ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

節分草の里に 芭蕉「紫陽花」の 句碑があった

2012年03月01日 11時30分41秒 | ・歴史 ・歩く

     2月28日   星野の里 2

話は 目的地に バスが 着いた ところから はじめる。 

見学地 星野の里 周辺を バスが ぐるりと 回った。

駐車場で ガイドさん 「 自由時間は 2時間。  3時までです」。

東北道は 工事渋滞があって 遅れたので 予定を30分遅れて

1時になっていた。 ゾウさんとは 別行動に 決めていたから

勝手に トイレへ よって、 さて と 思ったら

おにぎりを 渡さなかったことに 気がついた。

バスの中で パンを食べては いるものの おなかすいているだろう。

戻って 節分草の群落「四季の森」を ゾウさんさがし。 

一回りしたが、 ゾウさん 見つからない。 

曲り角に 芭蕉の 句碑が あった。

 

 紫陽花や 帷子どきの うす浅葱       芭 蕉

 かたびら ?  経帷子 が 先に 浮かんだ。
 
お葬儀のときに、名号・経文・題目などを書いて

死者に着せてあげる 衣類が 経帷子だが 違うだろう。

これは 「単衣」のこと だろう。 

さて アジサイ と 帷子 

どんな かかわりがあるのだろう。 調べた。

      帷子の色に似た うす浅葱色の花を咲かせた アジサイは、

      いかにも涼しそうだ  

という 意味の 句だそうな。 

紫陽花は、単衣を 身に着ける時期に 咲く。

アジサイの 薄い アサギ色を 

麻などで作る夏用の和服にかけ合わせた 趣のある 一句。 

でも。 ここに どうして この句が おかれているのだろう。

四季の里は 個人所有だそうな。 

俳句が すきな 地主さま なのかな。

     長くなったので また。

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