。 曇り空 から 雨になっていく。
山寺は １１時すぎ。 天気予報 山形市 １ｍｍの降雨量。しかし
雨は なかった。 Ｒさん「私 晴れおんな」 に 元気がでる。
駐車は Ｒさんに 頼んで
ふたりは 最後尾の 板の 後ろに 並ぶ。
山門がみえないくらい 離れたところから
エンエンと 列。 商店街の前の 花を ながめながら
すこし すこし 進んで いく。
「５０年に 一度」 だから みんな 同じ思い。
あと ３日しかないという ２９日に きているのだから、
先生からの 話もあったから、 覚悟しては いたが…。
ゴールデンウイークは 待ち時間 １時間半 だったそうな。
車を頼みながら 得てきた Ｒさんの 情報も 同じだった。
５０年ではなく せめて １０年に １度 に したら
こんなに 混まないかもしれないのに。
。 
門前町の 店のまえの なが～～～～列が
すこしずつ動いて やっと 根本中堂に 入った。
それから また ぐにゃぐにゃ 進んで やっと
文殊さまを 拝んでから、 ご本尊の前。
薬師如来さま 薬壷を 手に 座しておられる。
信心の 問題ではない。 素直に 頭が下がる。
次の ５０年後は いくら がんばっても 生きてはいない。
最初で 最後の 出合いである。
薬壷（やっこ）には 体・心・社会など、あらゆる病を
治す霊薬が 入っている そうな。 ついでに
宝珠山立石寺は 天台宗。 開祖 慈覚大師。
列に 並んでから １時間５分で 外へ出ることが できた。
Ｒさんは ひとり 「てっぺん（ 奥ノ院 大仏殿 ） まで」と言って
登山口から 入って行った。
Ｋさんは せみ塚 手前で ギブアップ。
今日の私の目的の ひとつは 芭蕉さんの「せみ塚」まで。
昔 行ったとき ここに
閑さや 岩にしみいる 蝉の声
の 石碑が あった と … 勘違い だった。
明和年間に 最上林崎の俳人 坂部壷中が
芭蕉の風雅を偲んで『閑さや』の
名句を書いた 短冊を埋め 石の塚をたて 蝉塚と名づけた
とあった。
山寺行きの アルバムを さがした。１９９５年 ９月だった。
根本中堂近くの 句碑の 前で 写真を撮っていた。
句碑は あったんでした。
このとき 私は ５３歳、上まで 登っていた。
１８年も前のことです。
小雨が 降りだした。 Ｒさん、大丈夫かなぁ。
Ｋさんと 合流して 駐車場前で 抹茶氷を 食べる。
頂上まで行った Ｒさんは 無事 戻った。
雨は ちょっとだけだったそうな。
昼食をとることに。
先ずは 生麩の 団子を 食べた。
３種類のうち じゅうね を 頼んだ。
あったかくて口に ふわってして 軽い。串にさした３個が いっときになくなった。
登山口へ 行く前に 食べた
こんにゃく 団子 １００円 からしがきいて 良かった が
また ちがう ダンゴを 味わった。
ゾウさんにも おみやげにした。
昼食とは言えない あんみつ ７３０円も 食べた。
満足。 甘いもの 大好き だが このごろ
多くは 食べないようにしていたので、
もう。 おいしかった。なかに 入っていた アイスも 甘かった。
山登り したから 「良し」と …。
値段高いことなど忘れて 食してしまった。
食事すませて 芭蕉記念館へ。 雨が降ってきた。
私は 山寺は 過去 ２回来ている（？ かな）。
この記念館は まだ だった。
入館して ビデオを 見たりして ３０分ほど。
帰りは 大雨になった。 運転手は 大変だっただろう。
右 左 と 車を避けて 安心運転でした。
ありがとうございました。
