ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

1日目① ゾウさんの郷里 涙 雨

2017年07月06日 09時37分37秒 | 2017・7月福島 親子旅

ゾウさんが 俺の 生まれたところ 

みんな(子ども4人)に みてもらいたい、といったのは

2年前の「結婚50周年」の祝いの会が

済んでから、だった。

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そういえば、行っていない。

もっと 早く 言い出せばよかったのに。

私も 気づくべきだった。 反省。

こうして ゾウさんの郷里・郡山市の 在所 訪問が決まった。

以下は ゾウさんから 聞いていたこと。

義母・義父は 同じ地域うまれ。(だから 親戚が ワンサと固まっている)

そして 小・中学校の 同級生。

妻になった 母の方が 成績良好。誕生日 すこし早い。

父親にとって 憧れの人だった、とか。

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子どもたち4人 全員 関東に住む。よって 南から 郡山駅へ 

岩手に住む 私たちは 北から 郡山駅へ

日本地図に 物差しを 当てたら 

郡山は 岩手と 関東の ほぼ中間部分にあった。

郡山は 雨。 レンタカー屋集合になっていた が

改札口で うろうろしていたら 4人が 集まってきた。それで

長男一人 レンタカーを借り 駅東口まで きてくれた。

  

トイレ入口の 雨に濡れる クチナシの花。この日 郡山では これ 1枚。

さて 出発。  ところが ……

昨夜 布団に入ってから 思いついて

ゾウさんの 父方・母方の 住所をメモした、

その 紙を 忘れたことに 気が付いた。

が「前は ゾウさんの運転で行った」んだ。

大丈夫だろう、とは 思った。 

まずは ゾウさんの 父の生家。

助手席の ゾウさん わからない ようだ。

あ、お弔いにきた 叔母さんの家~~。

と 言った が 違うらしい。(当たっていたのかも)

行ったり来たり させる。

中学までいた。その時は高速道なんか なかった。

ゾウさん 訳が分からん、と しても 責められない、

しかし、そのあと 弔事で 何度 来ただろう。

(忘れた)メモが あったとしても 無理だった、のかな。

この辺は 数えるぐらいしか 来ていない し、

すべて 弔事。楽しい思い出はない。言い訳になるが、

後半は 葬儀場に 直接 うかがうように なっていたから

ますます 記憶できなかった、のだ。

細道を 登った中腹で

あそこは、弔事で来た 母方の親戚(義母の弟)の家だ、と。

そこの 前を 通ったということは 父・生家はもうすぐ だ。

そのうち、見覚えの 道・家屋の 配置。

全員 あがらせてもらって ご挨拶。

ゾウさんの 父の家の 家督(父の兄)だった人の奥様。

その娘と 婿さん。 庭先に住んでいる 孫 2人。

お茶・カステラ・きゅうり漬けを いただく。

岩手のお土産を渡して、

玄関先で 全員集合の写真を撮って、退出。

突然の訪問だったが、話なんとか つないで

まあ、まあ 良かった。

いつ行くか 知らせた方がよいか

知らせないほうが よいか、自分に てらして 試行錯誤したのだ。

私「お客が来る」と わかったら

間際まで 片付けをするだろう。

突然 だったら 「こんなところへ来た あなたが悪いのよ」と

開き直ることができる。 それで いこう。それでも

賀状には「〇〇が 郡山に 行きたい」と 言いはじめたことを

ふんわりと 書いておいた。

いままで こんなことは 伝えたことがない のだから

異常を 感じてもらえる、かも、と。 淡い期待をして。

サッキ みた ゾウさんの母の 弟の 子ども

 ( ゾウさんより 若い )の家方向へ向かう。 

ゾウさん 一人 みやげを 持って 玄関先で 話して、

(このとき、従弟に 母の生家 聞くべきだったのだ)

次は 母の生家さがし。

ゾウさんの母の 弟の 子ども (ゾウさん 幼馴染)

一人暮らしをしている。そこの 次男、時々 訪ねている、と

弔事で 郡山へ行ったとき 私、誰か、から 聞いていた。

( お弔い参加は いつも 次男ばかり。ご長男は どうした のかな。)

ここは さらに 難解。

父方と そんなに 離れていないはず だが

見当がつかない、ゾウさん。

ここ 遊び場だったんでしょう に。

高速道の 近くの家の前に 同年代の女性が出ているので 私

庭に入り込んで はなしかけた。

私の次男が 脇にいる。心強い。

「ああ △△さんチ。わかりにくいんだよね」

ありがたかったので、(車に戻って)岩手のみやげを 

「とっても おいしい、です」と 渡す。

跨道橋を くぐって、右。 すぐ 左。 次 右。

お墓があって、 竹藪が見えたら △△さんチ。

野中の 住所には 3軒 だけ。

…… これは あとで わかったこと。

またまた ぐるぐる 回って わからず。

さっきの 跨道橋 脇の 家へ 戻る。

そしたら 「教える」と 車に 乗ってくださった。

「おみやげ もらって……。間違っていたら、と

いま 調べていた」んだそうな。 田舎の方は 律儀です。

       ありがとうございました。

運転手の 長男、 車で お宅へ お送りする。

母の弟は 一人暮らしでは あるし、

以前 ゾウさんが 写真を 撮りに 来たとき の

外観から 予測しても 中の様子は 知れる。

私、はじめて 土間へ 入る。  6人 挨拶。

早々に 退散した。

そして 雨のなか。 ゾウさん 疎開で、ここに住んでいた 

と 小屋があった付近を 示す。

こんな 日は 雨が 似合う のだろうか。 

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