ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

旅18・・ 銀河の序 のある 芭蕉園

2014年05月16日 00時53分49秒 | 2014縄文の越後路

越後路 そして 縄文

18  「銀河の序」 の ある 芭蕉園

 「伝灯塚」って、なんだろう。

急坂もなんのその、と 言いたいが 

ゾウさんが 登っていくから

 「なんでも 見ておこう」の 旅だから

仕方なし、に、 石の階段 それもかなり 急な坂を登る。

 

上には 寺がありそう ……。

 句が刻まれていた。

降りるのが 面倒だが 

降りねばならぬ。 

xxxxxxxxxx さてさて。

 

店を見つけた。 おにぎり や パンを 買う。

ここの「妻入りの街並み」の パンフレットを もらう。

お蔭で 一番の目的 芭蕉園は すぐにみつかった。

xxxx 良寛さん生家「橘屋」のあとに 名主になった

町年寄 敦賀屋跡である。大木戸があったところ。 xxxxx

   「銀河の序」の碑

芭蕉像

遠景 

「銀河の序」 

ゑちごの驛 出雲崎といふ處より佐渡がしまは

海上十八里とかや 谷嶺のけんそくまなく 

東西三十余里によこをれふして

また初秋の薄霧立もあへす なみの音さすかにたかゝらす

たゝ手のとゝく計になむ 見わたさるけにや

此しまは こかねあまたわき出て 世にめてたき嶋になむ侍るを

むかし今に到りて 大罪朝敵の人々 遠流の境にして

物うきしまの名に立侍れは いと 冷しき心地せらるゝに

宵の月入かゝる此うみのおもてほのくらく

やまのかたち雲透にみへて波のおといとゝかなしく聞こえ侍るに
                                                                    荒海や佐渡に よこたふ 天河   芭蕉

xxxxxxxxxx 冷(すさま)しき と よむ という。

冷たい を すさましい と 読むとは。

すさましき心地 とは 言いえて妙。

  流罪になったことはないが…

  あ、 下北へ転勤になるとき 「島ながし」と 言われた、ナ。

鬼界島の 俊寛、 お芝居の 一場面 を 思い出した。

平安時代、 俊寛僧都(しゅんかん そうず)は

八丈島へ 遠流されたのだった。

あの芝居の   形相こそ、 すさましい であろう。

xxxxxxxxxxxx

この石碑の 左側、四阿で 

さっきの 店で 買ってきた おにぎりなどを 食べる。

暑すぎるから 四阿の屋根が ありがたい。

出雲崎、まあまあ、良く来たなぁ。

私達の 「おくのほそ道」 は

何箇所か 徒歩での 山越えを している、 が

その他  車や 列車や バスを つかって、

忠実ではない、 気まぐれも 気まぐれ、

ツアー2回を 入れるという 複雑さで、ほそ道を なぞっている。 

らくちん の 旅の はず だが 

20年以上 かかっている。 まだ おわっていない。

では

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